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(2828) 新着情報 2024年4月

ナンコ遊びで真剣勝負! 青年団講師に団体戦と個人戦 宇検村の小中学生(2024/04/28)

 

宇検村教育委員会主催の「やけうちっ子ナンコ大会」が27日、同村の元気の出る館であった。村内の小中学生26人が参加し、昔ながらのナンコ遊びで真剣勝負を繰り広げた。

奄美の新名物が勢ぞろい ビッグツーで5月末まで 島一番コン商品、販売始まる(2024/04/28)

 

龍郷町の大型商業施設・ビッグツー奄美店は27日、「島一番コンテスト」で最優秀・優秀賞に輝いた商品を集めた特設コーナーを店内に開設した。島の事業者が独自に開発したユニークでアイデアあふれる特産品を期間限定で販売するもので、こだわりの新名物が並ぶ。5月末まで。

 

大型連休へ準備着々 観光関係者「天候が心配…」 奄美大島(2024/04/27)

 

2024年のゴールデンウイーク(GW)が27日にスタートする。新型コロナウイルス感染症の5類移行後、初めて迎える春の大型連休。島内外からの受け入れ準備を進めている奄美大島内の観光関係者からは「予約状況の感触は悪くない」「天気が持ってくれるのを祈りたい」と多くの来場を期待する声が聞かれた。

自衛隊急患搬送、要請簡便に 離島医療体制充実へ要望 県市町村連携会議(2024/04/27)

 

県が主催して2024年度の施策について県内市町村の関係者と意見を交わす県市町村連携会議が26日、鹿児島市の県庁であった。各自治体の首長や議会議長ら計約150人が参加。奄美関係では、急患発生時の自衛隊ヘリ出動要請の簡便化とドクターヘリ・防災ヘリの夜間運航に関する要望があり、県側は「引き続き関係機関と連携し、離島の医療体制充実・強化に努める」と答えた。

松藤啓介大島支庁長インタビュー 観光・農業で「稼ぐ力向上」 エビデンスに基づく政策を(2024/04/26)

 

2022年度の産業政策総括監を務め、23年度の土木部次長を経て大島支庁長へ就任。奄美群島への配属は初めてだが、離島は種子島で経験し、20年度には総務部市町村課長を務めるなど、12市町村の首長らの相好も心得ている。奄美群島の主要産業でもある観光、農業を中心に「稼ぐ力の向上に取り組みたい」と語る松藤啓介大島支庁長に、今後の展望や意気込みを聞いた。

6歳のアオウミガメ放流 海洋展示館 奄美小児童も声援 「がんばれ~」(2024/04/26)

 

奄美市名瀬の奄美海洋展示館(竹岡紀崇館長)で25日、6年前に保護され飼育されていたアオウミガメが海に放流された。遠足で立ち寄った奄美小学校2年生の児童59人や教師、保護者らが見守る中、ゆっくり砂浜を歩き始め、子どもたちの「がんばれ~」という大きな声援に送られ古里の大きな海へ帰っていった。

交流会で親交深める 近畿笠利会墓参ツアー 奄美市笠利町(2024/04/25)

 

奄美市の旧笠利町地区出身者でつくる近畿笠利会(佐藤勝嘉会長)の会員一行と地元の行政関係者、住民との交流会が21日夜、同町用安の集宴会施設であった。交流会は同会恒例の墓参ツアーに合わせて開催。杯を酌み交わしながら親交を深めた。

歓喜にわく「喜寿の集い」 島内外から144人、再会祝う 喜界島「ねどし会」(2024/04/25)

 

喜界町出身の1948~49(昭和23~24)年、生まれの同窓生らでつくる「ねどし会」は23日、喜界町自然休養村管理センターで「歓喜 ねどし会喜寿の集い」を開催した。島内外から144人が出席。再会を祝いながら、旧交を温めた。

「与論十五夜踊り」奉納 島中安穏願う(2024/04/24)

 

旧暦3月15日にあたる23日、与論町地主神社で国の重要無形民俗文化財「与論十五夜踊り」が奉納された。地元住民や観光客が見守る中、全9演目を披露した。 五穀豊穣(ほうじょう)や島中安穏、無病息災を祈る豊年祭として、1561年に創始されたと言われている。年3回(旧暦の3、8、10月の15日)奉納され、琉球風の踊りを奉納する二番組と大和風踊りの一番組が交互に演目を披露するのが特徴。

