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(2728)新着情報 2022年5月

伝統芸能など多彩に  「五月の祭典」3年ぶり 知名町(2022.5.31)

 

知名町文化協会青年部主催の第20回「五月の祭典」が28日夜、おきえらぶ文化ホールあしびの郷・ちなで開かれた。沖永良部島の芸能団体が出演。日本舞踊や島唄、伝統芸能など多彩な舞台で観客を楽しませた。

スモモのシーズン到来 大和村で目ぞろえ会 適期収穫へ目安確認(2022.5.31)

 

2022年産奄美プラム(スモモ)の目ぞろえ会(JAあまみ大島事業本部主催)が30日、主産地・大和村のJAあまみ大和支所湯湾釜選果場であった。JAや村産業振興課の担当者が農家へ収穫の目安となる着色の色合いなどを説明し、適期収穫と家庭選果の徹底を求めた。同日から奄美大島内2選果場への出荷も始まり、本格的にスモモのシーズンが到来。出荷は来月20日ごろまで続く見込み。

95歳のスーパーおばあちゃん 「シゲおばは地域の誇り」 集落住民が尊敬 笠利町佐仁集落(2022.5.30)

 

軽やかに自転車を乗りこなし体操教室に向かうのは、奄美市笠利町屋仁の築地シゲさん95歳。毎週木曜日の体操教室以外にも書道教室・畑作業・ゲートボールと、何でもこなすスーパーおばあちゃんだ。「こんな元気な95歳見たことない。屋仁には欠かせない存在よ」。集落住民みんなが尊敬している。

「えらぶ島づくり事業協同組合」総会 人手不足解消へ 新規に有料職業紹介事業開始(2022.5.30)

 

昨年設立した「えらぶ島づくり事業協同組合」(組合員9人)の第1回通常総会が28日、知名町フローラル館であり、2022年度の事業計画など6議案を承認した。役員改選では、平安正吾理事長(45)の再任が決まった。

 

「自由な表現力」を評価 第1回奄美を写す写真展授賞式 奄美パーク・一村美術館(2022.5.29)

 

全国公募展「第1回奄美を写す写真展」(県奄美パーク・田中一村記念美術館主催)の授賞式が28日、奄美市笠利町の田中一村記念美術館・企画展示室であった。奄美パークの福迫光能次長から優秀賞に輝いた4人に賞状と副賞が手渡された

大島地区5月子牛セリ 相場下落続き平均61万7千円 (2022.5.29)

 

JA県経済連肉用牛課奄美市駐在は、5月の大島地区子牛セリ市結果をまとめ公表した。子牛市況は、総平均が前回(3月セリ)比1万8309円安い61万7095円となり、今回も雌・去勢を含めて下げ相場となるなど下落が続いている。

脱炭素と地域課題、両輪推進 知名町地球温暖化対策専門職の乾さん(2022.5.28)

一般社団法人サステナブル経営推進機構(石田秀輝理事長)からの2年間の出向で今年度から、知名町企画振興課に地球温暖化対策専門職として乾大樹さん(38)が配置されている。内閣府の地方創生人材支援制度「グリーン人材(グリーン専門人材)」を活用。ゼロカーボンシティの実現に向けた専門的助言などの業務に取り組む乾さん。地域課題と脱炭素社会構築を両輪で推進することで、町と住民が一体となっての持続できる地域づくりを目指す。

花火・舟こぎ競争で開催 奄美まつり8月5・6日 パレード、八月踊りは見送り(2022.5.28)

 

奄美まつりを主催する「奄美まつり協賛会」(会長・安田壮平奄美市長、会員17人)は27日、2022年度総会を開き、今年度の開催について、花火大会、舟こぎ競争の2プログラムで実施する方針を決めた。8月5・6日の2日間を予定し、規模を縮小するなど新型コロナウイルス対策を徹底して実施。三密防止の観点などから、パレードと八月踊りの今年度開催は見送った。

 

徳之島遺産センター、来年度着工 奄美大島の施設は今年7月開館(2022.5.27)

 

奄美群島12市町村の首長らで構成する世界自然遺産登録推進協議会(会長・安田壮平奄美市長)の会合が26日、奄美市名瀬の市民交流センターであった。環境省は徳之島町花徳で整備を進める「徳之島世界自然遺産センター」(仮称)の概要を報告。遺産エリアを望む展望テラスを備え、貴重な自然の近くで人が暮らす「環境文化」などをコンセプトに掲げた展示を計画している。2023年度に着工、24年度以降に開館予定。奄美大島の遺産センターは7月下旬の開館を予定している。

