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(2756)新着情報 2022年11月

沖永良部地区青年農業者会議 パイナップル試験栽培も 4プロジェクト発表(2022.11.30)

 

2022年度沖永良部地区青年農業者会議が29日、知名町商工会館であった。知名、和泊両町の4Hクラブのメンバーや関係機関から約40人が参加。新規作物の試験栽培やマルチを活用した露地スプレーギク栽培など、4プロジェクトの成果が報告された。

城南海さん慶應大で公開講座 シマ唄も披露 独特の裏声「グイン」にも迫る(2022.11.30)

 

奄美出身の歌手・城南海さんがこのほど、東京都港区の慶應義塾大学で「歌とは何か」について語る、公開講座で講師を務めた。城さんは、約100人を前に奄美の言語などを解説。シマ唄も披露し、コメンテーターと共に独特の裏声「グイン」にも迫った。

新ブランド「徳之島宝赤」商標登録 高糖度ピタヤ、23年度産から流通へ(2022.11.29)

 

徳之島ピタヤ研究会の米山寿八郎会長(73)と熊元与八郎さん(60)は28日、伊仙町役場の大久保明町長を訪ね、20年以上の歳月をかけて開発した徳之島産ピタヤ(ドラゴンフルーツ)の新ブランド「徳之島宝赤=ほーせき=」を商標登録したと報告した。高糖度が特長で、市場流通は2023年度産から。担当者らは「とにかく甘く、有利販売につながる商品。(発売を見据え)生産者の確保、販売戦略を本格化させていきたい」と意気込む。

NHK鹿児島で「沖永良部島」特集 島民が見守る中、国頭小運動場から中継(2022.11.29)

 

沖永良部島の国頭小学校(和泊町国頭)の運動場から11月21日、NHK鹿児島放送局が中継放送を行った。当日はVTRを放映する合間に、現地から沖永良部高校エイサー部が琉球伝統舞踊のエイサーを星空の下で披露。50人を超える地域住民が中継を見届けた。

4年ぶり「ベルスーズ奄美」公演 島の唄と交響譚詩を未来へ 奄美の唄者や楽団、出身者らが共演(2022.11.28)

 

奄美のシマ唄とオーケストラが融合する交響譚詩=たんし=「ベルスーズ奄美と島唄を未来へ紡ぐ」(同実行委員会主催)が27日、奄美市名瀬の奄美文化センターであった。ベルスーズ奄美は、宇検村阿室出身の山畑馨氏がシマ唄をもとに作曲した交響曲で、公演は2018年以来4年ぶり。地元の音楽ファンら約600人が、島の唄者や管弦楽団の奏でる重厚な音色に聴き入った。

アサギマダラから学ぶ 今年の秋の渡り後ろにずれ込み 気温など気象条件影響示す(2022.11.28)

 

奄美新聞では紙面の1面に「きょうの天気」を掲載している。知り合いの果樹農家から「記事よりも大事。まずこの欄を見てから紙面に目を通す」という声が寄せられるほど読者のみなさんの関心度は高い。奄美北部と南部に分けて、その日の天候や気温の予想、降水確率を示している。

関東安陵会75周年記念総会 英顧問の記念講演も(2022.11.27)

 

2022年度「関東安陵会創立75周年記念総会」(田代清和会長)がこのほど、東京都板橋区の板橋区立文化会館大会議室で行われ約60人が集った。コロナ禍を考慮し、事前の出欠での受け付け、懇親会も控えたものの、3年ぶりの開催に会場では笑顔の花が咲いていた。

沖洲会の活性化に向け意見交換 島外から出身者集う ふるさと納税PR動画公開(2022.11.27)

 

2022年度全国沖洲会連絡協議会(会長・今井力夫知名町長)の総会が26日、知名町中央公民館であった。全国の8沖洲会の会長と地元関係者ら約50人が参加。沖洲会の活性化に向けて意見交換したほか、知名町のふるさと納税PR動画の上映会もあった。

人材確保などに課題 部活動の地域移行に向け協議 奄美市(2022.11.26)

 

奄美市中学校部活動の地域移行に関する検討委員会の第1回会合が25日、同市名瀬の奄美市役所であった。市教育委員会や学校関係者、スポーツ推進委員など19人が出席。部活動改革の趣旨や今後の見通しを確認し、地域の指導者の人材確保や運営方法など移行の在り方について意見を交わした。