南西糖業ようやく製糖終了 搬入量16万8298㌧ 買い入れ糖度は過去最高 徳之島(2024/04/24)

 

徳之島の南西糖業㈱(神﨑俊代表取締役)は22日までに2023/24年期産サトウキビ原料の受け入れを終了した。同社の大型2工場のうち徳和瀬工場(徳之島町)の機器故障で異例の約2か月間操業休止があり、前期より23日間遅れた。その一方で搬入量は16万3298㌧(前期実績比5833㌧減)、平均買い入れ糖度については15・25度と過去最高を更新した。

バレイショ出荷終盤 雨天続きで収穫苦労 沖永良部島(2024/04/23)

 

沖永良部島産バレイショ「春のささやき」の出荷が終盤を迎えている。今期は収穫時期に雨天が続き、生産者は収穫に苦労。好天となった先週末は急ピッチで作業を進める姿が見られた。

えらぶゆりの島グラウンドゴルフ大会 島内外から320人参加(2024/04/23)

 

第8回えらぶゆりの島グラウンドゴルフ大会が21日、和泊町笠石海浜公園であった。島内外から集まった64チーム320人の選手らは、潮風と満開となったテッポウユリの香りを受けながら試合を楽しんだ。

薩摩藩支配の原点忘れない 津代古戦場跡で慰霊祭 奄美市笠利町(2024/04/22)

 

薩摩藩が奄美・琉球侵攻(1609年)のため、奄美大島に差し向けた兵と島民の戦闘があったと伝わる奄美市笠利町手花部の津代(つしろ)古戦場跡で21日、戦没者を追悼する「水花香1609慰霊祭」があった。有志で組織する「三七(みな)の会」が主催し島内外から約20人が参列。薩摩藩支配が始まった415年前の出来事に思いをはせた。

シマの伝統料理教室 講師は3人の〝おばぁ〟 ボランティアグループ 笠利さばくり隊(2024/04/22)

 

奄美市笠利国保診療所と訪問看護ステーションふれ愛の郷の職員ら有志で構成するボランティアグループ「笠利さばくり隊」は20日、第7回さばくり隊活動をした。今回の活動のメーンは「おばぁのお料理教室」。地元の高齢者3人が、自慢の郷土料理3品を指導した。毎回実施している「買い物弱者のための買い物支援」や家具の片づけも行われ、50人分ずつ作られた料理が作業を終えた隊員らに振る舞われた。

若い感性に高評価 ふるさと納税返礼品も検討 徳之島高生の新商品開発(2024/04/21)

 

県立徳之島高校の生徒たちが徳之島内外の企業と連携し、地場産農産物を活用して企画、開発した菓子などの一般販売が20日、徳之島町総合食品加工センター「美農里館」で始まった。若い感性が光る新商品に、「お土産にちょうどいい」と来店客の評価も高い。町役場の担当者は「町のSNS(インターネット交流サイト)でも評判が良い。ふるさと納税の返礼品に採用できないか検討したい」と期待する。

笠石海浜公園のユリ見頃 家族連れらでにぎわう 和泊町(2024/04/21)

 

和泊町笠石海浜公園のテッポウユリが見頃を迎えた。20日は多くの家族連れらでにぎわい、ユリを背景に記念撮影をしたり、ベンチで食事を楽しんだりする姿が見られた。 昨年10月、町のボランティア団体「えらぶユリサポーター」のメンバーが、公園内のユリ園に1万6千球の球根を植え付けた。今年は例年より1週間ほど早く満開となった。

景勝地「喜念浜」美化奉仕も 徳之島高1年生ら 「1日遠行」約16㌔踏破(2024/04/20)

 

県立徳之島高校(徳之島町亀津、上田勇一校長)の1年生94人の「1日遠行」が19日、学校発着の伊仙町喜念(きねん)浜海岸往復の県道コース約16㌔であった。「奄美十景」の一つで奄美群島国立公園の同海岸では、人海戦術で漂着ごみ類を拾い集めるなど清掃活動も実施。ふるさとの環境保全と美化に一役買った。

〝舟こぎ〟本番へ、練習佳境 大和村・丸潮漕友会 「いさドラゴンカップ」出場へ(2024/04/20)

 

28日に伊佐市で開かれる「いさドラゴンカップ2024」の本番に向け、練習が佳境を迎えている。大和村の舟こぎチーム・丸潮漕友会(まるしおそうゆうかい)(上村太一会長)のメンバーらが名音漁港に集い、一漕一漕に集中し熱心に調整。漁港内に大きな掛け声を響かせ、闘いへの魂を奮い立たせていた。

