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(2744)新着情報 2022年8月

瀬戸内町学校給食センター開所式 9月1日から供用開始「安心安全な食育拠点に」(2022.08.31)

 

瀬戸内町が整備を進めていた町立学校給食センターの開所式が30日、同町清水の同センターであった。鎌田愛人町長や代表児童生徒らがテープカットを行い、参加者らは新たな食育拠点の完成を祝った。9月1日から町内の公立小中校や幼稚園に、おいしい給食を提供していく。

平瀬マンカイに向け3日間練習 2集落住民のみで開催 31日、秋名・幾里(2022.08.31)

 

龍郷町の秋名集落(成海博文区長)、幾里集落(隈元信一郎区長)は、8月31日(水)に予定している国の重要無形民俗文化財に指定されている「秋名アラセツ行事」の一つ「平瀬マンカイ」開催に向けて、25日、27日、29日夜に3日間、秋名コミュニティーセンターで踊りや歌の合同練習をした。「平瀬マンカイ」は31日午後4時ごろから2集落住民のみで開催し、観客なしで行われる。

サンゴの「白化」確認 奄美大島中北部 台風減影響か、来月実態調査も(2022.08.30)

 

奄美海洋生物研究会(興克樹会長)は29日、奄美大島中北部の沿岸周辺で、海水温の上昇が原因とみられるサンゴの白化現象を一部で確認したと報告した。白化はまだ局所的で深刻ではないものの、このまま高水温が長期化すれば死滅する恐れもある。興会長は「今年は台風の接近が少なく、水温が高いままではないか」と指摘しており、9月には全域での実態調査を行う予定だ。

成人式、20歳対象維持へ 18歳引き下げも進学等考慮 奄美群島12市町村(2022.08.30)

 

2022年4月に成人年齢が18歳へ引き下げられ、初めて迎える23年の成人式について、奄美群島12市町村は従来通り20歳を対象に実施する方針であることが26日までに、各市町村への取材で分かった。18歳の多くは高校3年生で忙しい進学・就職時期と重なることが主な理由。成人年齢と異なる20歳対象の式典となるため、各自治体は「二十歳のつどい」などに名称を変更する。

親子でハブの生態学ぶ ミニカードゲーム大会も 奄美パークで開催(2022.08.29)

 

県奄美パーク主催のイベント「サマーワークショップ~ハブのいるくらし 原ハブ屋カードゲームバトル~」が28日、同パーク奄美の郷屋内イベント広場で開かれた。小学生以下の親子9組36人が参加。原ハブ屋の原拓哉さんが講師を務め、①ハブについてのレクチャー&クイズ②原ハブ屋オリジナル動画視聴③カードゲームレクチャー(ハブ拳、DokuNarabe=ドクナラベ)④ミニカードゲーム大会―があり、親子で楽しみながらハブの詳しい生態を学んだ。

リッコダンススタジオ 4年ぶりの発表会 多彩なダンスで観客魅了(2022.08.29)

 

奄美市名瀬大熊町の「リッコモダンジャズバレエスタジオ」(濱畑律子代表)の第8回発表会が28日、奄美市名瀬の奄美文化センターであった。同スタジオの受講生や東京を中心に活動するプロのダンサーら約45人が出演。モダンバレエ、ジャズ、ヒップホップ、タップダンスなどさまざまなジャンルのダンスを取り入れたステージが繰り広げられ、来場した多くの観客を魅了した。

沖永良部で「あなたのそばで県議会」開催 「沖縄運賃低減を」「働く場所増やして」(2022.08.28)

 

県議が県内各地に出向き、住民の意見を聞く「あなたのそばで県議会」が27日、和泊町防災拠点施設やすらぎ館であった。「あなたの考える大島地域の振興策」をテーマに県議26人と沖永良部2町の住民約70人が意見交換。参加者からは「沖縄へ行く時の航空運賃の低減を」「水道事業に対する補助金を上げてほしい」「島に働き場所を作ってほしい」などの要望が出た。

陸上の楽しさ伝える 大村さんと内之倉さんが指導 沖永良部で教室開催(2022.08.28)

 

実業団のトップアスリートを講師に招いた「おきのえらぶ陸上教室」が27日、沖永良部高校グラウンドであった。島内の小学生から大人まで約70人が参加し、ハードルや走り幅跳びの楽しさを味わった。

