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(2819)新着情報 2023年9月

4年ぶり油井の豊年踊り シシの演舞に悲鳴や歓声 瀬戸内町(2023.09.30)

 

旧暦8月15日に当たる29日、瀬戸内町油井集落(永井卓郎区長、30世帯50人)で、2019年以来4年ぶりの豊年祭が行われ、県の無形民俗文化財「油井の豊年踊り」が奉納された。集落の守り神「イビガナシ」があるミャーと呼ばれる広場の土俵周りで、紙面(カミメン)姿の踊り手たちが「土俵祓(★ばら)い」や「稲刈り」などユニークな演目を次々に披露。年間最大の集落慰安日を楽しんだ。

与論十五夜踊り奉納 国指定から30年 家族連れでにぎわう(2023.09.30)

 

1993年に国の重要無形民俗文化財に指定され、今年で30周年となる与論町の「与論十五夜踊り」が旧暦8月15日にあたる29日、同町の地主神社で奉納された。神社周辺には屋台が並び、ライブ演奏など各種イベントも催され、多くの家族連れでにぎわった。

事業承継マッチング支援 若い人につなぐ機会にも 「奄美の事業者の活用を」(2023.09.29)

 

政府系金融機関・日本政策金融公庫鹿児島支店の前田美幸支店長兼農林水産事業統轄が27日奄美大島入りし、28日まで滞在した。初めて訪れた印象について「奄美は成長への変化を感じる」と述べ、小規模経営の高齢事業者などが後継者難によって廃業を選択することがないよう、若い人などにつなぐ機会となる「事業承継マッチング支援」の活用を呼び掛けた。

「グリスロ」沖永良部で実証実験 楽しくゼロカーボン 乗り心地や安全性確認(2023.09.29)

 

知名町は21日、役場職員を対象にした低速電気自動車「グリーンスローモビリティ」(グリスロ)の試乗会を行った。参加者は、同町役場からフローラルホテル、メントマリ公園などを回るコースを体験し、乗り心地や安全性を確かめた。

白ゴマ収穫終盤へ 台風で収量減、品質低下も 喜界町(2023.09.28)

 

日本一の生産を誇る喜界町の特産品・白ゴマの収穫作業が終盤を迎えている。町内の一部の畑や道路脇などには天日干しされ、”セサミストリート(ゴマ通り)”が続く風物詩が広がっている。2023年産は7月下旬から8月上旬にかけて奄美地方に接近した台風6号の影響もあり、生産量は前年比7割減の約20トンと大幅減収を見込む。収穫は10月中旬ごろまで続く。

24年度公立高校募集定員 大島1学級40人減 大島学区27学級1080人(2023.09.28)

 

県教委は27日、2024年度の公立高校(市立7校含む)生徒募集定員を発表した。県内7学区のうち3学区で中学校卒業予定者数が減少したが、県全体としては増加。募集定員は、北薩学区の出水(普通科)及び大島学区の大島(普通科)がともに、1学級40人減となった。8高校(全日制8、定時制1)ある大島学区では、学区内の中学校卒業予定者1045人(前年度比74人増)に対し、募集定員は27学級1080人(同1学級40人減)だった。

「子宝の島」で命育む 双子クロウサギを撮影 徳之島で勝廣光さん(2023.09.27)

 

奄美市笠利町の自然写真家・勝廣光さん(75)はこのほど、徳之島で国の特別天然記念物アマミノクロウサギの子育てを撮影した。奄美大島で30年以上クロウサギを見詰め続けている勝さんは、「ただカメラが好きで続けてきたことだけど、保全のためにも生態を把握することは重要。写真を通して一般の方にもクロウサギの暮らしぶりを知ってもらえれば」と語った。

 

英語表記を統一化 奄美の自然約350種 あまみ大島観光物産連盟(2023.09.27)

 

奄美大島5市町村と民間事業者175社で組織する一般社団法人あまみ大島観光物産連盟(有村修一会長)は、奄美の生き物や植物など約350種の英語資料を作成し、エコツアーガイドや通訳案内士ら関係者に配布を始めた。これまで乱立していた用語や解説を見直したもので、外国人観光客への分かりやすい情報提供に一役買う。