先人の暮らしに思いはせ 児童が田植え体験 知名町余多(2022.5.27)

 

知名町余多(和泉清孝区長、98世帯)の余多ふれあい公園で23日、恒例の田植えがあった。住民や下平川小学校(林賢介校長)の5年生児童が手分けして約3㌃の田んぼにもち米の苗を植え、地域の先人の暮らしに思いをはせた。

 

奄美を分かりやすく解説 ブックレットシリーズ4冊刊行 鹿大島嶼研(2022.5.26)

 

奄美群島の自然や文化を紹介する『鹿児島大学島嶼研ブックレット』(北斗書房発行)シリーズの17~20号が刊行された。編者の一人で、同大国際島嶼教育研究センター奄美分室の山本宗立准教授は「奄美に関する研究成果を、誰にも分かりやすいように説明している。ぜひ読んでほしい」と呼び掛けている。

自然遺産登録で「自然環境保全啓発下敷き」徳之島自然保護協(2022.5.26)

 

徳之島地区自然保護協議会(美延治郷会長)はこのほど、「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」世界自然遺産登録を記念した「自然環境保全啓発下敷き」を製作。島内の全小中高の児童生徒らに1枚ずつ計2660枚を配布した。

サンゴの産卵始まる (2022.5.24)

 

奄美海洋生物研究会会長の興克樹さん(51)が20日から22日にかけて3夜連続、大和村国直沖でサンゴ(ミドリイシ属)の一斉産卵を確認した。興さんがサンゴの一斉確認をしたのは今年初で、海中に広がる淡いピンク色の「バンドル」(精子と卵の入ったカプセル)の様子を撮影。奄美群島では、これから夏にかけて様々な種類のサンゴが産卵していく。

歌手の大山百合香さん沖永良部で最終公演 ニューアルバム「ハナノヒ」発売記念ツアー(2022.5.24)

 

和泊町出身の歌手、大山百合香さん(38)が22日、知名町あしびの郷・ちなでニューアルバム「ハナノヒ」発売記念ツアーの最終公演を行った。アンコールを含む12曲を歌い、観客を魅了した。

大島紬がフェラーリ内装に ニューヨークで機織り実演も(2022.5.23)

 

イタリアの高級車メーカー「フェラーリ」が、本場奄美大島紬を織り込んだ生地を運転席の内装に使用した特別仕様車を製造し、話題を呼んでいる。大島紬織元のはじめ商事(奄美市名瀬、元允謙社長)が古い紬を裂いて織った生地を、シートのファブリック部分やフロアシート、天井などの素材に使用。米ニューヨークのショールームで17、18の両日にあった車両の披露イベントでは、元社長(40)が織り機を持ち込んで生地製作を実演し、来場者の注目を浴びた。

入賞23人が九州大会へ 奄美シマ唄日本一大会(2022.5.23)

 

奄美連合委員会の奄美シマ唄日本一大会は22日、奄美市名瀬の市民交流センターであった。15~33歳の青年の部から、80歳以上の高年3部まで7部門に奄美各支部から計68人が出場。入賞者23人が来年の民謡民舞九州地区大会への出場権を手に入れた。

徳之島町「学士村塾」開講 タブレット持参、学習アプリも導入(2022.5.22)

 

2022年度徳之島町「学士村塾」開講式(町教育委員会主催)が21日午前、町生涯学習センターなど町内7会場(教室)でそれぞれあった。児童生徒ら学力向上へのいわば〝公設塾〟14年目の今年度は小中学生計160人が受講登録。「先人の生き方に学び、勉学に励む」など塾生憲章で誓いを新たにした。

和泊小で出前講座、模擬選挙 本番さながらに投票体験 (2022.5.22)

 

選挙について学ぶ出前講座が20日、和泊町立和泊小学校で開かれた。5・6年生75人が参加して未来の町長を決める模擬選挙を行い、1票を投じることの大切さを学んだ。

 

輪禍対策「見直し必要」 世界遺産地域連絡会議 クロウサギ事故増で指摘(2022.5.21)

 

「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」世界自然遺産地域連絡会議が20日、オンラインで開かれた。奄美・沖縄関係の12市町村長ら約80人が出席。国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会が報告を求めた課題4項目について、対策の方針などを盛り込んだ骨子案の協議を行った。奄美大島と徳之島で増加傾向が続くアマミノクロウサギのロードキル(交通事故死)について、専門家から対策が有効かどうかを「見直す必要がある」と指摘があった。