シクンシの花が見頃 知名町知名の商店街(2022.08.27)

 

知名町知名の総合衣料店「あさと」(朝戸美富店主)の店先で、シクンシの花=写真=が見頃を迎え、通行人を癒やしている。シクンシは熱帯アジア原産のつる性木本。花は咲いている間、白からピンク、赤へと変化する。

離島甲子園」、来年は奄美大島で 初、5市町村で受け入れ 閉会式で「旗」引き継ぎ式(2022.08.27)

 

「来年、奄美大島で会いましょう」―。国土交通大臣杯「第14回全国離島交流中学生野球大会」(同実行委員会主催、通称・離島甲子園)が、来年は奄美大島で開催されることが決まった。奄美大島での開催は初めてとなる。関係者によると、奄美大島5市町村で実行委員会を組織して受け入れ、運営していく予定。来年は奄美群島日本復帰70周年の節目の年を迎えることから、「奄美群島日本復帰70周年記念事業」として開催予定している。今年の「第13回離島甲子園」は、8月22日から25日まで新潟県佐渡市で開催された。25日の閉会式の中で「離島甲子園」の旗の引き継ぎ式が行われ、来年の奄美大島開催を選手や大会関係者らに周知した。

オープン1カ月で2万1千人来場 自然を「体験」、保全を「学ぶ」(2022.08.26)

 

世界自然遺産登録から1周年目にあたる7月26日にオープンした「奄美大島世界遺産センター」(奄美市住用町)が8月25日までの1カ月間の来場者数が、延べ2万1227人になることが分かった(25日は休館日のため未集計)。子どもたちの夏休み期間中にオープンした同センターに、連日家族連れを中心に大勢の利用客が訪れており、7月31日には最多の延べ1395人が来場。今後、持続可能な環境・社会づくりに向けたイベントの開催や出前授業なども予定しており、環境保全の情報発信拠点として、期待が高まる。

技術継承のため、記録も 古くなった道具作り直し 上平川大蛇踊り保存会(2022.08.26)

 

知名町の上平川大蛇踊り保存会(西村兼武会長、会員約60人)が、老朽化した大蛇や大蛇の保管籠を作り直す作業を進めている。大蛇は2013~14年ごろ、大蛇の保管籠は1997~98年ごろ以来の作り直しで、これらの道具作りの技術継承、記録も目的としている。

ANA芝田社長を委嘱 「せとうち創生プロモーター」に 瀬戸内町(2022.08.25)

 

瀬戸内町は24日、同町加計呂麻島出身でANAホールディングスの芝田浩二代表取締役社長(66)に、町のまちづくりに助言などを行う「せとうち創生プロモーター」を委嘱した。委嘱状を受け取った芝田社長は「瀬戸内町の創生に力を尽くす」と意気込みを語った。

早朝、10分間の集中学習 ラジオ体操後に方言指導 知名町正名老人クラブ(2022.08.25)

 

知名町の正名老人クラブは夏休み期間、集落の公民館で行われるラジオ体操に集まった子どもたちに、島ムニ(沖永良部島の方言)を教える教室を開いている。体操後約10分間の教室に、24日は地元の子どもたち約20人が参加。同クラブ会員の高齢者から、日常生活で使われる単語や会話文の発音、意味などを学んでいる。

群島青年農業交流会 「地域物流と地産地消」学ぶ 奄美、徳之島、沖永良部の若手農家(2022.08.24)

 

奄美群島の農業青年クラブが一堂に会して親睦を深め、ネットワークの構築を図る「奄美群島青年農業者交流会」が23日、奄美市であった。参加者らは同市名瀬の市公設地方卸売市場などを視察、名瀬中央青果㈱や仲買人など市場関係者と意見交換を行ったほか、同市で地元産食材の販売などを行う「グリーンストア」の里綾子代表取締役社長の講話を聞くなどした。

西見さん(徳之島出身)テレ東京系人気番組に出演 友人ら神田の居酒屋に結集、見守る(2022.08.24)

 

徳之島出身の五輪レスリング元日本代表の西見健吉さん(55)が、6月8日にテレビ東京系の人気番組に出演。その様子を同級生らが神田の居酒屋で同日、自慢の料理と黒糖焼酎を飲みながら見守った。番組は27日に鹿児島読売テレビ(KYT)で放送される。