世界遺産の森を一望 湯湾岳に展望台完成 奄美大島(2022.11.26)

 

環境省が奄美最高峰の湯湾岳(694メートル、大和村・宇検村)に整備していた展望台が完成し、25日に供用を開始した。希少な動植物がすむ広大な世界自然遺産の森を一望できる。

瀬戸内町でドローン配送サービス検証 複数機で長距離飛行 通信不具合や機体落下も(2022.11.25)

 

「鹿児島県地域解課題解決型ドローン実証実験」に採択された、ドローン配送サービスの検証が21日から、瀬戸内町で始まった。㈱森建設(鹿屋市、森義大代表取締役社長)、瀬戸内町、㈱石川エナジーリサーチ(群馬県太田市、石川満代表取締役社長、以下「IER」)、㈱エアリアルワークス(鹿児島市、肥後誠代表取締役社長)、ANAホールディングス㈱(東京都港区、芝田浩二代表取締役社長、以下「ANAHD」)、双日九州㈱(福岡県福岡市、香田篤志代表取締役社長)が、新たなコンソーシアム「ID(いつでもどこでも)プロジェクト」として、瀬戸内町で異種複数機の運用および長距離飛行を使ったドローン配送サービスの検証をしている。

復帰70周年記念式典・祝賀会 来年11月11日開催決定 記念事業実行委が初会合(2022.11.25)

 

「奄美群島日本復帰70周年記念事業実行委員会」の初会合が24日、奄美市市民交流センター3階大多目的室で開かれた。記念事業、会則、「委員長の選任及び副委員長並びに監事の指名」の3議題をいずれも承認した。奄美群島日本復帰70周年記念式典は、来年11月11日(土)に奄美市名瀬の奄美文化センターで開催することを決定し、同日に祝賀会(会場は未定)を開くことも決めた。

奄美市、ネーミングライツ導入へ 群島初、振興会館など公共23施設(2022.11.24)

 

奄美市は奄美振興会館(名瀬)や奄美体験交流館(住用)、あやまる岬観光公園(笠利)など市有23施設を対象にネーミングライツ(命名権)を導入する。奄美の自治体では初の試み。12月1日から命名権者の募集に関する要項を配布し、施設ごとの命名権に係る希望金額を公表する。事前相談の期間を設け、本申請の受け付けは来年1月4日から開始する予定。早ければ来年度から命名愛称を使用する。

人文字撮影、記念講演も 創立150周年祝い企画 名瀬小学校(2022.11.23)

 

奄美市の名瀬小学校(上村英樹校長、児童328人)は22日、創立150周年を迎え、全校児童と教職員らで「名小 150」という人文字を校庭につくって上空から撮影した。自然写真家の浜田太さん(69)による記念講演もあり、野生動植物の生息環境などについて理解を深めた。

塩づくりの歴史後世に 有志が記念碑建立 知名町正名(2022.11.23)

 

知名町正名集落のニシムドゥル海岸で19日、塩づくりの歴史を記した記念碑の除幕式があった。住民約40人が参加。碑の完成を祝うとともに、先人の塩づくりの知恵や努力を後世に伝える決意を新たにした。

せとうち魚即売会祭りにぎわう 見て、買って、食べて、地魚で活気(2022.11.22)

 

瀬戸内町の海の幸が堪能できる「せとうち魚即売会祭り」(瀬戸内漁業集落主催、池田一平代表)が20日、同町古仁屋の漁業協同組合であった。アカウルメやエラブチ、シイラなど水揚げされたばかりの魚介類約300㌔を用意。マグロの解体ショーや魚介類グルメを販売する屋台もあり、見て、買って、食べてと、新鮮な地魚に親しむ人で活気づいた。

沖永良部島で「うとぅるしゃマラソン70キロ」 秋晴れの下、初開催(2022.11.22)

 

沖永良部島で11月19日に、島内70キロを走破するウルトラマラソン大会「第1回うとぅるしゃマラソン70キロ」が45人の参加者を迎え開催された。

老舗蔵元の挑戦 飲み方の提案と味の訴求に伸びしろ 奄美市 創業100年の弥生焼酎醸造所(2022.11.21)

 