コロナ閉館乗り越え70万人 ドイツからの家族に記念品 海洋展示館(2024/04/19)

 

奄美市名瀬の奄美海洋展示館で18日、来場者数70万人を突破した。記念すべき70万人目となったのは、ドイツのシュトゥットガルト市から初来島した、フォルトゥナート・ニキさん(36・音楽家)と小川名愛さん(33・日本語学校教員)、長男のノアちゃん(5か月)の家族。同館から記念品として、アマミホシゾラフグのトートバックやアオウミガメのぬいぐるみなど、6点の記念品が贈られた。

「テーリャドゥリ」復活 笠利の平集落の鶏「テーリャドゥリ」沖縄で増やし贈呈(2024/04/19)

 

かつては庭先を走り回り、生活を共にしていた鶏の姿を目にすることは少なくなった。沖縄の「アグー豚」を有名にした農業生産法人(有)今帰仁アグーの髙田勝さん(63)と、かつて鶏飯に使われていたという「シマドリ」を飼育していた奄美市笠利町平の大山農場の大山幸良さん(95)が出会って、昔ながらのシマドリを復活させ奄美の目玉にしようとする取り組みが2021年にスタート。18日、よみがえった鶏の贈呈式が同農場であった。

島で撮影15年 集大成並ぶ ニッコール奄美支部 100点、愛好家写真展始まる(2024/04/18)

 

ニコン製カメラを愛用する写真愛好家でつくるニッコールクラブ奄美群島支部(森美佐子会長)の「15周年記念写真展」が17日、奄美市名瀬のアマホームPLAZAで始まった。カメラを手に奄美の島々を巡り、景色や暮らし、心象の一瞬を切り撮った会員18人の秀作約100点が並ぶ。22日まで。

徳之島町・第61回富山丸戦没者慰霊祭 富山丸3724人の悲劇から80年 鎮魂と平和祈る  初のひ孫世代も(2024/04/18)

太平洋戦争終盤の1944(昭和19)年6月、沖縄増援のため航行中の徳之島町亀徳沖で撃沈され、将兵・乗組員3724人が犠牲となった輸送船富山丸の悲劇から80年―ー。その第61回「富山丸戦没者慰霊祭」が17日、初のひ孫世代3人を含む全国の遺族関係者72人を迎えて同町亀徳「なごみの岬」公園であった。青い海に眠る父や祖父に涙で近況も報告し、鎮魂と恒久平和を祈った。

峰岡さん(徳之島高2年)総合準優勝 奄美勢5人が入賞 民謡民舞九州地区大会(2024/04/17)

 

公益財団法人日本民謡協会などが主催する2024年度「民謡民舞九州地区大会」が13、14の両日、熊本県の人吉スポーツパレスであった。徳之島高校2年の峰岡歩嬉(ほこら)さん(奄美芸能徳之島会)=天城町=が梅宴部門(成青年部)で優勝し、各部門優勝者で競う内閣総理大臣賞争奪戦では準優勝に輝いた。このほか、奄美民謡を歌った4人が入賞した。

「ダーナ」店頭に登場 量少なく値段高め(2024/04/17)

 

ホテイチクのタケノコが店頭で販売される季節になった。ホテイチクのタケノコは奄美では「ダーナ」と呼ばれ、多くの家庭の食卓に並ぶ。本土産のモウソウチク(孟宗竹)のタケノコより細くて柔らかい。あくがなく、スライスしてみそ汁や煮物、炊き込みご飯の具材にしたり、焼いて食べる人もいるらしい。

マリンダイビングフェア 奄美大島が「ベスト国内エリア部門」第1位に(2024/04/16)

 

豊島区池袋で「マリンダイビングフェア2024(主催=同実行委員会、共催・運営=㈱マリンクリエイティブ)」がこのほど開催され、奄美大島が「ベスト国内部門(沖縄以外)」で第1位に輝いた。奄美からは出展者として多くのスタッフが上京。来場者に群島の魅力をアピールしていた。

収穫時期迎えている「葉タバコ」 大雨と強風で倒伏被害 知名町(2024/04/16)

 

14日夜から15日朝にかけて降り続いた大雨と強風の影響により、収穫時期を迎えている葉タバコが根元から倒れる被害が出ている。15日、生産農家らは倒れた葉タバコを元に戻す作業に汗を流していた。