奄美群島でイセエビ漁解禁 初日水揚げ66・7㌔ 価格低調に漁業者落胆(2022.08.23)

 

奄美群島で21日、イセエビ漁が解禁された。奄美市名瀬の名瀬漁業協同組合(満林春男組合長)では、早朝から赤エビ(カノコイセエビ)や青エビ(シマイセエビ)が並び、仲買人が競り落とす光景が見られた。解禁日は例年、最高値が4千円を超えるなど高値傾向となるが、今年はその相場を大きく下回り、漁業関係者からは落胆の声が聞かれた。

徳之島、逆転で大島下す 秋季地区高校野球 樟南第二は乱打戦制す(2022.08.23)

 

2022年度秋季大島地区高校野球大会(地区高校野球連盟主催)は21日、奄美市の名瀬運動公園市民球場で準決勝2試合があった。徳之島は大島に10―8で勝利した。8回裏に一気に7点を奪う驚異的な粘りを見せての逆転劇。樟南第二は23―13で奄美・古仁屋連合との乱打戦を制し、ともに決勝へ駒を進めた。決勝戦は22日に同球場で行われる。

奄美路線、コロナ前まで回復 航空各社のお盆利用実績(2022.08.21)

 

奄美関係路線を運航する航空各社は17日、2022年度お盆期間(6~16日)の利用実績を公表した。日本航空(JAL)グループの奄美群島発着路線の総旅客数は3万3803人で前年比131・5%。3年ぶりに新型コロナウイルス感染防止対策に伴う行動制限がない中、搭乗者数は感染拡大前の19年度と比べ、92・2%まで回復した。特に、奄美大島-関東方面は110・4%となり、コロナ禍前の搭乗者数を上回る実績となった。

生徒、企業、研究者が意見交換 日焼け止めの環境負荷研究 大島高校「珊瑚組」(2022.08.21)

 

日焼け止めクリームが海のサンゴに及ぼす影響について調べている県立大島高校3年生の重信瑚杜子さん(17)と、地元の化粧品メーカー「アーダン」、東京大学大気海洋研究所の研究者らによる意見交換会が19日、奄美市名瀬の同校であった。生徒、企業、研究者がそれぞれの立場から意見を出し合い、環境負荷の少ない日焼け止めの普及啓発に向けて考えを深めた。

奄美の「みき」、夏場に売行最盛期 健康飲料として観光客にも人気(2022.08.20)

 

県内の特産品を販売する「かごしま特産品市場・かご市」(鹿児島市東千石町)で、奄美の「みき」の売り上げが好調だという。19年から21年の3年間の7、8月の売行ランキングでは、約1400商品中6位と上位に名を連ねた。かごしま特産品研究所研究員の中島秋津子さんは「奄美出身者を中心に根強い人気があり、特に観光客の増える夏場は売り上げが伸びている」と分析する。

向井(九共大、喜界中卒)が2連覇 九州陸上選手権第1日 男子5000メートル競歩(2022.08.20)

 

第77回九州陸上選手権大会第1日は19日、鹿児島市の白波スタジアムであった。奄美関係では男子5000メートル競歩の向井大賀(九州共立大、喜界中卒)が21分28秒68で大会2連覇を達成。原勇輔(大島高)は23分2秒17で6位だった。

「行かない役所」可能性探る オンライン窓口の実証実験 奄美市(2022.08.19)

 

自治体が地域住民のパソコンやスマートフォン(スマホ)、タブレット端末から遠隔で相談を受け付ける「オンライン窓口サービス」の実証実験が18日、奄美市役所であった。NTTデータ(本社・東京都江東区)が開発中のメールとテレビ電話を組み合わせたサービスを利用した取り組み。実験ではモニターとして参加した市民と市役所職員が画面越しの対面でやり取りして「行かなくていい市役所」を検証し、その実現可能性を探った。

歌や踊りで故人送る 親族30人集まり三十三年忌祭 知名町田皆(2022.08.19)

 

沖永良部島に伝わる年忌最大行事、三十三年忌祭が14日、知名町田皆の田宮光孝さん(68)宅と墓所であった。親族約30人が集まり、歌や踊りで祖霊を天界に送った。

ロボット操作プログラミング挑戦 教育の情報化推進 瀬戸内町(2022.08.18)

