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(2825)新着情報 2024年01月

群島内4高校で揮毫大会 大島地区総文祭に合わせ 奄美市(2024/01/31)

 

奄美群島内高校の書道部らの揮毫(きごう)大会(県高校文化連盟大島支部主催)が30日、奄美市名瀬の奄美川商ホールであった。大島、奄美、古仁屋、沖永良部の4校から生徒30人が参加し、書の美しさを競った。

大島海峡でワイン熟成 清水沖でセラー設置作業 味まろやか「新たな特産品に」(2024/01/31)

 

ボトルワインを海底に沈めて熟成させる「ワインセラー」の設置作業が30日、瀬戸内町の清水沖であった。地域と協力し東京の企業が商品化を目指す事業で、大島海峡の穏やかな波の中でワインを熟成する。期間は半年間。奄美大島の海が育む海底熟成ワインは「海のテロワール」として7月に提供していく。

花や眺望楽しみながら 恒例「さくらウォーキング」 和泊町・越山公園(2024/01/30)

 

和泊町恒例の「さくらウォーキング」(町保健福祉課主催)が28日、越山公園を発着点にあった。未就学児から高齢者まで約80人が参加。冷たい北風が吹く中だったが、気の合う仲間らと咲き始めのヒカンザクラを眺めながら運動を楽しんでいた。

県地区対抗女子駅伝 大島チームが凱旋報告 C級優勝「みんなが頑張った」(2024/01/30)

 

28日に霧島市で行われた第37回県地区対抗女子駅伝競走大会で7位に入り、Cクラス優勝、Bクラス復帰、躍進賞1位の目標を達成した大島チームが29日、凱旋(がいせん)した。奄美市名瀬の奄美市役所などを訪れて喜びを報告。チームを引っ張った上原千怜主将(29)は「走りに休みはない。みんなが頑張ってきた。支えてくれた人、島への感謝を忘れず、来年もみんなが応援してくれるようなチームを目指していきたい」と感謝を伝えた。

奄美での「仕事と起業」に前向き 東京で相談会、25人参加 奄美大島雇用創造協(2024/01/29)

 

奄美大島での仕事と移住をテーマとした「UIJターン向け就職・起業相談会in東京」(奄美大島雇用創造協議会主催)が27日、東京都新宿区であった。関東各地から25人が訪れ、奄美で事業を展開している事業所や行政機関の担当者と面談。奄美での仕事や暮らしについて情報を収集し、熱心に相談した。 

第1回「島口ことわざかるた大会」 島口を保存伝承しよう 徳之島町立図書館が主催(2024/01/29)

 

「物(むん)ぬ 知り果てや 無(ね)ん」(物事には「もう全て知り尽くした」ということはない)――。徳之島町立図書館(里光和恵館長)が主催する第1回「島口ことわざかるた大会」が28日、同町生涯学習センターであった。小学生から70歳代まで約30人が参加。オリジナルの「徳之島島口ことわざかるた」で和気あいあいと交流した。

幻想的な夜桜楽しんで 並木のライトアップ始まる 龍郷町秋名(2024/01/28)

 

龍郷町秋名地区の県道沿いに植えられているヒカンザクラ並木のライトアップが27日から始まった。2月4日まで、幻想的な夜桜を楽しめる。点灯時間は午後6時半~同8時半。

「赤土新ばれいしょ春一番」出発式 徳之島地域 JA共販計画8308㌧(2024/01/28)

 

2024年産徳之島地域赤土新ばれいしょ「春一番」出発式(「春一番」連絡協議会及びJAあまみ徳之島・天城両事業本部主催)が27日、徳之島町文化会館ホールであった。今期のJA共販計画は461㌶、8308㌧を掲げ、産地化推進に向けて「出荷量1万㌧、販売額20億円突破。ブランド産地の誇りを持ち、消費者に信頼される産地に」と決意し合った。