喜界島発、サイダーが好調 地域おこし協力隊谷川さん開発 クラフトビールも完売(2023.09.26)

 

喜界町地域おこし協力隊の谷川理さん(40)が起業した「㈱HOWBE(ハウビー)」が開発販売する、喜界島の特産品を原材料にした炭酸飲料やクラフトビールの売れ行きが好調だ。喜界島ならではの商品を通して魅力発信に取り組む谷川さんは「これからは島外にも届けることで、島のPRや移住促進などで役に立てれば」と思いを話す。

「ショチョガマ」「平瀬マンカイ」 龍郷町秋名・幾里 伝統行事、文化を継承(2023.09.26)

 

国の重要無形民俗文化財に指定され、旧暦8月初丙(ひのえ)に開かれる龍郷町秋名・幾里集落のアラセツ(新節)行事「ショチョガマ」と「平瀬マンカイ」が25日、4年ぶりに同日開催された。地元住民や観光客、海外メディアも多数訪れ、伝統行事への関心の高さを見せた。

棒踊り、ナギナタ踊りを奉納 大和浜の伝統芸能に会場沸く 大和村で豊年祭敬老会(2023.09.25)

 

旧暦8月15日に近い日曜日となった24日、大和村では六つの集落で豊年祭と敬老会が行われた。大和浜集落(中井良二区長、118世帯264人)では村内で同集落にだけ伝わる伝統芸能「棒踊り」と「ナギナタ踊り」が奉納され、会場から大きな拍手が沸き起こった。

伊仙町役場新庁舎が「開庁」 「町民が集い・憩う場に」 25日から通常業務へ(2023.09.25)

 

伊仙町役場旧庁舎の「閉庁式」、新庁舎第1期工事の完了・移転に伴う「開庁式」が24日午後にあった。新庁舎開庁式では、安全供用の神事に続き、「町民が集い・憩う場、町発展への議論の場」などの拠点化にも期待が寄せられた。児童生徒代表も交えたテープカットの後、一般対象の内覧会もあった。25日午前8時半から通常業務を開始する。

道路美化で国体おもてなし 県大島支庁、建設業ら200人 市内4路線でクリーンアップ作戦(2023.09.24)

 

県大島支庁は23日、10月に開催する燃ゆる感動かごしま国体・かごしま大会を前に、奄美市名瀬の道路周辺で一斉清掃を展開した。職員や建設業界、各種団体のメンバーら約200人が県道名瀬瀬戸内線など市内の道路4路線・6班に分かれ、路上にあるごみを拾い集めた。

花いっぱいコースで鉄人レースを 国体トライアスロン開催 天城町 住民130人が汗(2023.09.24)

 

10月8日天城町で開催される奄美群島日本復帰70周年「燃ゆる感動かごしま国体・トライアスロン競技」まで2週間――。同町北部地区推進協議会(麓正高会長)の6集落は23日朝、同コースで「花いっぱいフラワーロード」運動を展開。約130人が約1300本の草花の草花を植えた。

パワーリフティング開幕 奄美市の良山が優勝 知名町(2023.09.23)

 

特別国民体育大会「燃ゆる感動かごしま国体」の公開競技・パワーリフティングが22日、知名町のおきえらぶ文化ホールあしびの郷・ちなで開幕した。全国各地から132選手が出場。初日は成年女子の軽量、重量両階級と、同男子の59キロ、66キロ両階級各決勝があり、奄美関係では成年男子66キロ級に出場した奄美市の良山大知選手(23)=奄美パワーチーム=が初優勝を飾った。大会は24日まで開催される。

大島紬作品がギャラリー席巻 黒田街子さんパッチワークキルト展 金沢の21世紀美術館市民ギャラリーで(2023.09.23)

 

和歌山を拠点に大阪、金沢、宮崎、奄美、東京でパッチワークキルトの指導を行っている黒田街子さん(公益財団法人日本手芸普及協会本部講師)のパッチワークキルト展が金沢21世紀美術館市民ギャラリーで5日から10日まで開かれた。初日、黒田さんが著した『わさびの里より キルト作家が贈る里山の幸』(図書出版木星舎刊)のギャラリートークが行われ、パッチワークキルトだけではなく食への思いなど多彩な活動ぶりが紹介された。