知名町、地域おこし協力隊に吉垣内(よしがいと)さん任命 フローラルホテル料理長として経営再建へ(2022.5.21)

 

知名町は20日、地域おこし協力隊に和歌山県出身の吉垣内清和さん(52)を任命した。同町フローラルホテルの料理長として経営再建と地元食材を活用した特産品の開発に取り組む。任期は最長3年間。

 

83・5%がルール守り事前予約 市道三太郎線 GW期間中の夜間利用状況(2022.5.20)

 

環境省奄美群島国立公園管理事務所(奄美野生生物保護センター)は19日、奄美市住用町の市道三太郎線周辺におけるゴールデンウィーク期間中(4月29日~5月8日)の夜間利用状況などに関する調査結果をまとめた。同事務所によると、期間中(10日間)、同線周辺で野生生物の観察などを目的に夜間利用した車両は計158台。うち「奄美大島三太郎線周辺における夜間利用適正化連絡会議」が昨年10月から試行している利用ルールに従い、事前予約した車両は132台で、全体の83・5%だった。結果について同事務所は「利用ルールが広く浸透してきた。今後も事前予約など夜間観察ルールの周知に努め、三太郎線周辺の野生生物の保護につなげたい」としている。

クロウサギの子育て確認 畑のそばで仲むつまじい姿 農家がほほえましく見守る 徳之島町母間(2022.5.19)

 

徳之島町母間で農業を営む松下清志郎さん(59)のタンカン畑近くで親子とみられる国の特別天然記念物アマミノクロウサギ2匹が確認された。いずれも俗に「シロタビ(白足袋)」といわれる後ろ脚の一部が白い個体。タンカンの幹をかじって時には害獣扱いもされるクロウサギだが、松下さんは「安心して子育てしてほしい」とほほえましく見守っている。

咲八姫がベスト・フラワー受賞 沖永良部島産の新種テッポウユリ ジャパンフラワーセレクション(2022.5.19)

 

優れた花卉(き)を選ぶコンテスト「ジャパンフラワーセレクション(JFS)」(同実行協議会主催)の審査結果が17日に発表され、沖永良部島産で県育成品種のテッポウユリ「咲八姫(さくやひめ)」が切り花部門でベスト・フラワー(優秀賞)に輝いた。咲八姫は、一般消費者らの人気投票第1位に贈られるモニター特別賞など三つの特別賞も受賞した。

養殖技術の進展に期待 瀬戸内町、近大水産研に新管理棟(2022.5.19)

 

近畿大学が瀬戸内町花天で運営する同大学水産研究所奄美実験場の新管理棟竣工(しゅんこう)式典が17日、現地であった。老朽化が進んでいた旧管理棟を移転新築し、機能を拡充した。式典には大学や町などから関係者約20人が出席し、同実験場で養殖するクロマグロの質、量の向上や養殖技術の進展、ハタ科魚類の品種改良など、さらなる生産機能向上に期待を寄せた。

母間少年少女消防クラブ 徳之島町伝統引き継ぎ 徳之島唯一27年目(2022.5.18)

 

徳之島町立母間小学校(青崎幸一校長・児童数43人)で10日、伝統を引き継ぎ27年となる「母間少年少女消防クラブ」(団員3年生以上25人)の2022年度結団式がこのほどあった。防火・防災意識の向上、社会奉仕活動への積極参加も決意。早速、母間海岸の清掃奉仕で意識を高め合った。

世界自然遺産登録機に改訂 「自然保護ガイドブック」5万部作成、全世帯に配布(2022.5.18)

 

奄美大島5市町村で組織する奄美大島自然保護協議会(事務局・奄美市世界自然遺産課)は、「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」が世界自然遺産となったことから、2013年10月に初版発行した「奄美大島自然保護ガイドブック」を改訂、島内全世帯への配布を進めている。世界自然遺産登録に向けた取り組みなどが中心だった初版から、遺産登録された理由や自然保護など今後取り組む必要がある課題などを中心とした内容に改訂。海外からの観光客などを対象に英語や中国語、韓国語で島に生息する希少動植物などを紹介した別冊版も新たに制作した。

天城町B&G海洋センター 10年連続「特A評価」で表彰(2022.5.17)

 