 

「エンジョイGIGAスクール」(瀬戸内町教育委員会主催)は17日、同町のきゅら島交流館で行われた。同町の小・中学校から8人の児童生徒が参加。オンラインによる、山梨大学准教授でICT活用教育アドバイザーの三井一希さんと同町のICT支援員の森直弘さん、小林光一さんが講師となり、情報を共有できるアプリの使い方を学び、タイピング練習やプログラム作成を行った。

22年度知名町糖業振興会 スマート農業推進、化学肥料減肥へ(2022.08.18)

 

2022年度知名町糖業振興会定期総会(同振興会主催)が17日、同町フローラル館であった。22・23年期は生産量5万1402㌧(前期実績5万2761㌧)、生産額12億7050万3千円を計画。今年度事業計画では、スマート農業の推進や液肥を活用した土づくりに取り組むことを決めた。表彰伝達では、キビ生産で優秀な成績をあげた12個人と1団体に賞状が贈られた。

来月伊仙町入り動画制作 追手門学院大地域創造学部 「長寿子宝のまち」魅力紹介(2022.08.17)

 

大阪府茨木市にある追手門学院大学地域創造学部は、「長寿子宝のまち」伊仙町の魅力を、関西を中心とする大学生に紹介しようと、動画作成に取り組む。来月には学生と教員が現地入り。「文化・歴史」など4テーマに分けた動画を計画しており、学生が研修(ゼミ)や合宿地として徳之島をグループ訪問する契機となる内容にしていくことで、大学生と地元の交流による地域活性化を目指す。

大澤(徳之島高3年)が3位入賞 ベンチプレスは1位マーク 全日本高校パワーリフ選手権(2022.08.17)

 

第40回全日本高等学校パワーリフティング選手権大会(全日本高等学校パワーリフティング連盟主催)が14日、埼玉県さいたま市であった。鹿児島県代表で59㌔級に初出場の徳之島高3年生、大澤宝穂(たかほ)選手(17)=徳之島町亀津=が3種目のトータル405㌔を挙上し、第3位(銅メダル)に食い込む活躍をみせた。

増えるアオウミガメ、沖縄で漁業・海草被害も ミーティングで保全、管理考える(2022.08.16)

 

奄美海洋生物研究会主催のウミガメミーティングが14日、オンラインで開かれた。同研究会の興克樹会長と東北大学大学院特任助教の浜端朋子さんが世界的に増加しているアオウミガメの現状と課題を報告。沿岸で見られやすくなり、水中観察の人気が高まる一方、沖縄では漁網を破られたりする漁業被害や希少な海草の食害が問題になっていると指摘。今後の保全や個体数の管理の在り方を考えた。

戦後77年~平和の大切さ次世代へ 特攻の中継基地(2022.08.16)

 

多くの命が犠牲となった太平洋戦争が終結して77年。今年も「終戦記念日」が近づいてきた。出征した夫に代わり苦労して子どもたちを育てた妻、優しかった姉の記憶をたどる妹、父が戦死した場所を訪れる息子―。昭和という時代が終わり、平成から令和となって迎えた鎮魂の夏。平和の大切さを次世代へ伝えたい。

親子で稲刈り体験 黒米作りサークル「あぶし会」 奄美市名瀬芦花部(2022.08.15)

 

黒米作りサークル「あぶし会」(城村典文会長)は14日、奄美市名瀬の芦花部集落にある棚田で稲刈りを行った。奄美大島内から大人と子ども合わせて55人が参加。親子で協力しながらたわわに実った稲を一束ずつ丁寧に刈り取った。

夜行性の生き物たちから「自然」学ぶ 夏休み子ども観察会(2022.08.15)

 

環境省奄美野生生物保護センターと奄美自然体験活動推進協議会は13日夜、夏休み子ども自然観察会「夜の森を歩いてみようin大和村」を開催した。講師に、奄美海洋生物研究会の木元侑菜さんを迎え、保護者含む児童生徒ら計20人が参加。普段、足を運ぶ機会が少ないとみられる夜の森で、夜行性の生き物たちを通し、奄美の自然の豊かさとその実態を学んだ。