奄美市名瀬の弥生焼酎醸造所(川崎洋之代表社員)は今年、創業100年を迎えた。奄美大島では最も古い蔵元。旧名瀬市名誉市民の川崎タミが1922(大正11)年に創業した。1世紀続く背景には、焼酎をサワーにする新たな飲み方の提供や生産者自ら消費地に出向いて愛飲者を増やすなど地道な努力があった。今後は、海外進出を視野に黒糖焼酎を使ったスピリッツ類(アルコール度数の高い蒸留酒)の製造販売も計画中だ。

第43回 奄美民謡大賞予選会出場者募集(2022.11.21)

 

下記の通り、延期していた第42回奄美民謡大賞を開催します。各地域において予選大会を実施致しますが新型コロナの感染状況によっては中止する場合があります。

さかなクンと海や魚学ぶ 「奄美の海はすギョい」 瀬戸内町でシンポ(2022.11.20)

 

シンポジウム「さかなクンと学ぼう!大島海峡のサンゴ礁と不思議な生き物達~世界自然遺産登録から1年 世界的に貴重な奄美 瀬戸内町の海を守るために~」(奄美せとうち観光協会・瀬戸内町海を守る会、日本自然保護協会、世界自然保護基金<WWF>ジャパン共催)は19日、瀬戸内町きゅら島交流会で行われた。さかなクンを含む海の専門家5人が登壇し、大島海峡の希少生物や環境問題、海を守る取り組みなどを講話。会場に訪れた多くの子どもたちが、さかなクンや専門家の話に耳を傾けた。

沖永良部島で「劇団がじゅまる」公演 劇作家・金田一央紀さん演出(2022.11.20)

 

沖永良部島の「あかね文化ホール」(和泊町手々知名)で11月27日、「劇団がじゅまる」が演劇「えらぶ世之主」を上演する。演出を務める金田一央紀さんは「今回披露するものは1.0でも2.0でもなく、劇団がじゅまる3.0。前回よりテンポよく、動きも入れて、舞台全体のエネルギーが数倍高まっている」と意気込む。

出店者らと顔合わせ 地域密着型旅プラン運営で説明会 奄美高校(2022.11.19)

 

奄美市名瀬の県立奄美高校(田中耕一郎校長、生徒391人)では、商業科・情報処理科の3年生が旅プランを企画・運営する「奄美の魅力フルコース堪能(奄ふる)プロジェクト」に取り組んでいる。12月には観光客や地元住民を対象としたイベントを開催予定。生徒らは17日、イベント当日に実施するマルシェの説明会を同校で開き、出店する地元企業の代表者らと顔を合わせた。

流ちょうに奄美語る 最優秀賞に川節さん(朝日2年) 奄美市中学校英語スピーチコン(2022.11.19)

 

日本復帰記念第45回奄美市中学校英語スピーチコンテストが18日、市民交流センターで開催された。市内13校から計17人が出場し、奄美に関することについて流ちょうな英語で意見や考え方などを発表。最優秀賞には川節桃香さん(朝日2年)が選ばれた。

ソテツ被害が急拡大 飛散による増殖懸念、対策呼び掛ける(2022.11.18)

 

奄美を代表する植物であるソテツの葉に、植物の害虫であるカイガラムシが寄生、枯れる被害が奄美市や龍郷町などで広がっている。被害にあったソテツは、緑の葉が白くカビが生えたように覆われ、黄色く変色、次第に枯れてしまう。県大島支庁林務水産課は「10月ごろから被害が広がっており詳細は調査中。急激な増殖、分布拡大が懸念される」とし、14日には、奄美群島の各市町村にも被害情報を発信、防除の際の飛散防止などを含めた対策を呼び掛けている。

知名町に博物館がやってきた 実験や動物との触れ合い楽しむ 20日まで(2022.11.18)

 

鹿児島県立博物館の移動博物館推進事業「博物館がやってきた!in知名町」が17日、同町民体育館で開幕した。訪れた子どもたちは、科学の実験を見学したり、生きている動物と触れ合ったりして楽しんだ。入場は無料、20日まで。

川畑さん(与論高)が最優秀賞 商品化で島の魅力発信へ 県のおいしいもの選手権(2022.11.17)

 