青少年健全育成を推進するB&G財団(東京都港区、前田康吉会長)は16日、天城町B&G海洋センターの「10年連続『特A評価』表彰式」を同町役場で開いた。センターの活性化や効率化など「優良海洋センター」をたたえたのに対し、同町は「新たなスタートに」と意気を示した。

電動アシスト自転車購入費補助 健康づくりや環境負荷低減へ 和泊町(2022.5.17)

 

和泊町は16日、20歳以上の町民が町内の登録店舗で電動アシスト2輪車、同3輪車、Eバイクを購入した場合に費用の一部を補助する事業を始めた。町民の健康づくりや環境負荷の低減、高齢者の新たな移動手段の確保に役立ててもらうのが狙い。申請受け付けは来年3月31日まで。予算がなくなり次第終了となる。

「子どもの居場所ダ・ヴィンチ」開所 NPO法人が運営、 和泊町(2022.5.15)

 

両親の共働きや一人親世帯の子どもらを対象に、家庭や学校以外に「第三の居場所」を提供する常設型ケア施設「子どもの居場所ダ・ヴィンチ」(和泊町)の開所式が14日、同施設であった。運営団体のNPO法人心音(安徳建二理事長)の関係者や前登志朗和泊町長ら約20人が施設の開所を祝い、子どもたちの育成・支援へ向けて決意を新たにした。

ミステリーサークルで愛育む アマミホシゾラフグ産卵(2022.5.15)

 

奄美大島南部の大島海峡で11、12の両日、アマミホシゾラフグが産卵しているのを奄美海洋生物研究会の興克樹会長が確認し、撮影した。小型のフグの仲間。雄が海底につくった「ミステリーサークル」とも呼ばれる直径約2メートルの幾何学模様の産卵床で、仲むつまじく愛を育んでいる。

徳之島で「ツキヌキオトギリ」発見 伊仙町中部 南限塗り替えへ(2022.5.14)

 

奄美大島が国内南限とされてきた絶滅危惧種「ツキヌキオトギリ」(オトギリソウ科)がこのほど、徳之島・伊仙町でも初確認された。生物多様性に富んだ世界自然遺産の島のふところでの新たな発見となり、分布図が塗り替えられることになる。

知名町ふるさと夏祭りへ向け、全国からご支援を募ります。ご協力をお願い致します。(2022.5.14)

 

【沖永良部島】知名町商工会!「子供達の為に」クラウドファンディングに挑戦!!知名町ふるさと夏祭りへ向け、全国からご支援を募ります。ご協力をお願い致します。知名町商工会!「子供達の為に」クラウドファンディングに挑戦!!知名町ふるさと夏祭りへ向け、全国からご支援を募ります。ご協力をお願い致します。

アマミヤマシギ保護へ、クラウドファンディング 目標300万円(2022.5.13)

 

NPO法人奄美野鳥の会(鳥飼久裕会長)と日本鳥類保護連盟(東京都、小宮輝之会長)は10日から、奄美と沖縄に生息する絶滅の恐れのある野鳥アマミヤマシギを調査するため、インターネットで資金を募るクラウドファンディング(CF)を行っている。謎の多い生態を把握し、保護につなげる。鳥飼会長は「皆さんの力を借りて、遺伝的な多様性や(島間の)移動について調べたい」と話し、協力を呼び掛けている。

見つけたら逃げて! ハブの対処法など学ぶ 知根小で予防講座(2022.5.13)

 

奄美市名瀬の知根小学校(中島保男校長、児童9人)で11日、ハブ咬傷(こうしょう)予防講座があった。児童らは実物のハブを教材に習性や注意点、かまれた時の処置の仕方などを学んだ。

奄美地方梅雨入り 沖縄に続き全国で2番目 昨年より6日遅く(2022.5.12)

 

鹿児島地方気象台は11日、奄美地方が「梅雨入りしたとみられる」と発表した。4日梅雨入りした沖縄地方に続き全国で2番目。平年より1日早く、昨年より6日遅かった。

親子ラジオ」再び 故大村隆二さんが残した音源テープや機材 和泊町歴民館で展示(2022.5.11)

 

1954年から71年まで知名町で運営されていた知名有線放送所(親子ラジオ)について知る「親子ラジオと島唄の記録展」が、和泊町歴史民俗資料館で開かれている。放送所を開設した故大村隆治さんが当時使っていた機材や、島の民謡を収録した音源テープなどを展示している。9月30日まで。観覧無料。

 

「野生のイルカに餌をやらないで」暫定自主ルールを公開 奄美クジラ・イルカ協(2022.5.11)