親族集い、墓前にぎわう 先祖祭り「シバサシー」 喜界島(2023.09.22)

 

喜界島北部の集落で20日、伝統行事「シバサシー(柴さし)」があった。スーキ(弁当)や果物、焼酎などを手に親族が墓地に集い、帰省客らも一緒ににぎやかに先祖祭りを行った。

徳之島・宮出珈琲園森の秘密基地 「国際平和の日」に合わせイベント(2023.09.22)

 

国連が制定する「国際平和の日」の9月21日を含む「国際平和の日ウイーク」に合わせて同16日、徳之島コーヒーの森の秘密基地で「平和の種まきシアター」として映画「戦地で生まれた奇跡のレバノンワイン」が上映された。当日は、島内の家族連れ、島外からの大学生など20人ほどが、思い思いの一夜を過ごした。

「秋のかがんばなショー」始まる 龍郷町円集落〝龍の目〟くっきりと(2023.09.21)

 

龍郷町円集落にある「かがんばなトンネル」(全長29㍍)に夕日が入る「秋のかがんばなショー」が始まった。天候に恵まれた19日に西康範さんが撮影。〝龍の目〟がくっきりと輝く天体ショーは約1か月楽しめる。

一村スケッチコン 最優秀賞4人決まる 1145点応募、入賞作409点(2023.09.21)

 

県奄美パーク・田中一村記念美術館は19日、子どもたちが奄美の自然や生活、行事を描く第13回田中一村記念美術館スケッチコンクールの審査結果を発表した。最優秀賞にあたる田中一村記念美術館賞には、重侑李さん(小宿小2年)、安田あさ希さん(名瀬小4年)、碇山愛陽奈さん(龍瀬小5年)、宮山大志さん(知名中2年)の4人が選ばれた。

住宅地変動率トップは龍郷町 世界遺産効果などで奄美の商業地上昇 県全体は32年連続下落 23年地価調査(2023.09.20)

 

県は19日、2023年の地価調査結果(7月1日現在)を公表した。全用途の平均変動率は県全体で前年比1・2%減となり、32年連続でマイナス変動となった。市町村の平均変動率順位(プラス変動)をみると、住宅地は龍郷町が1・8%で県内トップ。瀬戸内町が0・4%で2位だった。商業地は2・5%の西之表市に次いで、龍郷町2・1%、瀬戸内町1・3%、奄美市0・5%と続いた。地価調査鑑定評価員は、奄美大島の複数の自治体が変動率上位だった理由について「世界自然遺産登録効果や、名瀬港本港地区(奄美市)の埋立地で進む整備への期待感が数字に表れたとみられる」と分析している。

沖永良部島で国体出演記念ダンスフェス 町内5チームが踊りを披露(2023.09.20)

 

沖永良部島で活動するダンスチーム「FEED BACK」が「2023燃ゆる感動かごしま国体」に出演するのを記念して、ダンスイベント「DANCEフェス ゆめ~KIBAIYANSE~」が9月16日、和泊中学校(和泊町手々知名)敷地内の「あかね文化ホール」で開催された。チケットは完売し、悪天候ながらも大勢の観客でにぎわった。

畑に恋を、キビに水を! 与論町 自動潅水システム開発に挑戦 元半導体技術者の阿多さん(2023.09.19)

 

「自分の技術で島に貢献出来たら」―。半導体製造装置技術者の経験を生かし、サトウキビ畑での自動潅水(かんすい)システムの開発に取り組む男性が与論町にいる。同町那間の阿多尚志さん(65)が開発中の「みじ恋」は、IT(情報技術)を活用し土壌環境の監視や必要量の散水を自動で行う。名前の由来は「水こそが肥やし」を意味する与論のことわざ「みじどぅこい」。生産量向上と作業効率化、潅水の負担軽減を目指し、今年春から実証実験を重ねている。

和泊町の山口好子さん元気に101歳 毎日通いタラソで運動、「大事なのは友達」(2023.09.19)

 

泊町の山口好子さんは、1922(大正11)年生まれの101歳。いまでも同町の海洋療養施設「タラソおきのえらぶ」に毎日通い、プールでウォーキングをしたり、利用者と水中バレーボールをしたりして楽しんでいる。

移動販売で高齢者支援 大塚製薬の新商品、無償配布 徳之島「とくし丸」(2023.09.18)

