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(2792)新着情報 2023年5月

新たな観光スポットに 壁画制作者へ感謝状 天城町商工会青年部(2023.05.31)

 

天城町商工会青年部(徳田太一部長)は29日、同町の平土野商店街に描かれた壁画の制作者3人へ感謝状を贈呈した。同日、町役場で贈呈式があり、徳田部長は「地域がにぎやかになっただけでなく観光客が写真撮影を楽しめる新たな観光スポットにもなる」と感謝した。

看護福祉専が関係者会議  学科新設提案も  定住促す集い(2023.05.31)

 

奄美看護福祉専門学校(向井奉文校長、学生155人)は29日、市民交流センターで「島内の若者の定住を促す集い」を開いた。同市関係者、島内高校関係者など34人が参加、定住人口を増やすための方策、人材不足の著しい介護・保育などの問題について意見交換した。

愛しゃ連に渋谷区長賞 奄美4団体、笑顔で踊り披露 東京・渋谷おはら祭り(2023.05.30)

 

第26回渋谷・鹿児島おはら祭り(同実行委員会主催)が28日、東京・渋谷で開催された。鹿児島にゆかりのある関東47踊り連と鹿児島の8踊り連が出場。趣向を凝らした衣装と踊りを披露した。踊りの美しさやチームワークを競うコンテストで、奄美愛しゃ連(保宜夫・保禮子連長)が渋谷区長賞を受賞した。

スモモ島外出荷できず 台風で定期船上り便欠航 JA受け入れは継続 低温貯蔵施設で保管(2023.05.30)

 

大型で非常に強い台風2号は徐々に北寄りの進路を取り、沖縄や奄美地方に接近している。この影響で海の便では鹿児島―奄美―沖縄を結ぶ定期航路のうち沖縄発の上り便が29日から欠航。収穫期を迎えている特産果樹スモモ(「奄美プラム」)が島外に出荷できない事態となっている。JAあまみ大島事業本部は名瀬港などにある低温貯蔵施設を活用し保管、上り便再開まで備えるが、欠航が長期化すると値段が下がる可能性がある。

龍郷町子ども博物学士講座開講 日本復帰70年の歴史学ぶ 「B円」などに興味(2023.05.29)

 

龍郷町教育委員会は27日、2023年度「子ども博物学士講座」を開講した。第1回は、奄美群島日本復帰70周年にちなみ「今こそ、奄美群島日本復帰のルーツを探ろう!」と題した史跡ツアー。奄美市名瀬のおがみ山で復帰の父・泉芳朗の像や詩碑を巡り、復帰の歴史を学んだ。児童・生徒42人、未就学児4人、保護者31人が参加した。

4年ぶり〝自粛の殻〟破り 天城町松原上区 豊年祭パレードで活気(2023.05.29)

 

コロナ禍で中止されてきた天城町松原上区集落(福和輝区長、110世帯・約280人) の伝統行事「豊年祭」が28日、4年ぶりに復活した。威勢のいい大人みこしや子どもみこし、踊り連などが集落を練り歩き、農作物の豊作や無病息災を祈願。〝自粛の殻〟を破って活気に包まれた。

 

一村作品生かす地域へ 「山陰の小京都」参考に討論 奄美市(2023.05.28)

 

奄美群島日本復帰70周年記念フォーラム「美術館を活かしたまちづくり」が27日、奄美市名瀬の市民交流センターであった。県奄美パーク・田中一村記念美術館開設時の作品収集や展示編集に携わった島根県の津和野町立安野光雅美術館長・大矢鞆音氏が「美術館づくりを手伝って」、同町長の下森博之氏が「歴史と文化は宝もの」と題して講演。

大和村今里小 スモモ収穫、初体験 「甘酸っぱくておいしい」(2023.05.28)

 