与論島に美容室「Kanau」 地元出身女性がUターン開業、癒やしの時間に(2024/01/27)

 

 店主の本山晶代さんは美容専門学校を卒業し、岐阜県の美容室で9年半勤務。島で新しく美容室を開きたいという夢とともに2020年に帰島し、3年の準備期間を経て開業に至った。

黒砂糖に「がんリスク低減効果」? 約14年奄美の5千人追跡 アジア太平洋学術誌で発表(2024/01/27)

 

「黒砂糖(黒糖)を最も多く摂取する人は全てのがんリスクが約40%以下に」――。黒砂糖は奄美群島の「長寿食材」の一つだが、アジア太平洋地域に関する学術誌に、同摂取と死亡リスクに関する日本多機関共同研究の成果が登場。今月18日の徳之島町健康づくり講演会では、群島の健康課題や食の強みを19年間研究した同研究者も報告。国文化審議会の「薩南諸島の黒糖製造技術」登録無形民俗文化財指定(答申)とも相まって黒砂糖への関心が高まりそうだ。

 

地域振興への貢献者表彰 災害復旧支援で感謝状も あまみ地域づくり褒賞 県大島支庁(2024/01/26)

 

各分野で地域振興に貢献した個人や団体をたたえる県大島支庁の2023年度「あまみ地域づくり褒賞」表彰状授与式が25日、奄美市名瀬の同支庁であった。今年度は文化継承や地域交流、奉仕活動、福祉推進などに取り組む個人2人と4団体を表彰。このほか、昨年6月の記録的な大雨で被災地域の交通・安全確保を支援したとして、建設業界2団体に感謝状を贈った。

先人の技術学ぶ 伝統の黒糖づくり 大城小(2024/01/26)

 

和泊町立大城小学校(野口浩二校長、児童39人)恒例の黒糖づくりが25日、同校であった。サトウキビから搾り取ったキビ汁を釜で煮詰め、黒糖を仕上げるまでの作業を行い、先人が築いた黒糖製造の技術や苦労、つくる喜びを学んでいた。

東京奄美会 片岡愛之助さん主演・西遊記を観劇 食事会でも交流、気さくな人柄に触れる(2024/01/25)

 

東京奄美会はこのほど、徳之島観光大使の片岡愛之助さんが主演する、明治座(中央区日本橋浜町2の31の1)の舞台「西遊記」の観劇会を開催した。会には30人が参加、食事会では愛之助さんの気さくな人柄にも触れ、記念写真に納まるなど堪能していた。

大島地区1月子牛競り 前回上回り活気ある取引 今後の相場、軟調に推移予想(2024/01/25)

 

JA県経済連肉用牛課奄美市駐在は24日、初競りとなった2024年1月の大島地区子牛競り市結果をまとめ公表した。子牛市況の総平均は45万7938円で、前回(23年11月)比4万5075円上回り、与論から最終日の喜界市場まで活気ある取引がなされた。ただ今後の子牛相場見込みは軟調に推移することが予想されており、国の支援の活用や粗飼料の自給率向上などの取り組みが引き続き求められそう。

知名町で「科学の祭典」 楽しく実験、面白さ触れる(2024/01/24)

 

「青少年のための科学の祭典」が21日、知名町あしびの郷ちなであった。多くの児童生徒が訪れ、実験や工作を通して理科の面白さに触れた。 科学に興味を持ってもらおうと開催。島内の小中学校や教育団体、消防などが協力し、九つの実験ブースを準備した。

サシバが伝える豊かな自然 与名さん写真展「多様性を知って」 アマホームPLAZA28日まで(2024/01/24)

 

宇検村生勝出身の野鳥写真家、与名正三さん(72)の写真展「風とひかりの中で~奄美で暮らすサシバの魅力~」が22日、奄美市名瀬のアマホームPLAZA(市民交流センター)で始まった。サシバが飛翔する姿や、縄張り争いなど生態を捉えたほか、奄美大島各地の情景も伝わる作品38点が出展されている。28日まで。