 

徳之島でスーパーやコンビニエンスストアなどを展開する義村商店(ダイマルグループ、義村浩社長)はこのほど、同社がフランチャイズ契約を結んでいる「とくし丸」(本社徳島市)の移動販売車を用いて高齢者へ栄養調整食品を届けるサービスを始めた。食品・医療品大手の大塚製薬(東京都)の地域支援事業の一環で、同社の新商品240個を無料で配布する予定。

参加型展示でクロウサギ守れ 交通事故、最多ペース 環境省キャンペーン(2023.09.18)

 

アマミノクロウサギ交通事故防止キャンペーン(9月1日~12月31日)に合わせ、奄美市住用町の奄美大島世界遺産センターで16日、野生生物のロードキル(交通事故死)に関する特別展示「みんなで作ろう! アマミノクロウサギ注意マップ(第1弾)」が始まった。来場者が、自身の体験を地図に反映させることでアマミノクロウサギの交通事故減少につなげる初の試み。10月15日まで。

40年の歴史に幕下ろす 全てのお客様に「ありがとう」 名瀬の老舗喫茶「チャンピオン」(2023.09.17)

 

開店以来、地元住民を中心に、多くの人々に愛され続けた奄美市名瀬真名津町の老舗喫茶「チャンピオン」が15日、40年の歴史に幕を下ろした。閉店を迎えた最終日も多くの来客、注文が寄せられ、店主の栄美智子さん(75)は「ここまで続けられたのは、全てお客様のおかげ。ありがとうと伝えたい」と感謝とともに、これまでの歩みを振り返った。

知名町合同金婚式 「これからも幸せに」 結婚から50年祝う(2023.09.17)

 

1983年から続く知名町合同金婚式が15日、同町フローラル館であった。結婚から50年を迎えた夫婦7組(そのうち妻のみ2組)が出席。家族や来賓に祝福されながら、お互いの苦労を労った。

龍郷町、町田酒造に感謝状 100歳祝いに記念ボトル 名前も彫られ「本人にも家族にも好評」(2023.09.16)

 

龍郷町は15日、100歳を迎える高齢者の誕生日に黒糖焼酎の名前入り記念ボトルを提供している焼酎メーカー・町田酒造(平島将社長)に感謝状を贈った。町長室で行われた贈呈式で竹田泰典町長が「見守っている家族が喜んでいる」と謝意を述べると、平島社長は「周囲に支えられて企業がある。地元への恩返しに過ぎない」と控えめに答えた。

 

空の御朱印、奄美5空港でも JAL 「御翔印」、16日販売開始(2023.09.16)

 

日本航空(JAL)と傘下のJALUXは16日から、国内の空港を巡った証しとなる空の御朱印「御翔印(ごしょういん)」の第3弾を販売する。今回は、奄美群島内の5空港を含む離島計17空港の御翔印を新たに発売。これでJAL就航の国内55空港全てが出そろった形になり、同社は「(全てそろう)コンプリートを目指しながら、それぞれの地域を楽しく旅して」と呼び掛けている。

伊仙町役場新庁舎、24日開庁・一般内覧会 25日業務開始へ(2023.09.15)

 

2021年12月に着工していた伊仙町役場新庁舎(同町伊仙)は第1期工事が完了し、同町議会は14日の最終本会議後、旧庁舎議場の閉場式を実施した。24日午後2時から旧庁舎閉庁式と新庁舎開庁式、一般対象の内覧会も予定している。新庁舎での各種業務は25日午前8時半開始となる。

JOC中学バレー女子 古仁屋中3年・徳永さん 県選抜入りで意気込み(2023.09.15)

 

大阪市で12月に開かれるJOCジュニアオリンピックカップ・第37回全国都道府県対抗中学バレーボール大会(日本バレーボール協会など主催)女子の県選抜メンバーに古仁屋中3年の徳永涼華さん(15)が選ばれた。女子では奄美群島で唯一メンバー入りを果たした徳永さんは「とてもうれしい。レギュラー入りし、チームが日本一になれるように貢献したい」と意気込む。

航空宇宙産業に理解深める 機械電気科対象に講座 奄美高校(2023.09.14)

 