大和村の今里小学校(中村利之校長、児童数5人)は27日、児童のほか教職員、保護者も参加しスモモ収穫体験をした。最大の産地である同村の特産果樹だが、今里集落では栽培が行われておらず、子どもたちは初めての体験。深紅に色づいた果実をその場で味わい、「甘酸っぱくておいしい」と笑顔があふれていた。

真っ白い雪のよう コーヒーの花が満開 笠利町節田(2023.05.27)

 

奄美市笠利町節田の栄農園(栄友一代表)で26日、コーヒーの花が一斉に開花し、満開を迎えた。連なるように咲き誇る真っ白の花が緑の葉に映えて美しく、まるで枝に雪が積もっているようだ。

群島農政推進協事業計画 10月に沖永良部島で 3年に1回の肉用牛振興大会(2023.05.27)

 

奄美群島農政推進協議会(会長・隈崎悦男喜界町長)は今年度、3年に1回開いている大島地域肉用牛振興大会を10月、沖永良部島で開催する。奄美群島の繁殖雌牛飼養頭数は2万3300頭(2021年統計)で県内地区別では肝属、曽於に次ぐ3番目だが、2番目まで目前で大会により産地振興に弾みがつきそう。肥料・飼料などの価格高騰対策につながる資源循環型農業や粗飼料の自給率向上も推進していく。

「アメリカザリガニ」爆発的増殖か 徳之島の一部、2千匹を捕獲駆除 自然保護団体が警鐘(2023.05.26)

 

外来生物法改正で6月1日、アカミミガメとアメリカザリガニが「条件付特定外来生物」に指定される。アメリカザリガニについては「世界自然遺産の島」徳之島でも同登録前の2017年に初確認、駆除活動で定着阻止したとみられていた。ところが昨年末以降、自然保護団体が天城町内で再確認。5カ月間の駆除捕獲数が約2千匹と爆発的に増えていたことが判明。在来生物への影響など危機感を募らせ警鐘を鳴らしている。

選ばれるポイントは写真 「さとふる」と奄美市説明会 ふるさと納税返礼品事業者向け(2023.05.26)

 

ふるさと納税ポータルサイト「さとふる」と奄美市は25日、市民交流センターで「寄付増加につながる取り組み」と題し、返礼品出品事業者向けの説明会を共催した。同社は「ふるさと納税はショッピングサイトと化している。選ばれる最大のポイントは写真」だとして、選ばれる写真の撮り方などを解説した。オンライン参加を含め14社が参加した。

奄美大島ロケ作品6月公開 船上で完成イベント 東映「忌怪島/きかいじま」(2023.05.25)

 

奄美大島を主要なロケ地として制作されたホラー映画「忌怪島/きかいじま」の完成報告イベントが24日、東京都内であった。同作の舞台が島であることにちなみ、有明客船ターミナルを出港した船の上で開催。主演でアイドルグループ「なにわ男子」メンバーの西畑大吾さんらキャスト6人と清水崇監督が登壇し、作品への思いや撮影エピソードを語った。6月16日の全国一斉公開に合わせて、奄美でも公開される。

龍郷町文化財展示室 復帰70周年企画展始まる 泉芳朗の嘆願書・署名(複製)など展示(2023.05.25)

 

龍郷町は24日からりゅうがく館2階の文化財展示室で「日本復帰70周年企画展~日本復帰とそれからの龍郷~」を開催している。1951年(昭和26年)から53年に撮影された写真、奄美市が所蔵している日本復帰嘆願署名簿(龍郷村分)や泉芳朗の嘆願書(いずれも複製)などが展示され、奄美群島が日本復帰に至るまでの歴史が身近に感じられる展示となっている。

びっくり「双子」ソテツの実 和泊町(2023.05.24)

 

和泊町国頭の佐々木鐵雄さん(75)は17日、同集落の海岸で一つの種子から二つの芽が出ているソテツを見つけた=写真左。集落内のため池周辺に植えられたソテツを20年以上管理している「ベテラン」の佐々木さんも「初めて見た」と驚きを隠せない。