集落で新入学祝う 龍郷町瀬留 1年生5人、5年ぶり開催 「子どもは社会の宝」(2024/04/15)

 

龍郷町瀬留集落(恵島廣光区長)の公民館で13日、有志主催の2024年度「合同入学祝い」があった。8日、龍瀬小学校(今村宗一郎校長)に入学したばかりの〝ピカピカの1年生〟5人と保護者たちが住民約70人から祝福を受けた。「子どもは社会の宝。地域で育てる」という大人たちの思いの詰まった宴(うたげ)となった。

地域で田植えだ!泥んこだ! 小湊集落 児童や学生、住民ら60人 もち米の苗植えでにぎわう(2024/04/15)

 

小湊子ども会の田植えが14日、奄美市名瀬の同集落の水田であった。子どもや学生、地域住民らが水が張られた田んぼに裸足で飛び込み、泥だらけになりながら昔ながらの手作業でもち米の苗を植えた。

 

喜界町生和糖業 最高品質の16・22度 搬入量は微減の7万5千㌧(2024/04/13)

 

喜界町の生和糖業(田中睦生代表取締役社長)は12日、2023/24年期のサトウキビ搬入を終えた。搬入量は前期実績比339㌧減の7万5638㌧。搬入量は前期よりわずかに減ったものの、平均甘しゃ糖度は前期を0・53度と大幅に上回る16・22度と、過去最高品質で搬入を終えた。

医療提供ジェット自主運航 ホンダジェット活用 全国初、移動効率化 徳洲会グループ(2024/04/13)

 

医療法人徳洲会・徳洲会グループ(東上震一理事長)は今年2月、大阪府の八尾空港を拠点に小型ジェット機「HondaJet(ホンダジェット)」の自主運航を開始した。世界が注目する同機を日本で初めて医療提供用に活用し、離島の多い鹿児島県内をはじめ北海道から沖縄県に至る同医療グループへの専門医ら医療チーム移動の効率化を図っている。

観光振興の起爆剤に 奄美温泉、19日オープンへ 大和村(2024/04/12)

 

大和村大棚で整備が進む天然温泉を目玉とした観光施設「奄美温泉大和ハナハナビーチリゾート」の竣工(しゅんこう)披露会が11日、現地であった。島内の自治体関係者や来賓ら100人以上が出席。奄美の自然に溶け込み、その魅力を体感できる新しい観光施設の始動に期待を寄せた。

「サンガツサンチ」初節句祝う 奄美各地で海開き(2024/04/12)

 

旧暦3月3日の「サンガツサンチ」に当たる11日、奄美群島各地で海開きがあった。海水浴シーズンに向けて海の安全を祈願し、初節句を迎えた赤ちゃんの足を海水に浸して健やかな成長を願った。

 

第37回トライアスロンIN徳之島 6月23日号砲 安全第一の鉄人レースへ(2024/04/11)

 

第37回「2024トライアスロンIN徳之島大会」実行委員会総会(実行委員会全体会)が10日、天城町役場であった。「全力で走り抜ける感動」をテーマに6月23日、世界自然遺産の島・徳之島を舞台に繰り広げる鉄人レース。総合の部441人、リレー同56組・159人の計600人がエントリー。「安全第一」の運営を確認し、全議案を承認した。

公共交通維持へ計画づくり 官民一体の協議会発足 奄美大島5市町村(2024/04/11)

 

人口減少や乗務員不足など厳しさを増す島内の公共交通維持に向け、奄美大島5市町村の官民が一体となり、持続可能な地域公共交通の実現を目指す「奄美大島地域公共交通活性化協議会」の初会合が10日、奄美市名瀬のアマホームPLAZAであった。同協議会の基本方針を共有し、地域にとって望ましい移動手段の在り方を検討し2024年度末に「奄美大島地域公共交通計画」を策定することを確認。24年度予算に各市町村の負担金計1920万円を計上し、利用実態調査や計画案策定作業などの事業委託料とすることで合意した。委託先は今後公募する。

北海道から与論まで「希望」胸に 「文武両道」「春高バレー」「甲子園」 大島高入学(2024/04/10)

 

今年度で123周年を迎えた、県下で5番目の歴史を持つ奄美市名瀬の県立大島高校。2024年度の入学者は225人を数え、うち県外(東京、北海道在住)から計2人が、与論町からは数年ぶりに1人の新入生がそれぞれ入学。同校伝統の「文武両道」の精神が島内外出身の新たな生徒たちにより、今年も継承される。

 