奄美市名瀬の県立奄美高校(脇浩一校長、生徒373人)で12、13の両日、航空宇宙産業について学ぶ講座があり、航空機やロケットの精密部品の製造を手掛ける小坂鉄工所(本社愛知県名古屋市)の社員らが講師を務めた。機械電気科の1、2年生が参加し、講演や機械加工の実演を通して航空宇宙に関わるものづくりの技術に理解を深めた。

地場産物の生産拡大へ 苗づくりテーマに栽培講習会 知名町地産地消推進協議会(2023.09.14)

 

知名町地産地消推進協議会(外山利章会長)主催の野菜栽培講習会は12日、知名町育苗センターであった。町内の農家27人が参加。同協議会役員の牧野幸吉さんが種まきの基本や管理のこつを教えた。

 

緑化植物でなく「救荒作物」 官民挙げた対策で ソテツへの恩返し(2023.09.11)

 

「眺めが良いから多くの観光客が訪れるソテツの群生地は集落の誇り。下にはグラウンドがあるが、そこにあるガジュマルの大木も観光客に人気となっている」。龍郷町安木屋場(あんきゃば)集落の区長・阿世知正博さん(72)は語る。

ショチョガマ設営にボランティアの力 7㍍本柱を16人がかりで祭場へ 龍郷町秋名・幾里(2023.09.11)

 

龍郷町秋名・幾里地区で伝承され、国指定重要無形民俗文化財になっているアラセツ(新節)行事のショチョガマ祭りは、旧暦8月初丙(はつひのえ)の日に当たる25日、4年ぶりに開催される。秋名アラセツ行事保存会(窪田圭喜会長)は10日、祭場に片屋根を設営する作業を行った。ボランティア約130人や地元住民らが参加し、汗だくになって山の中腹にある祭場へ大きな丸太を運び、片屋根を組み上げていった。

奄振輸送コスト支援22年度実績 バレイショ等は35%増 法延長による拡充 補助対象に沖縄移出(2023.09.10)

 

国土交通省は2022年度の奄美群島振興開発事業に関し、実施した施策をまとめている。奄振交付金を活用したソフト事業の奄美群島農林水産物等輸送コスト支援事業の実績では、農産物は徳之島や沖永良部島で盛んなバレイショ等が2万5577㌧(原材料含む)となり、前年度比35・0%増加した。22年度から新たに加工品の製造に必要な原材料等を補助対象に追加している。

豪雨被害の銀水洞、作業続く 復旧へ寄付呼び掛け 知名町(2023.09.10)

 

6月下旬の線状降水帯による豪雨で、土砂が流入する被害があった沖永良部島・知名町の鍾乳洞「銀水洞」では、ケイビングガイドによる復旧作業が続けられている。被害箇所が洞窟奥深くのため、作業に携われるのは洞窟を熟知したガイドのみ。全て手作業で復旧のめどは立たないが、おきのえらぶ島観光協会ガイド部の東進一郎部会長(53)は「1日でも早く、元のきれいな洞窟内の景色を見られるようにしたい」と思いを話した。

輸血入手時間40倍に 救急医療の充実化訴える 大島郡医師会講演会 奄美市名瀬(2023.09.09)

 

9月9日の「救急の日」を前に大島郡医師会は8日、奄美市名瀬のアマホームPLAZA(市民交流センター)で救急医療講演会を行った。県立大島病院の医師2人が、救急医療で課題となっている輸血用血液の供給体制の現状と、新型コロナウイルスへの向き合い方について講話。奄美群島で輸血用血液が迅速に確保できない状況があることなどを報告した。

県内100歳以上長寿者 奄美205人、前年度比10人増 県最高齢は瀬戸内町の勝さん(111歳)(2023.09.09)

 

県は8日、県内在住の100歳以上の高齢者数(9月1日現在)を発表した。県全体の人数は前年度比10人減の1964人(男性203人、女性1761人)となり、12年ぶりに減少した。奄美12市町村は計205人(男性21人、女性184人)で、前年度から10人増えた。人口10万人当たりの100歳以上の地区別人数では、大島地区が県内7地区で最多の201・97人。県内最高齢者は瀬戸内町の勝末コさん(111)で、奄美在住者が県内最高齢となるのは17年に117歳だった喜界町の女性以来となる。