成瀬茉倫さん慶應義塾塾長奨励賞を受賞 「島唄」歌い手として文化発信(2023.05.24)

 

奄美出身で唄者として活動する慶應義塾大学の学生、成瀬茉倫=まりん=さん(総合政策学部4年)がこのほど同大学の「塾長奨励賞」に選ばれた。成瀬さんは受賞の喜びに浸りながらも、新たな思いを披露していた。

見守って、野鳥の子育て 巣立ちのひな、拾わないで 奄美群島(2023.05.22)

 

奄美群島各地で野鳥のひなが巣立ちの時期を迎えている。飛び慣れず、地面に落ちてしまったひなが懸命に鳴く姿を見かける場面もあるが、奄美いんまや動物病院(龍郷町)の伊藤圭子獣医師や日本鳥類保護連盟(東京都杉並区)は「ヒナを拾わないで」と呼び掛けている。

モズクのシーズン到来 黄金色、初夏の味覚 奄美大島(2023.05.22)

 

奄美大島で養殖モズクの収穫が本格化している。水揚げしたばかりの黄金色の生モズクは、滑らかな舌触りとコリコリした食感が特徴。初夏を告げる海の幸として人気を集めている。

天城町教科セミナー開講式 「夢実現への力に」 町〝公設塾〟31年目(2023.05.21)

 

2023年度天城町教科セミナー(町教育委員会・社会教育課主催)の開講式が20日、同町役場ユイの里ホールであった。対象の町内小学5年生から中学3年生までのうち42人が受講登録(同日現在)。関係者の期待と激励を受け、個々の目標実現へのいわば〝公設塾〟での学びを再始動した。

 

世界大会に向け発射実験 札幌旭丘高校サイエンス部 龍郷町中央グラウンドで町内企業が火薬提供(2023.05.21)

 

6月22、23の両日(現地時間)、フランス・パリで開催されるモデルロケット国際大会(IRC)に日本代表として出場する、北海道の札幌旭丘高校サイエンス部(部員31人、顧問・大畑真人教諭)が20日、龍郷町浦の町中央グラウンドで発射実験を行った。19日から2日間で計6回打ち上げ、部品、火薬を提供する同町浦の野村特殊工業㈲代表取締役社長、野村真仁さん(56)の指導の下、大会に向けた細かな調整が行われた。

官民連携で紬産業振興へ 着物店「やまと」と協定 龍郷町(2023.05.20)

 

龍郷町は19日、着物専門店を全国展開する「やまと」(本社・東京都、矢嶋孝行代表取締役社長)と官民連携で地域課題解決を図る「龍郷町ソーシャルアクションパートナー(T―SAP)協定」を締結した。本場奄美大島紬の産地と売り手という縁により、紬関連の産業振興や同町の魅力発信などを推進する。町役場で協定締結式があり、紬振興を軸とした地域活性化へ問題意識を共有した。

最高金賞に2蔵元4銘柄 奄美黒糖焼酎15点入賞 蒸留酒品評会TWSC(2023.05.20)

 

国内外で流通する蒸留酒を対象とした品評会「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)2023」(実行委員会主催)の審査結果がこのほど発表され、焼酎部門で奄美黒糖焼酎15銘柄が入賞し、うち蔵元2社計4銘柄が最高金賞に選ばれた。最高金賞と金賞の上位をさらに審査し選出する最高位の「ベスト・オブ・ザ・ベスト」は、後日発表される。

奄美地方梅雨入り 沖縄と共に全国で一番早く 平年6日、昨年より13日も遅く(2023.05.19)

 

鹿児島地方気象台は18日、奄美地方が「梅雨入りしたとみられる」と発表した。沖縄地方と共に全国で一番早い梅雨入りだが、平年より6日遅く、昨年(確定値は5月5日)と比べると13日も遅い梅雨入りとなった。この日は風も強く強風注意報のほか、波浪注意報も発表された。