紬着用22.2%、2年連続増 主産地の大島北部で高く 2024年成人を祝う式典 奄美群島(2024/01/23)

 

奄美群島12市町村(13地区)で行われた2024年の成人を祝う式典について、本場奄美大島紬協同組合(黒田康則理事長)は22日までに、出席者の大島紬着用率をまとめた。群島全体は22.2%で前年を0.3ポイント上回り、22年(19.0%)から2年連続で増加した。奄美市笠利地区が81.6%で最も高く、次いで龍郷町が72.3%。例年通り主産地の奄美大島北部で紬着用率が高い結果となった。

知名町住吉子ども育成会 バスで島を巡ろう! 集落散策して島の歴史学ぶ(2024/01/23)

 

知名町住吉子ども育成会主催の「しまたびバスツアー」が20日、和泊町手々知名集落であった。育成会の親子ら18人が集落を散策し、手々知名字(あざ)に残る史跡や西郷隆盛ゆかりの地を巡った。

連携確認し、課題共有 図上・実動で国民保護訓練 県対策本部(2024/01/22)

 

他国からの武力攻撃が予測される事態を想定した鹿児島、熊本両県共同の国民保護訓練が21日あり、鹿児島県が対策本部を置いた鹿児島市の県庁では、18日に続き関係者が参加して図上訓練が行われた。屋久島と口永良部島からの高齢者ら要配慮者の島外避難や、県本土での受け入れ状況などについて情報収集。避難・救援計画に基づき連携を確認し、課題を共有した。

自衛官として精進決意新た 奄美駐屯地で「二十歳の式典」 奄美大島(2024/01/22)

 

奄美市名瀬の陸上自衛隊奄美駐屯地で21日、20歳の節目を祝う「二十歳の式典」があった。同駐屯地、瀬戸内分屯地に所属し、今年度中に20歳を迎える隊員は、家族や来賓、先輩隊員に見守られながら、自衛官として精進する決意を新たにした。

「皆さんの力が必要」 方言継承テーマに田中さん講演 和泊町長寿クラブ連合会(2024/01/21)

 

和泊町長寿クラブ連合会(本部忠孝会長)の全体交流会が19日、同町のえらぶ長浜館であった。シマムニ(沖永良部島の方言)継承に取り組む「島ムニむんちゃの島ムニ保存会」の田中美保子さん(和泊町)が講演。シマムニ話者が多い同連合会員を前に、「継承には皆さんの力が必要。シマムニのシャワーを子どもたちにかけてあげて」と呼び掛けた。

30年ぶりに結婚披露宴 宇検村総合体育館 村職員の児玉さん夫妻(2024/01/21)

 

宇検村湯湾の村総合体育館で20日、約30年ぶりとなる結婚披露宴が開かれた。式を挙げた村職員の児玉啓介さん(29)、会社員の大郷(おおごう)葵さん(28)=ともに同村湯湾在住=の門出を祝おうと島内外から約200人が参加。指輪を交換後、ウェディングツリー(結婚証明書)へのサインと同時に、永遠の愛を列席者たちに誓った。

徳和瀬工場再開は2月中旬 製糖終了4月末か 糖度は過去最高で推移 徳之島 南西糖業(2024/01/20)

 

徳之島さとうきび生産対策本部の運営企画委員会が19日、天城町農業センター(同町瀬滝)であった。南西糖業㈱側は、同社徳和瀬工場(徳之島町)が機器故障で先月22日夕から操業停止し、伊仙工場のみ操業で収穫・搬入とも遅延を生じていることなどを陳謝。現在2月中旬の仮操業を目指しており、その場合の今期製糖終了は当初計画から1か月余遅れの「4月末」との見通しを示した。

製糖技術、文化財に登録へ 県内初の「登録無形民俗」 文化審議会答申(2024/01/20)

 