指宿さん、成青年部優勝 民謡民舞九州大会(2023.09.08)

 

民謡民舞九州地区大会(日本民謡協会九州地区大会実行委員会、日本民謡協会など共催)が2、3の両日、熊本県人吉パレスセンターであった。2日間合わせて380人が出場。島唄の唄者、指宿桃子さん(33)=伊仙町=が梅宴成青年部(15~45歳)で優勝した。各部の優勝者で競う総理大臣杯争奪戦は準優勝だった。

出荷量5年連続減 22酒造年度需給状況 奄美黒糖焼酎(2023.09.08)

 

県酒造組合(濵田雄一郎会長)は7日、2022酒造年度(22年7月~23年6月)の県産本格焼酎の需給状況を発表した。奄美黒糖焼酎の課税移出数量(出荷量、実数)は6826キロリットル。前年度(6862キロリットル)とほぼ横ばいだが、5年連続で減少した。製成数量(生産量、25度換算)は前年度比1143キロリットル(16・6%)減の5762キロリットルとなり、2年連続減少。同組合は「新型コロナウイルス禍で在庫を抱えるメーカーが生産を控えた一方で、コロナが落ち着き業務用を中心に需要は回復しつつある」とみている

沖永良部花き専門農協総会 出荷本数2164万本、販売金額12億4510万円目指す(2023.09.07)

沖永良部花き専門農業協同組合(三島生康組合長、組合員135人)の第15回通常総会が6日、和泊町防災拠点施設やすらぎ館であり、2023年度の事業計画など5議案を承認した。今期は出荷本数2164万本、販売金額12億4510万円を目指す。

安木屋場ソテツ群生地にも波及 外来カイガラムシ被害 龍郷町、駆除作業支援へ(2023.09.07)

 

龍郷町安木屋場(あんきゃば)には集落を見下ろすように、山の斜面を覆い尽くすソテツの群生地がある。国立公園第2種特別地域で観光客も訪れる景勝地だが、自生するソテツの葉に外来カイガラムシ(アウラカスピス・ヤスマツイ=英語表記の通称CAS〈キャス〉)が付着しているのが確認された。被害が拡大すると「奄美群島で最大規模」とされる圧巻の風景を失う恐れがあり、町は駆除作業の支援に乗り出す。

奄美発信、後押し 三環舎のレトルト鶏飯 福岡、奄美の郵便局で販売(2023.09.06)

 

日本郵便九州支社は1日から、社会福祉法人三環舎(向井扶美理事長)=奄美市名瀬=の協力を受け、同法人が製造、販売しているレトルトパウチ食品の「鶏飯」を奄美群島と福岡県北九州市、同県豊前の3エリアの郵便局計258局で販売している。税込み630円。世界自然遺産にも登録された奄美地域の発信を後押しするのが目的で、郵便局での奄美の食品販売は初めて。

タクシー運賃引き上げか 奄美地区で31年ぶり 与論の事業者が申請(2023.09.06)

 

九州運輸局は4日、与論町でタクシー事業を行っている南陸運から運賃改定の申請があったと発表した。奄美地区(奄美群島内)の初乗り運賃を現行520円(1.3キロまで)から650円(同)に引き上げ、走行距離当たりの加算運賃も上乗せする内容。地区内のタクシー事業所を取り巻く環境は、燃料代を含む物価高騰などに伴うコストの上昇で疲弊しており、同業他社から同じく申請が出た場合、早ければ来年に値上げとなる見通し。決定した場合は1993年以来31年ぶりの運賃改定となる。

沖永良部島でEV車両実証事業 ヤマハ発動機・名古屋大学と連携(2023.09.05)

 

知名町・和泊町とヤマハ発動機、名古屋大学4者間で沖永良部島をモデルとした「脱炭素・持続可能なモビリティー社会構築に向けた実証研究」を行う連携協定の締結式が8月29日、沖永良部島で行われた。

貨幣セット販売へ かごしま国体・大会記念 造幣局(2023.09.05)

 

独立行政法人造幣局(後藤健二理事長)は10月7日から、「燃ゆる感動かごしま国体・かごしま大会」の開催を記念した貨幣セットを販売する。後藤理事長が4日、鹿児島市の県庁で塩田康一知事に貨幣セットを贈呈し、県民へのPRも行った。