沖永良部産 完全人工ウナギ試食 新日本科学が研究 新たな可能性広がる(2023.05.19)

 

和泊町にシラスウナギの人工生産研究施設を持つ新日本科学(本社、鹿児島市)は18日、和泊町の飲食店で、研究施設で育てたウナギの試食会を開いた。沖永良部島産の完全人工ウナギを使ったうな重やう巻き、肝吸いなどが振る舞われ、参加者らは「臭みがなくておいしい」「島でウナギが作れるなんて信じられない」と喜んだ。

ニューヨークに”奄美の風” 出身者ら、島唄・六調でPR ジャパンパレード(2023.05.18)

 

米ニューヨークのマンハッタンで現地時間の13日、日米友好イベント「ジャパンパレード」が開かれ、ニューヨーク奄美会(榮秀吉会長)が奄美代表として出演した。参加者らは大島紬に身を包み、世界自然遺産の島々をPR。島唄や六調でニューヨークに”奄美の風”を吹かせた。

情報発信、交流人口増に期待 知名町 テレワークオフィス開所式(2023.05.18)

 

知名町が同町知名に整備したテレワークオフィスの開所式が15日、同施設前であった。同施設を含めて関連3施設の開所を祝うもので、町、議会、関係企業の代表者ら約30人が出席。テープカットで開所を祝い、3施設を活用した島の情報発信や関係人口増に期待を込めた。

 

貴重な考古資料展示 「きゅら島あまみの歴史と文化」 世界遺産、日本復帰70周年企画展 霧島市の上野原縄文の森(2023.05.17)

 

霧島市の県文化振興財団上野原縄文の森(前迫亮一園長)で、企画展「きゅら島あまみの歴史と文化」が開催されている。奄美の島々における旧石器時代から近現代までの発掘調査成果を紹介し、遺跡から出土した土器や貝製品といった貴重な考古資料を展示。企画展は7月2日まで。

再エネ整備へ派遣協定締結 専門家受け入れ実証推進 知名町(2023.05.17)

 

脱炭素の取り組みを進める知名町は15日、再生可能エネルギー(再エネ)を普及させる技術を開発しているDGキャピタルグループ(本社東京、新海優代表取締役社長)と地域活性化起業人の派遣協定を締結した。町は同グループの特許技術であるDGR(デジタルグリッドルーター)を活用した再エネ設備導入を計画。協定締結により、この技術への専門的知識を持つ同グループの藤原宗徳さん(60)を起業人として受け入れ、DGRの整備に向けた課題の整理や実証を進める。

 

パッションフルーツ出荷協 昨年実績上回る出荷・販売へ 16日から集荷開始(2023.05.16)

 

JAあまみ大島事業本部は15日、奄美市名瀬朝戸の奄美市農業研修センターで「2023年度産奄美パッションフルーツ出荷協議会」を開いた。奄美大島の生産者や行政担当者ら約20人が出席、23年度は前年度計画比約300㌔減の2075㌔の出荷・販売を計画。平均単価は昨年実績の1㌔当り1695円を上回る販売を目指すことなどを報告した。生産状況については、気温が平年より少し高い予報となっていることから、収穫期間中のハウスの温度管理の徹底などが呼び掛けられた。

知名町住吉字「母の日の集い」 青壮年団が感謝込め カーネーション贈る(2023.05.16)

 

知名町住吉字青壮年団による「母の日の集い」が14日、同字公民館であった。地域住民ら約40人が参加。料理を振る舞った男性らは、感謝の気持ちを込めて妻や母親にカーネーションを手渡した。

舟こぎフェスにぎわう 奄美市小湊漁港、52チーム参加 熱戦に観客らの声援響く(2023.05.15)

 