国の文化審議会(佐藤信会長)は19日、奄美群島を含む「薩南諸島の黒糖製造技術」を登録無形民俗文化財に登録することを文部科学大臣に答申した。鹿児島県内で登録無形民俗文化財が登録されるのは初。官報に告示され正式に登録される。

奄美市で「地域づくり組合」シンポ 働き手確保、事例に学ぶ 組合代表者らが事例発表(2024/01/19)

 

移住者を雇用し、サービス業や農家などさまざまな職場に派遣する制度「特定地域づくり事業協同組合」をテーマにしたシンポジウムが18日、奄美市名瀬のアマホームPLAZAであった。行政や商工関係者ら約100人が参加。繁忙期の働き手の確保や通年雇用による移住者定住につなげようと、設立事例の発表や組合代表者の生の声に耳を傾けた。

本格焼酎鑑評会 うま味、コク、フルーティー「メーカーの特性出ている」 黒糖26点が出品(2024/01/19)

 

2023酒造年度(23年7月~24年6月)県内で製造された本格焼酎の出来ばえを評価する県本格焼酎鑑評会が鹿児島市の県酒造会館であった。県酒造組合が本格焼酎の酒質向上を目指して毎年実施している。サツマイモは17日、黒糖、米、麦は18日と原料別に実施され、127製造場から219点の出品があった。奄美の黒糖焼酎は14製造場、26点だった。

影響把握、安定就航要望へ ピーチ関西線運休で奄美市 官民一体取り組み(2024/01/18)

 

LCC(格安航空会社)のピーチ・アビエーションは昨年10月29日からの冬ダイヤで季節運航に乗り出し、奄美関係2路線のうち大阪(関西)線は運休が続いている。奄美市が観光関係業者への聞き取りを行ったところ影響が把握されたほか、県が毎月まとめ公表している観光客動向でも延べ宿泊客数の落ち込みがみられた。市は島内の他自治体や関係機関と合同へ安定就航を求める要望活動を予定している。

喜界島特産品、第2弾を販売開始 ごま油香るナッツなど4商品 地域おこし協力隊・谷川さん開発(2024/01/18)

 

喜界町地域おこし協力隊の谷川理さん(41)が起業した「㈱HOWBE(ハウビー)」はこのほど、喜界島の特産品第2弾を開発し、販売を開始した。第1弾のクラフトビールなどに続き、地場産のごま油や純黒糖を使ったミックスナッツなど新たに4商品を発売。谷川さんは「喜界島を全面に打ち出した商品。(先発の)お酒と一緒に楽しんで」と話している。

18日鹿児島発下りから運航再開 「クイーンコーラルクロス」 運輸支局検査に合格(2024/01/17)

 

鹿児島―奄美―沖縄航路の定期船「クイーンコーラルクロス」(7914㌧)は和泊港での衝突事故により16日、停泊している鹿児島港の谷山岸壁で国の機関・九州運輸局鹿児島運輸支局による船舶検査を受けた。船首の損傷箇所など

沖永良部で墓正月 先祖と新年祝う(2024/01/17)

 

沖永良部島の伝統行事「墓正月」が16日、島内の各集落であった。田皆集落の共同墓地では、島内外から親族が集まり、墓前で一重一瓶を囲みながら先祖と共に新年の到来を喜ぶ姿が見られた。

沖永良部でバスの乗り方講習会 外国人の困り事なくそう 「やさしい島生活ガイド」完成(2024/01/16)

 

島に住む外国人を対象にした「バスの乗り方講習会」が14日、島内であった。和泊町で働くインドネシア人5人と島内の若者で組織された地域活性化団体「シマスキ」のメンバー6人が参加し、外国人の困り事を解消するために制作したガイド本「やさしい島生活ガイド 沖永良部島の暮らし方」を見ながら、バスで島内を巡った。

城南海さんデビュー15周年記念コンサート 「世界へ向けて歌い続けたい」(2024/01/16)

 