友永氏旧蔵、一村作品が寄託 掛け軸や色紙8点 所有者、一村記念美術館に(2023.09.04)

 

奄美大島で晩年を過ごし、島の自然を独特の技法や色彩で描いた日本画家・田中一村の作品の掛け軸や色紙8点を、所有者が奄美市笠利町の県奄美パーク・田中一村記念美術館に寄託し、同館が3日発表した。作品は、一村と親交のあった長崎大学教授の故・友永得郎氏が旧蔵していたもので、所有する家族が寄託を申し出た。同美術館は「一村の奄美との出会い、移住時などの大事な資料になる」としている。

体育祭シーズン開幕 若いエネルギー弾け思い出共有 徳之島高&樟南二高(2023.09.04)

 

徳之島高校(上田勇一校長、生徒数242人)の第18回体育大会と、樟南第二高校(牧園弘光校長、生徒数219人)の第53回体育祭が3日、それぞれのグラウンドであった。懸念した台風11号の余波が逆に残暑を和らげた快晴下、若いエネルギーを弾けさせ思い出を刻み合った。

シマの調べ響かせる 「秋名の子守歌」など披露 奄美十五夜唄あしび(2023.09.03)

 

奄美市の自主文化事業「奄美十五夜唄あしび」(奄美市開発公社主催)が2日、同市名瀬の奄美川商ホール野外ステージであった。龍郷町秋名・幾里地区で地域の歌や踊りを後世に伝える活動に取り組む住民らが出演。趣深いシマ(集落)の調べを響かせ観客を楽しませた。

島料理の名店が閉店 主人の古里・徳之島で新たにオープンへ(2023.09.03)

 

新鮮な海の幸などで、出身者らに親しまれていた千葉・市川市の奄美居酒屋が、今月16日に暖簾を下ろす。このほど閉店を惜しむようになじみの人たちが集った。都会で奄美の魅力を発信、憩いの場となった店は、徳之島で名前を変えてこの年末にも継続される。

プリン専門店3周年 2日は7店舗が集結 宇検村・ケンムンの館で記念イベント(2023.09.02)

 

宇検村屋鈍のプリン専門店「che(チェ)」が1、2の両日、開店3周年目を記念したイベントを同村湯湾のケンムンの館(うけん市場)で開催している。同村産の卵、喜界島の黒糖を用いたキャラメルなど、こだわりのプリンが販売されるほか、購入者にはもれなく特製うちわをプレゼント。2日には、同村や龍郷町などの7店舗が祝福に駆け付け、キッチンカーなど展開。節目の記念日を盛り上げる。

与論島の写真でフォトコンテスト カレンダー掲載用の作品募集(2023.09.02)

 

与論島で子育て支援を行うNPO法人「よろん出産子育て応援隊あんまぁ~ず」が現在、「与論のことわざ日めくりカレンダー」に新たに掲載する写真を公募するフォトコンテストを開催している。

 

「奄美・徳之島の夜はスロードライブ」 9月1日からクロウサギ交通事故防止キャンペーン(2023.09.01)

 

例年、9月以降の秋期にかけて国の特別天然記念物アマミノクロウサギの活動が活発になり交通事故がより多く発生する。地域住民、観光客などに安全運転を呼び掛けようと環境省沖縄奄美自然環境事務所奄美群島国立公園管理事務所、同徳之島管理官事務所は9月1日から年内(12月31日まで)、交通事故防止キャンペーンに乗り出す。今年のキャッチコピーは「奄美・徳之島の夜はスロードライブ」。

2023年夏振り返る 台風6号、影響長引く 4年ぶり制限なし夏祭り復活、各地で歓声(2023.09.01)

 

きょうから9月。長かった夏休みも終わり、新学期が始まった。今年は、新型コロナウイルスの感染症法上の分類が5類に移行して初めての夏。制限を伴わない、いつもの夏が4年ぶりに帰ってきた。奄美群島では台風6号の影響が長引いたものの、各地では夏祭りやイベントが復活し、島民らの声でにぎわった。期間中は行楽地や宿泊施設などで人が混み合うなど、観光需要の回復へも兆しがみられた。日常を取り戻しつつある奄美の夏を振り返る。