県内の高校生らが地場産食材を活用して開発したオリジナルメニューのコンテスト「2022年度かごしまおいしいもの選手権」(県主催)は16日、鹿児島市のかごしま県民交流センターで最終審査会があり、スイーツ部門で川畑光麗さん(与論高校2年)の作品「ねっとり💛マーク海老芋アイス」が最優秀賞に輝いた。今後、県内企業の協力で商品化も検討されることから、川畑さんは「自分の作ったお菓子で与論の魅力を発信したい」と意気込んでいる。

荘内南洲会、5年ぶり来島 和泊町 西郷の遺徳訪ねる旅(2022.11.17)

 

山形県酒田市の荘内南洲会(水野貞吉理事長)のメンバー19人が15日、沖永良部島を訪れ、西郷隆盛にゆかりのある場所を巡った。

「特別措置必要」8割超え 課題に人口減、少子高齢化 県奄振アンケート(2022.11.16)

 

2023年度末で期限切れとなる奄美群島振興開発特別措置法(奄振法)の延長に向け総合調査を行う県は15日までに、奄美在住者や出身者らを対象に実施したアンケートの結果を公表した。特別措置の必要性については在住者の82・1%、出身者の85・7%が「今後も必要」と回答し、ともに8割を超えた。島のイメージが10年前と比べ良くなったとする意見は、在住者で59・0%、出身者で57・9%にとどまった。今後の課題では「人口の減少」を挙げる意見が最も多く、「少子・高齢化の進行」が続いた。

知名、和泊両町糖業振興会役員会 12月1日操業開始決定 22・23年期生産量見込み8万2059㌧(2022.11.16)

 

2022年度知名、和泊両町糖業振興会役員会が14日、知名町フローラル館であった。22・23年期のサトウキビ生産量は、8期連続の8万㌧超えとなる8万2059㌧(前期実績9万1429㌧)を見込む。南栄糖業(株)(武吉治社長)の操業開始日は前年と同じ12月1日に決定した。年内操業は9期連続。

平田まりなさん総合優勝 7部門92人、のど競う 民謡民舞奄美連合大会(2022.11.15)

 

2022年度「民謡民舞奄美連合大会」(公益財団法人日本民謡協会、同協会奄美連合委員会共催)が13日、奄美市笠利町の県奄美パークであった。7部門に92人が出場して自慢ののどを披露、各部門の頂点を競った。7部門の優勝者で競った協会賞争奪戦は、「いそ加那」を歌い青年の部で優勝した平田まりなさん(あやまる会)が制し、来年開催予定の全国大会「内閣総理大臣賞争奪戦」の出場権を獲得した。

短・中距離ナンバー1決定戦 島内の子どもから大人まで104人が参加(2022.11.15)

 

短・中距離走の島内ナンバー1を決めるイベント「おきのえらぶ全島一決定戦大会」が13日、知名町の沖永良部高校グラウンドであった。50㍍走、100㍍走、ファミリー50㍍走に加え、新種目となる1500㍍走の全4種目に子どもから大人まで104人が参加し、熱戦を繰り広げた。

郷土の宝、受け継いで 子ども島口・伝統芸能大会 瀬戸内町(2022.11.14)

 

第17回瀬戸内町子ども島口・伝統芸能大会(瀬戸内町教育委員会主催)が12日、同町のきゅら島交流館であった。町内12団体の小中学生146人と高校生4人が出演し、練習を重ねた島唄や島口劇、伝統芸能を堂々と披露。郷土に伝わる文化の魅力を発信した。

空き家は私財で公共財 専門家「早期対応が重要」 奄美市で対策イベント(2022.11.14)

 

奄美市と県住宅リフォーム推進協議会共催の空き家対策・居住支援イベント「まーじん考えろでぃ!空き家と地域の住生活」が12日、奄美市名瀬の同市役所であった。市内の空き家所有者や相続人、民生委員ら64人が参加。大牟田市居住支援協議会(福岡県)の牧嶋誠吾事務局長が講演し、空き家は増加すると地域の安全性の低下やコミュニティーの崩壊を招く半面、活用次第では地域活性化にも役立つと説明。「空き家は私財であり公共財でもある」と述べ、空き家対策への理解を求めた。

磯釣りでハージン16㌔ 奄美市の松田さん、奄磯連記録更新 瀬戸内町与路島(2022.11.13)

 

奄美市名瀬の松田恵さん(59)が3日、瀬戸内町・与路島南側の地磯で105・5㌢、16㌔のハージン(スジアラ)を釣り、奄美磯釣連盟が認定するスジハタ部門の最高記録を4㌢、1・5㌔更新した。松田さんは驚きつつも「釣りは7割が運」と謙遜した。