奄美出身の歌手・城南海さんが7日、港区の草月ホール(赤坂7の2の21)でデビュー15周年のコンサートを開催した。会場は、満員のファンで埋め尽くされた。城さんは「世界へ向けて歌い続けていきたい。歌えることがうれしい」と出会いに感謝を伝えていた。

奄美市消防団 出初め式で決意新た 任務達成誓い一斉放水披露(2024/01/15)

 

奄美市消防団(前山拾郎団長、団員382人)の2024年出初め式が14日、奄美市名瀬の旧大島工業高校グラウンドであった。本部と4方面隊の16分団から団員約230人が式典に参加し、功労者表彰や分列行進、ポンプ車による一斉放水の披露を通して消防任務への決意を新たにした。

共通テスト本試験終了 緊張から解放、受験生ら安堵 大島高校会場(2024/01/15)

 

全国668試験場で行われた2024年度大学入学共通テストは14日、理科と数学の試験があり、本試験の全日程を終えた。県内唯一の離島会場となった奄美市名瀬の県立大島高校では、最終日もトラブルなく試験が終了。2日間の緊張から解放された受験生らは、安堵の表情で会場を後にした。

県道沿いのコスモス見頃 徳之島町轟木(2024/01/14)

 

徳之島町轟木の県道80号伊仙亀津徳之島空港線沿いの一角でコスモスの花が見頃を迎えている=写真。通りがかりに写真を撮る人も多く徳之島の冬の名所になっている。

小正月彩る「餅の花」 きょうナリムチ 奄美市(2024/01/14)

 

14日は家内安全や五穀豊穣(ほうじょう)を祈る「ナリムチ」。奄美大島北部や徳之島の一部ではブブ木(リュウキュウエノキ)に白、赤、黄、緑の4色の餅を付け、玄関や床の間に飾る。仏壇や墓前にも供えられ、「餅の花」が華やぐ新春の風物詩。

「第48回秋耕展」で文科大臣賞を受賞 瀬戸内町出身の山田淳子さん 練り上げ」製法で作品生み出す(2024/01/13)

 

瀬戸内町(加計呂麻島)出身で千葉・浦安市在住の山田淳子さん(76)がこのほど、「第48回秋耕展(主催・一般社団法人秋耕会、後援・文化庁、東京都)」で、文部科学大臣賞に輝いた。展覧会には夫で東京瀬戸内会会長の山田幸一郎さんほか、出身者らが駆け付けて作品に見入っていた。

徳之島町「二十歳のつどい」アンケート 「徳之島に誇り」98・9% 将来住みたい42・2%(2024/01/13)

 

徳之島町教育委員会は2日に実施した2024年「二十歳のつどい」アンケートの調査結果をまとめた。ふるさと意識を問う、▽徳之島に生まれたことを「誇りに思っている」は98・9%(前年比2・6ポイント増)、▽将来の居住希望で「徳之島に住みたい」も42・2%(10・5ポイント増)に増加。同島の「将来について思うこと」には、自然保護や観光振興など活性化を望む声が目立った。

角川さんに法務大臣賞、県最優秀賞を伝達 社会を明るくする運動作文コン 天城町(2024/01/12)

 

法務省主唱の第73回「社会を明るくする運動」作文コンテストの中学生の部で、法務大臣賞(全国最優秀賞)と県最優秀賞に輝いた天城町立北中学校2年の角川(かくがわ)凛さん(14)への両賞伝達式が11日、同町役場であった。鹿児島保護観察所や県保護司会連合会の代表、地元町長ら関係者が快挙をたたえた。

ヒカンザクラ早くも彩る 満開に近い木も 並木の「崎原千本桜」(2024/01/12)

 

奄美市名瀬崎原集落に続く市道には、道路を挟むように両面にヒカンザクラ(バラ科サクラ属)が植樹され、「崎原千木桜」として親しまれている。今月下旬から来月にかけて見頃を迎えるが、並木の中には花が咲き誇り満開に近いものもあり、前日までの雨天から一転し晴れ間が広がった11日は、青空を緋色が彩った。