奄美市で商店街夏祭り 多彩なイベントで通りに活気 ステージや出店にぎわう(2022.08.14)

 

奄美市通り会連合会(森幸一郎会長)主催の第21回「商店街夏祭り」が13日、歩行者天国となった奄美市の名瀬中心商店街であった。夏の開催は3年ぶり。ステージでは郷土芸能やダンス、大道芸などのパフォーマンスが繰り広げられ、通りでは出店やマルシェ、ワークショップなど多彩なイベントを求めて練り歩く人出で活気づいた。

島民創作ミュージカル「えらぶ百合物語」 歌とダンスで観客魅了 3年ぶりの本公演(2022.08.14)

 

島民創作ミュージカル「えらぶ百合物語」(百合の会主催)が13日、知名町あしびの郷・ちなで上演された。本公演は3年ぶり。小学3年から高校2年までの30人が出演し、迫真の演技を見せた。

「みんかよ音楽祭」 豊島区で音楽イベント 23日、若手ら多数出演(2022.08.13)

 

豊島区で、多くの若手唄者による注目の音楽イベントが開催される。シマ唄をじっくりと歌い上げる、実力派女性陣が出そろった。艶やかで多彩な出演者らが結集するステージは、いよいよ23日(午後5時半分開場、同6時開演)となった。

「食」で徳之島の魅力PR 東京でキャンペーン展開(2022.08.13)

 

東京都内の飲食店と量販店の2店舗で、徳之島の食をテーマとしたキャンペーン「DISCOVER TOKUNOSHIMA(ディスカバー徳之島)」が開催されている。8日には徳之島の生産者が店舗を訪問し、消費者、関係者と交流するイベントもあり、多くの来場者でにぎわった。31日まで。

徳之島で実技教室 崎山優成さん(近大コーチ)〝帰省〟 全日本選手権チャンプ(2022.08.12)

 

徳島県在住の空手最強ファミリー長男の徳之島二世、世界学生選手権個人・団体組手2冠や全日本空手道選手権2連覇、アジア選手権制覇中の崎山優成さん(22)=近畿大工学部空手道部コーチ=による「実技指導教室」が11日、同島の小中高生を対象に徳之島町体育センターであった。世界トップクラスの実戦技術の一端も交え少年空手家たちを励ました。

 

沖永良部でボクシング合宿 県内の高校生5人が来島 10月の「とちぎ国体」目指し(2022.08.12)

 

10月に栃木県で開催される「いちご一会とちぎ国体・とちぎ大会」のボクシング競技少年男子の部の出場を目指す県内の高校生5人が8~11日、和泊町で強化合宿を行い、フィジカルトレーニングやスパーリングに汗を流した。メンバーは、国体の選考会となる第42回九州ブロック大会(今月25~28日開催)に出場する。

帰省ラッシュ始まる 旅行客や里帰り続々と 11日ピーク、空の便混み合う(2022.08.11)

 

夏休みも折り返しを迎えた10日、奄美市笠利町の奄美空港では、お盆休みを前に帰省ラッシュが始まった。コロナ禍で迎える3度目の夏。空港到着ロビーでは、キャリーバックを引っ張る旅行客やふるさとへと帰省した搭乗客らが次々と降り立ち、出迎える家族や事業者らで込み合った。

各地で旧盆入り ちょうちん携え先祖ら迎える(2022.8.11)

 

旧暦7月13日にあたる10日は、旧盆の迎えの日。奄美各地でちょうちんや花を携えた墓参者たちが、先祖ら故人の霊を迎え入れた。

喜界町の高岡果樹園 栽培暦基づき管理徹底 8回開催品評会、半分の4回金賞(2022.8.10)

 

2015年度から開催され、今年度で8回目となった奄美大島・喜界島マンゴー品評会では、喜界町の高岡果樹園(高岡清信園主)が最高の金賞を受賞した。高岡果樹園は今回を含めて半分の4回も金賞に輝いており、他にも銀賞1回、銅賞2回の受賞歴がある。「受賞の常連」とも言える高い栽培技術は、関係機関が作成したマンゴーの栽培暦に基づいた管理の実践によるもので、外観・品質とも秀でた高級果実が全国に届けられている。

名瀬中吹奏楽部が金賞 県コン、大編成A部門 県代表、九州大会へ(2022.8.10)

 