第15回舟こぎフェスティバル(同実行委員会主催)が14日、奄美市名瀬の小湊漁港で開かれた。小学生から一般まで4部門に奄美市内外の52チーム、約600人が参加、予選から決勝まで白熱の計32レースを展開した。会場では、新型コロナウイルス感染症が落ち着いたこともあり、応援する観客らの声援が響く中、奄美の伝統行事を多くの人が楽しんだ。

会長に初の奄美関係者 歴史と格式持つ「三州倶楽部」 コロナ禍乗り越え奮闘(2023.05.15)

 

島津家の当主を総裁に仰ぎ、歴史と格式を持つ公益社団法人「三州倶楽部」の会長に初めて奄美群島に縁のある人物が就任して、奮闘している。NPO法人徳之島「夢」振興会議の理事長・横田捷宏(かつひろ)さん(81)だ。

自給飼料増産へ支援 県、食料安全保障強化で新規事業 奄美でも耕畜連携取組み(2023.05.14)

 

農業の「稼ぐ力」を引き出す県の2023年度施策では、引き続き「人づくり・地域づくりの強化」「生産・加工体制の強化、付加価値の向上」「販路拡大・輸出拡大」の3本柱を掲げている。このうち特性を生かした農畜産業の生産体制づくりは、食料安全保障の強化で新規事業により自給飼料増産に向けた取り組みを支援、奄美群島でもサトウキビと畜産の「耕畜連携」が期待されている。

奄美は計36カ所 群島各地に指定候補区域 安保土地規制(2023.05.14)

 

国境離島や米軍、自衛隊施設周辺などの土地取引を規制する「重要土地等調査法」に基づく政府の区域指定の候補地に、奄美群島の島々と、群島内の自衛隊施設が入った。奄美群島内の指定候補区域は計36カ所。政府は各自治体の意見聴取を経て、8月にも指定を決める方針。

ブランド豚「あかりんとん」無償提供 みらい子ども食堂に 13日、末広市場で弁当配布(2023.05.13)

 

奄美産のブランド豚「あかりんとん」の生産加工を行う㈱カイセイ(奄美市名瀬平田町)は12日、同市名瀬の末広市場を拠点に活動する「みらい子ども食堂」(平郁代代表、ボランティアスタッフ約10人)に「あかりんとん」の豚バラ肉3・7㌔とベーコン2・4㌔を無償提供した。肉は13日に同食堂の弁当のおかずとして調理され、地域の子どもやお年寄りたちに提供される。

「母の日」準備に大忙し 生花店、装飾包装や配達 奄美市(2023.05.13)

 

14日は「母の日」。奄美市内の生花店では1年で最も需要が高まる今週末を前に、入荷した生花を商品に仕立てる装飾作業に追われている。

「虹の丘」 居宅面会を再開 クラスターの経験生かす 3月から 直接触れ合い症状改善も(2023.05.12)

 

「ガラス越しの面会から肌のぬくもりの伝わる触れ合いへ」――。リスクを抱えながらも、大きく新型コロナウイルスと向き合う決意をした高齢者施設がある。「クラスターの経験が、今回の決断に生かせるはず」と3月から、高齢者が暮らす居宅スペースでの面会再開に踏み切った。認知症の入所者は、家族と直接触れ合うことで、症状の改善がみられるようになったという。

知名町で群島議員大会 キビ交付金制度の充実要望 奄振法の延長など14項目決議(2023.05.12)

 

奄美群島日本復帰70周年記念第64回奄美群島市町村議会議員大会(同市町村議会議長会主催)が11日、知名町あしびの郷・ちなであった。各地域と議長会から提出された議題7件を採択し、奄美群島振興開発特別措置法の延長・拡充や世界自然遺産登録地域を含む奄美群島国立公園の持続可能な利用の推進など14項目を決議した。

おしゃれに楽しく黒糖焼酎 第2回月ぬきゅらさ~や~ 女性限定イベントに60人参加(2023.05.11)

 