観光親善大使に委嘱 RYO the SKYWALKERさん おきのえらぶ島観光協会(2022.11.13)

 

おきのえらぶ島観光協会(東山輝昭会長)は10日、レゲエ歌手のRYO the SKYWALKER(リョー・ザ・スカイウォーカー)さん(48)=大阪府=におきのえらぶ島観光親善大使を委嘱した。同日、和泊町の沖永良部空港で委嘱式があり、東山会長が委嘱状を手渡した。

住宅不足、島外求人の壁に 人材確保・育成へ情報共有 大島地域推進協(2022.11.12)

 

県大島支庁主催の2022年度大島地域人財確保・育成推進協議会が11日、奄美市名瀬の大島支庁であった。オンライン参加者も交え、奄美群島12市町村や高校、各団体の代表が、群島内の雇用環境の課題と、その改善に向けた取り組みについて情報共有した。いずれの島でも各分野で人材確保が課題となっており、U・Iターン者など島外から働き手を呼ぼうにも、住宅不足が壁になっている現状などが改めて示された。

学びの魅力発信 舞台や展示発表、表彰も 知名町生涯学習フェス(2022.11.12)

 

知名町の第32回生涯学習フェスティバル(町、町教育委員会主催)は5、6の両日、おきえらぶ文化ホールあしびの郷・ちななどであった。舞台や展示発表、各種表彰、講演など多彩な催しで学びの魅力を伝えた。

蒲田の居酒屋で奄美群島の魅力を発信 関連書籍の販売も(2022.11.11)

 

東京都大田区にある奄美出身者が関わる居酒屋でこのほど、奄美群島の魅力を発信するイベントが行われた。来店者は黒糖焼酎や発酵ドリンク・ミキを試飲するなどして、楽しんでいた。関連書籍も販売され『大島高校野球部の軌跡』も注目されていた。

異なる文化楽しむ 沖永良部島と奄美大島の歌い手共演 和泊町「島唄の響演」(2022.11.11)

「島唄の響演」(和泊町芸術文化推進実行委員会主催)は6日、和泊町のあかね文化ホールであった。奄美大島の唄者と沖永良部島の民謡歌手や団体が出演。島唄、琉球民謡、舞踊、太鼓など多様な文化、音楽で多くの来場者を魅了した。

屋仁川の歴史絶やさずに やんご祭りにぎわう 奄美市名瀬(2022.11.10)

 

奄美市社交飲食業組合主催の「やんご祭り2022」が8日、奄美市名瀬の繁華街・屋仁川通りであった。年末の忘年会シーズンに向け、屋仁川に活気を取り戻せるよう盛り上げていきたいと企画。飲食店による出店のほか、地元住民による島唄やフラダンスの披露、島口漫才やバンド演奏など、多彩なプログラムが繰り広げられ、思い思いに祭りを楽しむ人々でにぎわった。

「沖高みらい探求プロジェクト」西日本地区グランプリ 三菱みらい育成財団の助成校成果発表会(2022.11.10)

 

未来を担う若者の育成を目指す教育活動などを支援する「三菱みらい育成財団」の2021年度助成校成果発表会で、沖永良部高校が取り組んだ教育プログラム「沖高みらい探求プロジェクト」が、高校生対象のカテゴリー1部門で全国の高校55校の中から西日本地区グランプリに選ばれた。4日、知名町の今井力夫町長を表敬訪問し、受賞を報告した。

IMALUさんと「奄美の海」考える 奄美海保大高で海洋保全イベント(2022.11.09)

 

奄美海上保安部が主催する「海洋環境保全」をテーマにしたイベントが7日、県立大島高校和親館であった。今夏から、奄美と東京の二拠点生活を送るタレントのIMALUさん(33)を招いたトークショーのほか、緊急通報番号118番を啓発する書道パフォーマンスを開催。イベントに参加した生徒たちは、IMALUさんとともに、奄美の海の保全方法などを考えた。

藤原紀香さん徳之島町PRの〝顔〟に 夫・愛之助さんルーツの島にぞっこん(2022.11.09)

 