奄美市名瀬の名瀬中学校(三原秀樹校長)の吹奏楽部(部員15人)は7月28~30日、鹿児島市で行われた「第67回鹿児島県吹奏楽コンクール」の中学校A部門(大編成)で金賞を受賞。県代表として、20日に熊本県で行われる「第67回九州吹奏楽コンクール」へ出場する。

恒例のメモリアル花火も 二尺玉に歓声上がる 和泊町港まつり(2022.8.09)

 

第62回和泊町港まつり(同実行委員会主催)は7日、町内の長浜特設会場で花火大会があった。約40分間に約2千発が打ち上げられ、多くの観客を楽しませた。

都会の学生が離島で就業体験 未来の仕事、島での働き方探る 群島25人、「島キャン」始まる(2022.8.09)

 

離島で就業を体験する島おこしインターンシップ「2022年夏の島キャン」が今月から各地の離島で始まっている。3年ぶりの開催に、奄美群島では9月25日までに関東や関西の学生25人を派遣予定。地元観光業や企業で働きながら、未来の仕事を意識し島での働き方を探っている。

峰岡さん中学生日本一 小中学生の「民謡民舞全国大会」 弟も小学高学年3位の快挙(2022.8.08)

 

小中学生の民謡日本一を競う「2022年度民謡民舞全国大会」(公益財団法人日本民謡協会主催)が6、7日にわたって台東区の浅草公会堂で開催された。中学生の部で峰岡歩嬉(ほこら)さんが、涙の日本一の栄冠に輝いた。奄美勢の中学生の優勝は、12年以来。弟の峰岡朋輝(ほうらい)さんも小学高学年で3位という快挙を達成した。また、低学年で原美波さんが準優勝に輝くなど、奄美勢は奮闘した。

 

成瀬茉倫さん(龍郷町出身)「島唄を世界に」 国際会議でワークショップ ポルトガル(2022.8.08)

 

龍郷町出身で慶応義塾大学総合政策学部3年生の成瀬茉倫さん(21)が、7月にポルトガルで開かれた第46回国際伝統音楽学評議会(ICTM)世界会議に出席し、奄美の島唄をテーマにワークショップを行った。成瀬さんは「ワークショップをきっかけに、奄美の先人たちが受け継いできた島唄というソウルミュージックについて世界中の人に知ってもらえれば」と語った。

日系ブラジル3世の初来島・初来村を祝福 鹿大県費留学生 川崎ダニエラゆかさん(2022.8.07)

 

宇検村は6日、同村湯湾の元気の出る館で、2022年度鹿児島大学県費留学生として6月から来日している、日系ブラジル3世・川崎ダニエラゆかさん(25)を迎え、交流会を開いた。18年に同村からブラジル移民100周年を記念し渡航した、当時の訪問団の4人のほか、川崎さんの祖母・文岡賀津子さんとゆかりのある村民ら計約15人が参加。初来島・初来村となる川崎さんを村関係者が祝福した。

牛の熱中症防げ 牛舎屋根に石灰塗布 知名町畜産振興会青年部(2022.8.07)

知名町畜産振興会青年部(神里隆樹部長)は5日、牛の熱中症予防のため、依頼のあった町内の畜産農家の牛舎屋根に石灰を塗布する取り組みを始めた。沖永良部島では近年、熱中症が原因とみられる死亡件数が増えており、同会は「熱中症で死ぬ牛を1頭でも減らしたい」としている。

知名町でイングリッシュ・グリーン・キャンプ 島の自然を英語で伝えよう(2022.8.06)

 

夏休みに英語に親しむ「English Green Camp in China Town」が4日、知名町で始まった。町内の児童生徒11人が参加。5日までの2日間、フィールドワークを通して島の自然を学びながら、英語でのエコツアーガイドに挑戦した。

第1回OWS徳之島大会 11月5・6日 徳之島町山漁港 4種目、参加者募集(2022.8.06)

 

第1回オープンウォータースイミング徳之島大会(徳之島町主催、同実行委員会主管)が11月5、6日に同町山(さん)漁港沖で初開催される。距離は▽10㌔▽5㌔、3㌔(同時スタート)▽1㌔の4種目。一般(15歳以上)も出場可で申し込み期限は今月31日。同町ふるさと納税返礼で参加券も発行する。