子牛初競り 奄美大島家畜市場 前回3万円上回る高値スタート 購買者、大島地区に期待(2024/01/11)

 

2024年最初となる1月の大島地区子牛競り市は10日、奄美市笠利町の奄美大島家畜市場(瀬戸内市場と笠利市場を統合)で行われた。総平均価格は前回(昨年11月)を3万3千円上回る49万4千円となり、来島した購買者からは「子牛生産地として大島地区は曽於地区などと同様、県内を代表する大産地」として期待する声が挙がった。

2050年は45% 奄美群島の高齢化率 人口問題研推計(2024/01/11)

 

国立社会保障・人口問題研究所が12月にまとめた「日本の地域別将来推計人口」によると、2050年の奄美群島の65歳以上の高齢者割合は、20年と比べて10・6ポイント上昇し、45・7%となる。12市町村すべてで4割を超え、最も高い大和村は53・7%と、村民の半数以上を占める見込み。

大谷選手のグローブ届く 群島各地の小学校で児童ら歓声 始業式でお披露目(2024.01.10)

 

米大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手が全国の小学校に寄贈したグローブが奄美群島の一部の自治体にも届いている。冬休み期間中に各学校に配布され、9日に行われた3学期の始業式でお披露目。児童らは新品のグローブを手に取って感触などを確かめていた。

沖永良部でパワーチャージ 吉田選手が世界2階級制覇報告 塩田知事に(2024.01.10)

 

沖永良部島2世で世界2階級制覇を果たした女性プロボクサー吉田実代選手(35)が9日、鹿児島市の県庁に塩田康一知事を表敬訪問した。今春には防衛戦を予定しており、「景色がすごくきれいな沖永良部でパワーチャージして試合に臨みたい」と意気込みを語った。

阪神タイガース近本光司選手 沖永良部で4年連続自主トレ 島民手作りの優勝パレードで歓迎(2024.01.09)

 

プロ野球・阪神タイガースの近本光司選手(29)が8日、自主トレーニングのため沖永良部島入りした。18年ぶりのリーグ優勝と38年ぶりの日本一を祝おうと、島民らによる手作りの優勝パレードを開催。近本選手は、沿道を埋め尽くした島民らに「ありがとう」と声を掛け、喜びを分かち合った。

ホエールウォッチング体験ツアー クジラ・イルカ協会 信愛幼稚園の園児ら招待 1頭の成体姿見せ楽しませる(2024.01.09)

 

ザトウクジラの回遊の季節を迎えた年明け8日、奄美クジラ・イルカ協会(興克樹会長)では、名瀬信愛幼稚園の園児と保護者を招待し、同協会副会長の才秀樹船長(マリンスポーツ奄美代表)のウォッチング船で体験ツアーを実施した。ザトウクジラの繁殖海域としての奄美大島近海の価値やホエールウォッチングについて理解を深めてもらおうというもので、才船長の娘が同幼稚園に通う縁で昨年から開催している。

集団越冬始まる リュウキュウアサギマダラ(2024.01.08)

 

「奄美の冬の風物詩」リュウキュウアサギマダラの集団越冬が始まった。7日朝、西康範さんが奄美大島北部の海辺に近い木立の中で撮影した。

ナンカンジョセいただく 数え七つの子ら(2024.01.08)

 

7日はナンカンセック(七日節句)。奄美各地では着飾った数え年7歳の子どもが神社詣でをしたり、親戚宅などを回ってナンカンジョセ(七草雑炊)をいただいたりする光景が見られた。

「仕事と移住」テーマに相談会 東京で27日 奄美大島雇用創造協(2024.01.07)

 

奄美大島雇用創造協議会主催の「UIJターン向け就職・起業相談会in東京」が27日、東京都新宿区のヒートウェーブレンタルルームである。担当者は「奄美の仕事や移住について同時に相談できる」とし、参加を呼び掛けている。