女性限定の黒糖焼酎、島料理を楽しむイベント、第2回「月ぬきゅらさ~や ~Ⅰ LOVE シマ~」が「黒糖焼酎の日」の9日夜、奄美市名瀬の奄美観光ホテルで催された。会場では黒糖焼酎の特製カクテル、シマの食材を使ったコース料理を提供。約60人の参加者たちは、お酒、島料理とともに、楽しく「おしゃれ」なひとときを過ごした。

5年かけ大学卒業 社会福祉士に合格 和泊町の前幸貴さん(72)(2023.05.11)

 

和泊町の前(すすめ)幸貴さんがこのほど、通信制の星槎大学を卒業した。入学から5年かけて国家資格「社会福祉士」の受験に必要な単位も取得し、昨年度の試験で合格を勝ち取った。

デイゴの花見頃 諸鈍は今月中旬ごろか 瀬戸内町古仁屋(2023.05.10)

 

瀬戸内町古仁屋の松江公園やコーラル橋周辺でデイゴの花が見頃を迎えている。デイゴの開花期間はわずか1~2週間ということもあり、一帯は散った花びらが「深紅のじゅうたん」となり街を彩っている。

シンボル花「ユリ」をPR 和泊町交流団28人参加 フラワー都市交流連協総会(2023.05.10)

 

花の魅力を生かしたまちづくりを進める全国9市町村で構成する「フラワー都市交流連絡協議会」の2023年度総会が4月26~27日、「ツツジ」をシンボル花とする福岡県久留米市で開催された。鹿児島県で唯一加盟している和泊町は、前登志朗町長をはじめ役場担当課、おきのえらぶ島観光大使、観光協会と商工会各代表者、愛知、神戸の沖洲会役員、一般島民など28人で交流団を結成して参加。町のシンボル「ユリ」をPRした。

青年期の菊次郎の姿写る 明治18年撮影の写真 米国ワシントンで 専門家「貴重な史料」(2023.05.09)

 

西郷隆盛と愛加那の長男として奄美大島で生まれ、京都市長などを務めた西郷菊次郎が、24歳(満年齢)だった時期の写真がこのほど見つかった。1885(明治18)年に米国ワシントンで撮影された1枚で、菊次郎と共に隆盛の子の寅太郎、おいの隆準(たかのり)ら5人が並ぶ。これまでに確認されている菊次郎の青年期の写真はほとんどなく、隆準の肖像が初めて判明した写真でもあるとして、専門家は「大変貴重な史料」と評価する。

5月9日・10日「奄美黒糖焼酎の日」 今年に入り出荷量伸び(2023.05.09)

 

5月9日とあす10日は「奄美黒糖焼酎の日」。新型コロナウイルス感染拡大に翻弄=ほんろう=された業界も飲食店利用客の回復に伴い業務用の需要から、今年に入り出荷量の伸びが続いている。見送られてきた関連イベントも開催、群島内のみで製造されている奄美黒糖焼酎のPR活動を展開する。 奄美黒糖焼酎の日は、5(コ)9(ク)10(トウ)の語呂合わせ。

バニラビーンズに高い関心 笠利・節田地区 4年ぶり「アマンディ市」にぎわう(2023.05.08)

 

奄美市笠利町の節田地区村づくり推進委員会(奥輝人会長)主催の「第40回アマンディ市」が7日、同地区にある市ひと・もの交流プラザ(味の郷かさり)であった。午前9時の開場前から人が集まり、県道には駐車場待ちの渋滞ができるほど。来場者が途切れることはなく午後3時過ぎまでにぎわった。

コロナ「5類」移行で解散 奄美群島対策本部 PCR検査場も終了(2023.05.08)

 