願いがかないますように 旧暦七夕、短冊揺れる 奄美各地(2022.8.05)

 

旧暦7月7日に当たる4日、奄美群島の各家庭で門そばに七夕飾りを設置する光景が見られた。好天に恵まれ、ささに結び付けられた極彩色の色紙や短冊は、島民の願いを乗せさらさらと風に揺れていた。

葛飾区で13日に「南の風」開催 シマ唄、演歌、ロックまで 奄美関連のシンガーら出演(2022.8.05)

 

「南の風を感じに行こう!」。葛飾区で、多くの奄美関連アーティストによる音楽イベントが開催される。シマ唄、演歌、ロックまで多彩な出演者らが結集して来場者を待っている。注目のステージは、13日に迫っている。

知名町ふるさと夏まつり&大山祭 花火2500発夜空彩る 3年ぶりの開催(2022.8.04)

 

知名町ふるさと夏まつり&大山祭(同実行委員会主催)が2日夜、知名漁港であり、打ち上がった2500発の花火が夜空を彩った。夏まつりは3年ぶりの開催。先月30、31日の予定だったが、台風の影響で延期した。今回、クラウドファウンディングで花火大会の予算を集めた。

奄美初の醸造所が開業 島バナナ、シークニンなど4種・島素材のクラフトビール(2022.8.04)

 

奄美群島初のクラフトビール醸造所「奄美ブリュワリー(奄美麦酒醸造所)」が、奄美市名瀬港町に開業した。併設のビアホールでは2日、関係者を招いて初出荷を記念した試飲会を開いた。島の素材を使った4種類のオリジナルクラフトビールをお披露目。同社は「世界には様々なスタールのビールがある。奄美の味や香りを感じながら、まずは島の人から楽しんで」と呼び掛けている。

奄美市選抜チーム始動 3年ぶり「離島甲子園」開催 「感動与える試合を」(2022.8.03)

 

全国各地の離島から中学生球児が集う(通称・離島甲子園)国土交通大臣杯「第13回全国離島交流中学生野球大会」(第13回同実行委員会主催、22日・新潟県佐渡市開催)に出場する奄美市選抜チーム18人が2日、同市名瀬の総合運動公園市民球場で合同練習に臨んだ。市内5校から選ばれた選手。自己紹介でコミュニケーションを図りながら、ランニングやキャッチボール、ベースランニング、内外野の連係プレーなど約4時間汗を流した。

徳之島、伊仙両町肉用牛振興会 「鹿児島黒牛」消費拡大を 自ら子牛生産の和牛肉を還元(2022.8.03)

 

「子牛生産農家も黒毛和牛のおいしさを知って自信と誇りを」―。JAあまみ徳之島町肉用牛振興会(基正幸会長・234人)と同伊仙町肉用牛振興会(基山美佐子会長・568人)の2022年度総会は書面議決方式で開催。議決書と引き換えに会員が生産し鹿屋市で肥育された黒毛和牛「鹿児島黒牛」1頭分を還元。消費拡大のアピールと併せ、子牛生産基地の自信と誇りを喚起した。

日々の平和に感謝 終戦日前に 陸自隊員と慰霊塔清掃 隊友会瀬戸内支部(2022.8.02)

 

自衛隊OBらでつくる県隊友会瀬戸内支部(碩悟支部長)は31日、瀬戸内町古仁屋の高千穂神社内「慰霊塔」と森山公園内にある「富山丸供養塔」で清掃奉仕活動を行った。自衛隊員や遺族会ら約20人が参加し、終戦日を前に先人たちが眠る塔の前で草刈りを行うなど、日々の平和に感謝した。

 

21年度ふるさと納税 群島トップ徳之島町4億2934万円 和泊町件数1位、1億円突破(2022.8.02)

 

総務省は、2021年度のふるさと納税寄付総額が過去最高の約8302億円に上ったと発表した。寄付件数も約4447万件で最多を更新した。鹿児島県内自治体への寄付総額は前年度比約2億300万円増の400億2349万円で、9年連続で過去最高を更新。都道府県別の寄付額としては4番目に多かった。奄美群島の12市町村では、徳之島町が4億2934万円で最も多かったものの、県内順位は18位と前年度(15位)から3ランク下降、寄付額も9700万円減った。