与論町で銀河・星雲撮影ツアー始まる 「見えないものを見る」(2024.01.07)

 

ツアーの内容は、通常の星空観測ツアー同様に天体望遠鏡で天体を眺めたり、ベッドに横になって星空を眺めたりすることに加え、自動追尾カメラを駆使して星雲や銀河を実際に撮影することができる。

空き家活用し居住支援を 所有者や相続人ら対象に 奄美市が講演会や相談会(2024.01.07)

 

奄美市は6日、同市名瀬のアマホームPLAZA(市民交流センター)で、空き家を所有する市民らを対象にした「空き家対策×居住支援」イベントを開いた。空き家の所有者や、空き家となる可能性のある住居の所有者と相続対象者ら約50人が参加。講演会や相談会を通し、空き家を放置した際の問題点や相続・売却・リフォームなどの維持管理や有効活用による居住支援などについて学んだ。

「故郷とつながっていたい」 宇検村3世の文岡さん 役場訪問、近況報告(2024.01.06)

 

鹿児島県海外技術研修員で日系ブラジル人の宇検村3世、文岡タチアナ由美さん(27)は5日、同村役場を表敬訪問し、研修活動や近況などを報告した。文岡さんがルーツとなる宇検村の地を踏むのは初めて。

 

伝統の装いで正月楽しむ 商店街歩き、多彩な催し 奄美市「紬の日のつどい」(2024.01.06)

 

奄美市が提唱する「紬の日」の5日、本場奄美大島紬PRイベント「第46回紬の日のつどい」(実行委員会主催)が同市名瀬のアマホームPLAZA(市民交流センター)を主会場に開催された。関係者ら約150人が紬姿で中心商店街周辺を練り歩いた後、主会場で紬に親しむ多彩な催しを展開。奄美伝統の装いで正月を祝い、楽しんだ。

学校の歴史後世に 跡地に記念碑建立 知名町田皆(2024.01.05)

 

知名町田皆の学校跡地に記念碑が建立された。1日、建立式典があり、関係者約40人が出席。碑を除幕し、学校があった歴史を後世に伝えていく決意を新たにした。

 

「帰ってきたい」約6割 卒業後、約9割が島外へ 地元高校生アンケート 奄美市(2024.01.05)

 

奄美市はこのほど、新たな最上位計画策定に向けた高校生アンケートの結果をまとめた。市内の3高校に通う375人が回答し、「卒業後に島を出る」との割合は全体の95%を占めた。回答者全員のうち、59%が「島に帰ってきたい」「帰らないといけない理由がある」と答えており、約6割が帰島の意向を示していることが分かった。

徳之島新春闘牛大会 新全島一に「闘勢琥珀」 事実上の「日本一決定戦」(2024.01.04)

 

「闘牛の島」の新春を豪快に彩る2024年新春闘牛大会の目玉、第36回徳之島全島一決定戦&ミニ軽量級優勝旗争奪戦大会(天城町闘牛協会中・南部支部主催)は3日、徳之島なくさみ館(伊仙町目手久)であった。「事実上の日本一決定戦」と評される最強の無差別級「全島一」決定戦は、前沖縄王者の「闘勢琥珀(とうせいこはく)」(天城町平土野)が、「黒龍王」(伊仙町面縄)の3度目防衛を阻止して新王者となった。新春大会では4階級全てが新旧交代する波乱の幕開けとなった。

群島内各地で20歳の集い 人生の節目、古里で祝う(2024.01.04)

 

奄美群島9市町村10地区で2、3日、20歳の集いが開かれた。群島内12市町村13地区の今年の対象者は、1174人(男641人、女533人)。大島紬やスーツ、華やかな振り袖に身を包んだ出席者らは、旧友や恩師との再会を喜び、人生の節目を古里で祝った。4日は大和村、宇検村、瀬戸内町で開かれる。