新型コロナウイルス感染症の位置付けが8日から季節性インフルエンザと同様の「5類」へ移行されるのを受け、奄美大島の対策本部会議(会長・安田壮平奄美市長)は「解散に際して」の共同メッセージを発出するなど、奄美群島12市町村が設置していた対策本部の多くが7日で解散。同じく島ごとに運用していた「コロナ警戒レベル」も終了した。県内のPCR検査所も同日までにすべて終了。奄美大島で唯一となっていた奄美市笠利町の奄美空港にある無料検査所も同日で閉鎖された。2020年4月に奄美群島で初の感染者が確認されてから約3年。感染法上の位置付け変更により、新型コロナへの対応は節目を迎えることになった。

寄付額、件数とも前年割れ 徳之島など4市町1億円超 22年度ふるさと納税(2023.05.07)

 

古里など応援したい自治体に寄付を行うことで税金の還付・控除が受けられる「ふるさと納税」。南海日日新聞が奄美12市町村へ取材した結果、2022年度寄付総額(速報値)は前年度比4・2%減の15億2601万6千円、寄付件数は同7・1%減の13万4901件といずれも前年度実績を下回った。物価高騰に伴う寄付設定額の見直しや新型コロナの巣ごもり需要低迷などが背景にあるとみられ、寄付者獲得には他自治体との差別化が鍵になりそうだ。

えらぶゆりの島グラウンドゴルフ大会 島内外から63チーム、4年ぶり開催(2023.05.07)

 

第7回えらぶゆりの島グラウンドゴルフ大会(和泊町商工会主催)が4月23日、和泊町笠石海浜公園であった。島内の36チームと島外から27チームの合計63チーム315人が参加。熱戦の結果、団体戦は笠利&龍郷チームが優勝した。

朝崎さんら奄美の魅力発信 観客魅了、黒うさぎコン 神奈川県川崎市(2023.05.06)

 

奄美ゆかりのミュージシャンらが出演する音楽イベント「奄美の黒うさぎコンサート」(同実行委員会主催)が4日、神奈川県川崎市の多摩市民館ホールで開催された。瀬戸内町出身の唄者朝崎郁恵さんら、さまざまな音楽のジャンルで活躍する出演者がステージを披露。音楽や踊りを通じて奄美の魅力を発信し、観客を魅了した。

わらべシマ唄大会 3部門40人競う 歌声堂々 伸びやかに(2023.05.06)

 

奄美群島日本復帰70周年記念「第17回わらべシマ唄大会」がこどもの日の5日、奄美市笠利町の県奄美パークであった。島内の小中学生40人が参加し、日頃の成果を発揮。堂々とした振る舞いで伸びやかな歌声を響かせた。

徳之島GW闘牛 全島一は「黒龍王」初防衛 「ワイド、ワイド!」 4日、約3千人熱狂(2023.05.05)

 

徳之島名物のゴールデンウィーク(GW)闘牛大会3日目の4日は、注目の「第34回徳之島全島一・ミニ軽量級優勝争奪戦天城町大会」が、徳之島なくさみ館(伊仙町目手久)であった。同2タイトル戦を含む計8組が激突。地元の闘牛ファンや観光客ら約3千人を熱狂させた。

「咲八姫」、来館者魅了 沖永良部島産テッポウユリ期間展示(2023.05.05)

沖永良部島からやって来た、エラブユリ(テッポウユリ)「咲八姫=さくやひめ=」がこのほど東京都千代田区で期間展示された。サンゴ礁から生まれた赤土が育んだ「南国の奇跡」が優雅な姿を見せていた。来館者は、その品格と可憐さに魅了されていた。

奄美の魅力、五感で感じて ガイドもこなすバス運転手 田中旭さん(2023.05.04)

 

「そろそろ左手に喜界島が見えてきます。窓をご覧ください」奄美市笠利町の奄美空港から同市の名瀬市街地へ向かう路線バス車内。ともすれば退屈な片道1時間の道のり。走り出して数分後、車内のアナウンスが注意事項からいつの間にか観光案内に切り替わっている。気付いた乗客がイヤホンを耳から外し、一斉に窓に目を向けた。