「素晴らしい自然と食の恵み。そして、何よりも感動したことは、島民の皆さんの優しさと笑顔」―。女優でモデル・タレントの藤原紀香さん(51)が7、8日の2日間、旅行電子雑誌の撮影のため、夫で歌舞伎俳優片岡愛之助さん(50)のルーツの島である徳之島を訪問。徳之島町の〝顔〟となってアフターコロナの旅行需要や、ふるさと納税もPRしていく。

奄美黒糖焼酎「女子倶楽部」発足 「おいしく、おしゃれに健康的に」 新しい飲み方提案(2022.11.08)

 

「黒糖焼酎・奄美の食・健康」をキーワードに活動する「奄美黒糖焼酎女子倶楽部」が発足した。会員はいずれも女性で、製造する蔵元関係者だけでなく管理栄養士の資格を持つ行政関係者も加わっている。シマの食材も生かした「おいしく、おしゃれで健康的」な飲食で新しい飲み方を提案、長く黒糖焼酎に親しんでもらう。

脱カーボン社会の旗印に 知名町新庁舎起工、24年供用(2022.11.08)

 

庁舎の老朽化に伴う新庁舎建設事業を進めている知名町は7日、同町瀬利覚の建設現場で安全祈願祭と起工式を開いた。町、議会、施工事業者の関係者ら約60人が出席し、工事の安全を祈願した。新庁舎の完成は2023年11月の予定。引っ越し作業などを経て業務開始は24年4月以降となる見通し。

「ワイド節誕生秘話」を熱演 隠れた歴史掘り起こし伝承 大和村今里小学習発表会(2022.11.07)

 

大和村の今里小学校(中村利之校長)の学習発表会が6日、同校体育館で行われた。シマ唄「ワイド節」が誕生する過程の劇を、全児童5人が上演。来場した保護者や地域住民ら約60人に披露し、シマ唄伝承の意識を共有した。

沖永良部高が7連覇全国総文祭代表に 伝承芸能部門で最優秀賞(2022.11.07)

 

「第17回郷土芸能専門部発表大会」(鹿児島県高等学校文化連盟主催)は6日、奄美市名瀬の奄美文化センターで行われた。和太鼓部門5団体(6校)と伝承芸能部門4団体(5校)が郷土芸能を披露。伝承芸能部門で沖永良部高校エイサー部(宮脇慶次顧問、部員16人)が、最優秀賞を受賞し7連覇を達成した。

ANA芝田社長が〝凱旋講〟 「恵まれた環境自覚し努力して」瀬戸内町(2022.11.06)

 

ANAホールディングス㈱の代表取締役社長、芝田浩二氏を講師に招いた、特別記念講演「奄美大島 瀬戸内町の新たな可能性とは」(同町商工会青年部主催)は5日、同町のきゅら島交流館であった。用意された200席は事前申し込みで満席。会場では、鎌田愛人町長の姿や立ち見をする姿も見られ、多くの来場者が〝凱旋講演〟を視聴した。

第1回OWS徳之島大会 初大会・総合1位は平野(神奈川) 徳之島町山漁港でスタート(2022.11.06)

 

徳之島町主催の第1回オープンウォータースイミング徳之島大会(鹿児島県水泳連盟・神奈川県相模原市水泳協会後援)が5日、同町山漁港でスタート。1日目の「10キロの部」には17選手が出場。平野翔一選手(18)=神奈川、日大水泳部=が2時間16分57秒で総合1位、女子は元世界ジュニア選手権日本代表で専修学校生の岩渕立歩選手(18)=同=が2時間32分36秒(総合3位)で初大会を制した。6日は地元勢も交え3キロと5キロの部がある。

八月踊りで奄美アピール 鹿児島市でおはら祭り(2022.11.05)

 

南九州最大の祭り「おはら祭り」が2~3日、鹿児島市の天文館一帯であった。3日の本まつりには奄美関係の団体も踊り連を繰り出し、「鹿児島ハンヤ節」を八月踊りの振り付けで踊るなどして奄美をアピールした。

ハジチに島の〝こころ〟学ぶ 入れ墨文化、習俗でイベント 宇検村(2022.11.05)

 