保護増殖10カ年計画策定 クロウサギなど奄美3希少種 環境省(2024/04/10)

 

環境省は、2024年度を初年度とする奄美希少種3種(アマミノクロウサギ、アマミヤマシギ、オオトラツグミ)の保護増殖事業10カ年実施計画を策定し9日、公表した。3種が「自然状態で安定的に存続できる状態とする」ことが目標。前実施計画(14~23年度)の進展状況の評価結果なども踏まえ、ノネコ対策など残る課題への対応や目標達成の評価基準などを盛り込んだ。いずれも近年、生息数の増加や分布域の拡大などが確認されており、10年を待たずに事業を終了することも見据える。

晴れやかに入学式 新型コロナ5類移行後初 奄美群島の小中学校(2024/04/09)

 

奄美群島内のほとんどの小、中学校で8日、入学式があった。県大島教育事務所によると、2024年度の入学者は小学校928人、中学校968人(1日現在)。新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが2類から5類に引き下げられて以降初の入学式。真新しい制服に身を包んだ新1年生たちは、緊張しながらも晴れやかな表情で式に臨んだ。

カフェ兼雑貨店「おきえらぶ百貨店」で漫画家がライブペイント 光輝く店に(2024/04/09)

 

漫画家の葛屋(くずや)カツキさんが4月7日、沖永良部島のカフェ兼雑貨店「おきえらぶ百貨店」(和泊町古里)でライブペイントを開催し、制作風景を見に約80人が来店した。葛屋さんは10時から8時間半をかけて、カウンター上部の壁に光の中でクジラの絵を描いた。「光を集める」と名付けた作品を前に、「百貨店が光り輝いてほしいという思いを込めた」と葛屋さんは話す。

第57回戦艦大和慰霊祭 「平和のシンボル」修復 変わらぬ鎮魂・恒久平和祈る(2024/04/08)

 

第57回「戦艦大和を旗艦とする特攻艦隊戦没将士慰霊祭」(同実行委員会主催)は7日、伊仙町のクラウドファンディングなど募金で約14年ぶりの第2次修復工事が行われた犬田布岬の戦没者慰霊塔前であった。太平洋戦争末期に沖縄戦線への海上特攻の途上に犠牲となった戦没将士3737柱の冥福と恒久平和を祈った。

大江修造さん(元東京奄美会会長)が審査委員長 理工系学生へエール(2024/04/08)

 

蒸留技術の第一人者で、元東京奄美会会長の大江修造さん(85)がこのほど、千代田区で行われた審査委員長を務める理工系学生対象の贈賞式に出席した。大江さんは、式で総評を述べるとともに未来を担う若者へエールを送っていた。

自慢の庭を公開 龍郷町でオープンガーデン きょうまで(2024/04/07)

 

オーナーが心を込めて作り上げた自宅庭園を公開する「たつごうてくてくオープンガーデン」が6日、龍郷町内の12カ所で始まった。町内外から多くのガーデニング愛好家らが訪れ、町内散策を楽しみながら個性豊かな庭を巡った。7日まで。

80人が予選通過 6月15日に本選 奄美民謡大賞(2024/04/07)

 

6月15日に奄美市名瀬の奄美川商ホール(奄美文化センター)で開かれる第43回奄美民謡大賞(南海日日新聞社、奄美市教育委員会共催)の本選出場者80人が4日までに決まった。

生産量8万6582トン 南栄糖業が圧搾終了 沖永良部島(2024/04/06)

 

沖永良部島の南栄糖業(武吉治社長)は4日、2023~24年期の原料サトウキビ搬入、圧搾を終えた。生産量は前期を8717トン上回る8万6582トン。平均糖度は16・44度(前期14・81度)と上昇した。

24年シーズンザトウクジラ 母子群過去最多300群出現 全体の32・2%占める 44日間滞留も(2024/04/06)

 

奄美クジラ・イルカ協会(興克樹会長)は5日、2024年シーズン(1~3月)の奄美大島周辺海域でのザトウクジラ出現状況(23年11~12月含む)とホエールウォッチングの参加者数をまとめ公表した。

奄美大島いきものがたり(2024/04/05)

 

新緑の森が広がる頃、奄美大島に生息する留鳥の多くが繁殖期を迎える。ルリカケス、オオトラツグミ、アカヒゲなど、多くの人が知っている鳥たちがそうである。

台湾の友好都市支援へ 花蓮沖地震で龍郷町 義援金箱設置、見舞い電報も(2024/04/05)

 