2姉妹で198歳 犬田布の〝きんさん・ぎんさん〟 伊仙町「年の祝い」で祝福(2023.05.04)

 

「101になりました。姉妹で193歳。来年のお祝いもよろしく……」。長寿の町で知られた伊仙町の犬田布にある、㈱ヘルスネット徳洲会「グループホームみさき」(里村貴子管理者・入居者18人)で1日、最年長の入居者(101歳)の「年の祝い」があった。そろって健康長寿を育む実妹(92)もひな壇で祝福。「まるで〝きんさん・ぎんさん〟だ」と盛り上がった。

名瀬男子、朝日女子が団体形Ⅴ 3団体3個人が全国へ 県中学生空手道大会(2023.05.03)

 

2023年度鹿児島県中学生空手道大会(県空手道連盟主催)は4月22日、鹿児島市の県体育館であった。21団体、延べ219人が出場。男子団体形で名瀬が優勝、伊仙が2位に輝いた。女子は朝日が形を制し、組手も準優勝と活躍した。個人戦は共通男子形で矢野琥二郎(鹿児島第一、芦花部小出身)が優勝したほか、同種目で厚大樹(名瀬)、同女子で當原心美(赤木名)が準優勝。奄美勢は3団体3個人が第31回全国中学生空手道選手権大会(8月3~4日、東京都)への出場権を獲得した。

奄美群島4本部、7日解散 「警戒レベル」一斉終了 新型コロナ(2023.05.03)

 

新型コロナウイルスの感染法上の位置付けが8日から季節性インフルエンザと同じ「5類」に変更される。奄美群島12市町村が島ごとに運用してきた「コロナ警戒レベル」は7日で終了。島ぐるみで設置した対策本部も7日付で解散する。2020年春から続いてきた新型コロナ対応は、節目を迎える。一方、医療機関や高齢者の入所施設は従来の感染症対策を継続する。不特定多数の客と接する職場は、官民を問わず大部分でマスク着用や飛沫(ひまつ)防止のパーテーション設置を続ける。

入館者回復、11万5千人 3年ぶり10万人超え 海外からの旅行客も増加 県奄美パーク22年度(2023.05.02)

 

奄美市笠利町の県奄美パーク(宮﨑緑園長)はこのほど、2022年度の入館者実績をまとめた。中核施設の「奄美の郷」「田中一村記念美術館」を合わせた総入館者数は11万5694人で、前年比167・2%(4万6527人増)となった。10万人を超えたのは、19年度(12万9297人)以来3年ぶり。22年度は臨時休園やイベント中止がなかったことなどから、入館者数の大幅回復につながったとみられる。

沖永良部島で青空市「みへでぃろ市」 漁師の直売所や書き初め体験に300人(2023.05.02)

 

沖永良部島の漁師らを中心とした異業種交流会「みへでぃろ市」が4月23日、金沢電機の向かいにある空き地(和泊町和泊)で行われた。マグロやソデイカなど地場産水産物の直売所のほか、演芸やワークショップ、フリーマーケットなどを開催。当日は快晴の下、約300人が集まった。

ジェラート「きゅらん」デビュー 徳高生ら企画・プロデュース 徳之島町など連携(2023.05.01)

 

県立徳之島高校の生徒たちが企画・プロデュースしてパッケージなど考案した「徳之島の果物ジェラート『きゅらん』」シリーズ商品のお披露目会と販売会が30日、徳之島町総合加工センター・美農里館(同町徳和瀬)であった。特産の果物を厳選してぜ

三七会が慰霊の集い 名もなき戦没者を供養 笠利町津代古戦場跡(2023.05.01)

 

1609年、琉球侵攻で南下した薩摩藩が上陸し戦闘したとされる奄美市笠利町の津代古戦場跡で30日、戦没者を追悼する慰霊の集い「水花香」が同地であった。参加者らは、名もなき先人たちに手を合わせ、奄美の転換点となった歴史の一端に思いを馳せた。