奄美群島から沖縄諸島にかけての琉球弧で1800年代末期まで行われていた針突(ハジチ)と呼ばれる入れ墨の習俗について理解を深めるトークイベント「針突(ハジチ)のこころ―発生・民俗・今」が3日、宇検村湯湾の「元気の出る館」で開かれた。住民ら約60人が参加。かつて琉球弧の女性の手に刻まれた入れ墨「ハジチ」を通し、人と自然とマブイ(霊魂)とが渾然一体となった島の人々のこころ(思想や考え方)などについて、理解と学びを深めた。

和泊町文化の祭典 民謡や踊りで楽しむ 17団体が出演(2022.11.04)

 

2022年度和泊町文化の祭典が3日、同町あかね文化ホールであり、民謡や琉球舞踊など町内で活動する17団体が日頃の練習の成果を発表した。

22年奄美大島ウミガメ調査 産卵399回、昨年上回る アカウミガメ過去2番目の少なさ(2022.11.04)

 

奄美海洋生物研究会(興克樹会長)は3日、「2022年奄美大島におけるウミガメ上陸・産卵調査」および「リュウキュウイノシシによるウミガメ卵採食状況調査」の結果を公表した。同年4月~9月の産卵回数は399回(アカウミガメ96回、アオウミガメ274回、不明29回)で、前年比22・4%の増加。アカウミガメは13年の663回をピークに減少傾向にあり、過去最少だった昨年の59回からは増えたものの、過去2番目に少なかった。アオウミガメは昨年より33回増加、過去11年間は安定的に推移している。上陸回数は582回(アカウミガメ130回、アオウミガメ380回、不明72回)だった。

永良部百合・フリージア生産出荷組合 事務局機能を和泊、知名両町へ(2022.11.03)

 

永良部百合・フリージア生産出荷組合はこのほど、沖永良部花き専門農協に置いていた事務局機能を和泊、知名両町役場農政担当課へ移管することを決めた。生産者の減少が続くなか、事務局を分割することで生産体制の維持強化を図る。

面縄小が「優秀賞」「学校賞」 「かごしまの教育」県民週間・標語コン(2022.11.03)

 

「きんちょうも 力に変える 県民週間」―。県教育委員会の「地域が育む『かごしまの教育』県民週間」(今月1~7日)にちなんだポスター原画・標語コンクールの標語の部で、伊仙町立面縄小学校(実岡和江校長・児童数118人)の満重環子(わこ)さん(6年)が「優秀賞」。さらには全校ぐるみの作品も高評価を受け「学校賞」もダブル受賞。2日、県教育委員が訪問伝達してたたえた。

堂免さん(喜界小6年)が最優秀賞 アリモドキゾウムシ根絶ポスターコン(2022.11.02)

 

2022年度「アリモドキゾウムシ根絶ポスターコンクール」の入賞者が決まり1日、発表した。最優秀賞には、喜界島をジグソーパズルに見立て、鮮やかな色彩で「アリモドキゾウムシからイモを守ろう」と訴えた堂免華穂さん(喜界小6年)の作品が選ばれた。

クロウサギ交通事故過去最多更新 奄美大島、徳之島とも 生活道路で多発(2022.11.02)

 

環境省沖縄奄美自然環境事務所奄美群島国立公園管理事務所(阿部愼太郎所長)は1日、国の特別天然記念物アマミノクロウサギの2022年の交通事故件数が9月末現在で奄美大島、徳之島とも過去最多件数を更新したと発表した。国道や県道を含む生活道路での事故が多発しており、通勤・通学などで夜間運転する際、十分注意するよう呼び掛けている。

 

ロボットで省力・効率化 認定・担い手研修会に30人 喜界町(2022.11.01)

 

喜界町認定・担い手農業者連絡協議会(高岡清信会長、会員93戸)は27日、町内で2022年度研修会を開いた。ドローンなど農業用ロボットを活用したスマート農業に関する講習や実演会があり、参加者は先端技術を駆使した農作業の省力化や効率化など、スマート農業のメリットに理解を深めた。

民謡民舞全国大会 指宿さん5位、福山さん7位 奄美勢健闘(2022.11.01)

 

民謡日本一を競う「2022年度民謡民舞全国大会」(公益財団法人日本民謡協会主催)が10月27日から30日まで、神奈川県川崎市の「カルッツかわさき(川崎市スポーツ・文化総合センター)」で開催された。最終日、青年部で指宿桃子さんが5位、内閣総理大臣賞争奪戦では、福山幸司さんが7位に入賞した。ほか優秀賞に選ばれるなど奄美勢は奮闘した。