3日発生した台湾東部・花蓮沖を震源とするマグニチュード7・2の地震発生を受け、花蓮県の北に隣接する宜蘭(イーラン)県宜蘭市と友好都市の関係にある龍郷町は、支援の動きを急ピッチで進めている。4日午後、東京出張から帰庁した竹田泰典町長は関係部署を招集し対応を協議。福岡にある台湾の外交代表機構に見舞いの電報を打ち、役場とりゅうがく館の2か所に義援金箱を設置した。今後は、同市の被害情報の収集に努め支援を図っていく。

オートキャンプ場「西古見GATE」 工事完了、7月運用開始へ 瀬戸内町(2024/04/04)

 

瀬戸内町が西古見小中学校跡地に整備を進める、オートキャンプ場の工事が3月で完了した。施設名は「西古見GATE」。今後、運用に必要な各種認可を取得し、7月の運用開始を予定している。過疎化が進み、交流人口の少ない西方地区の活性化や、災害時の避難所として期待される。

真夏日まであと少し 名瀬で29・7度 群島各地で今年最高更新(2024/04/04)

 

奄美地方は3日、南から暖かく湿った空気が流れ込んだ影響などにより、各地で気温が上昇した。奄美市名瀬では午後3時54分に今年最高の29・7度を記録。天城町でも4月の観測史上最高となる28・6度に達するなど、群島全域で今年の最高気温を更新した。4日からの雨予報を前に、行楽地は多くの人たちでにぎわった。

資料集第2弾が完成 明治以前の貴重な記録掲載 伊仙町(2024/04/03)

 

伊仙町誌編纂(へんさん)室が2022~23年度にかけて制作した令和版伊仙町誌資料集②「徳之島上国日記集」がこのほど完成し、2日、松岡由紀編纂室長が町役場を訪れて大久保明町長と伊田正則教育長へ完成を報告した。大久保町長は「明治以前の徳之島についての史料であり、町民にとってかけがえのない財産になる」と喜んだ。

沖永良部島でまち歩き研修会 全42集落でエコツアー実現目指し語り合う(2024/04/03)

 

「まち歩きの期待される効果」がテーマの研修会が3月30日、沖永良部島のエラブココ(知名町屋者)で行われた。歩健学研究室代表の西村千尋さんが講師を務め、まち歩きを取り入れた地域振興の事例などを紹介。11人が参加し、同島での今後の取り組みを話し合った。

ハブの捕獲、退治を実践 要請に備え署員29人参加 奄美署 生態や習性学ぶ(2024/04/02)

 

奄美署(田中聡署長)は1日、新たに転入した署員29人を対象に奄美市名瀬の奄美観光ハブセンターで、恒例のハブ対策研修会を実施した。ハブの生態、習性を学び、実物を用いた捕獲、退治を実践した。

 

県大島支庁 地域振興推進事業を公表 観光振興や連携強化など23施策(2024/04/02)

 

県大島支庁は3月29日、2024年度「地域振興推進事業」について23件の事業を決定し、公表した。ソフト事業16件、ハード事業7件で、総事業費は1億円。うち新規は12件で、観光事業者の連携拡大やインバウンド(訪日外国人客)への情報発信、世界自然遺産登録地が交流する屋久島との共創事業など地域の観光振興や関係者の連携強化につながる施策を群島各地で進めていく。

ピーチ関西線、再び運休 4~5月 宿泊予約「昨年より弱い」 「継続運航こそ安定利用」(2024/04/01)

 

LCC(格安航空会社)のピーチ・アビエーションは、奄美空港発着の2路線のうち関西線を3月30日から、再び期間運休している。3か月間に及び、観光関係者からは「継続的に運航してこそ安定利用につながる。4~5月の宿泊客の予約は昨年に比べて弱く、書き入れ時のGW(大型連休)に関西からのLCC便が利用できないのは大きな痛手」と厳しい声が上がる。

戦艦大和慰霊塔第2次修復工事が完了 伊仙町 立入禁止を解除 7日に第57回慰霊祭へ(2024/04/01)

 

世界平和のシンボルを次世代に――。伊仙町は、建立から55年(初修復後14年)を経て老朽化が著しい同町犬田布岬の「戦艦大和を旗艦とする第二艦隊戦没将士慰霊塔(戦艦大和慰霊塔)」の第2次修復工事を完了。周辺への立入禁止措置も約3年ぶり解除した。7日には連続57回目の慰霊祭(同実行委員会主催)が営まれる。