 

「世界自然遺産登録の島として誤解、厳しい批判を受ける可能性がある」として、奄美クジラ・イルカ協会(興克樹会長)はこのほど、シュノーケリングなど軽装備で海に入り、イルカと一緒に遊泳する際の規則として制定している「ドルフィンスイム暫定自主ルール」を公開した。同協会と加盟する事業者、関係団体他、奄美群島内の関係者らで順守されている内容だが、「野生のイルカへの餌やり」に関する問い合わせが増えていることを受け、改めて同ルールの公開とともに周知を呼び掛けた。

105年目の「宇検村物語」村史年表から読み解く村の現在とこれから(2022.5.9)

 

宇検村の公式ホームページには、1609年の島津軍の琉球侵攻に関する記述から始まる「宇検村史年表」が掲載されている。近世、近代から現代に至る同村の歩みが、村制100周年に当たる2017年までの年史が記載されており、その内容はほぼ1900年代以降、特に昭和後期、平成の時代に関する記述に紙幅が費やされている。

奄美黒糖焼酎 今年の出荷量やや減少 業務用の需要回復期待(2022.5.9)

 

5月9日と10日は「奄美黒糖焼酎の日」。新型コロナウイルス感染拡大で今年も関連したイベント開催は見送られる。県酒造組合奄美支部(乾眞一郎支部長)によると、今年に入っての出荷量は1~2月は前年を上回る伸びを見せたものの、3月は下降した。業務用の伸びが業界全体をけん引することから、飲食店需要の回復が期待されているが、まだ見通せない状況にある。

「龍郷小浜公園」(仮称)整備計画 西郷隆盛一家が暮らした跡地 龍郷町、22年度着工(2022.5.8)

 

龍郷町は2022年度、龍郷町龍郷小浜地区に「龍郷小浜公園」(仮称)の整備を計画している。整備地一帯は、龍家本家跡地などがあった場所で、西郷隆盛一家が暮らした場所として知られている。山手側の龍家本家跡地周辺は町が整備を担当し、県道沿い側の整備は県が担当し、連携して整備する。町は「町の整備区域については、順調にいけば今年5~6月に着工、22年度中の完成を目指したい」としている。

 

「母の日」へカーネーションづくり 感謝のメッセージカード添えて(2022.5.8)

「母の日」を前にした7日、瀬戸内町のきゅら島交流館(屋田卓也館長)で「母の日カーネーションづくり」があった。子どもたちは心を込めて2本のカーネーションを作成。日頃の感謝の気持ちをメッセージカードに記して「母の日」に備えた。

イジュの花ほころぶ 梅雨入り間近か(2022.5.7)

 

奄美大島以南に分布するツバキ科のイジュ。山地に生える常緑高木で、花期は5~6月。純白の花がほころび始めた所もあり、梅雨入りが近いことを告げているようだ。

群島総搬入量38万6千トン 21―22年期サトウキビ 平均甘しゃ糖度全て上昇(2022.5.7)

 

奄美群島の大型製糖工場5社は先月中旬までに、2021―22年期の製糖を終了した。5社の総搬入量は38万6214トンで、前期比7千トン(1・8%)減少。喜界島や奄美大島の製糖工場は前期を上回ったが、他は下回った。台風や干ばつなどの影響がなく気象条件に恵まれた関係で品質が向上、平均甘しゃ糖度は5社全てが前期を上回った。

民宿に巨大壁画 大和村国直 独自の風景を描く(2022.5.6)

 

「こどもの日」の5日、大和村国直の民宿「さんごビーチ」に縦2㍍・横3㍍の巨大壁画が誕生した。壁画に描かれたのは、鮮やかな緑のフクギ並木と東シナ海に沈む真っ赤な夕日。フクギの枝先には、奄美の妖怪・ケンムンと一緒にアカショウビンやリュウキュウコノハズクが休憩し、ハイビスカスやクワズイモの生える並木道をハブとアマミノクロウサギが仲良く散歩している。制作したイラストレーターのちゃずさんは「子どもたちが見守る中、国直独自の風景を楽しみながら描くことができた」と笑顔。

Uターン、空の便でピーク 奄美空港・乗客回復傾向、見送り混雑も(2022.5.6)

 

大型連休を奄美大島で過ごした人たちのUターンラッシュが5日、空の便でピークを迎えた。新型コロナウイルスの影響で例年より混雑は緩やかだったものの、昨年と比べると乗客数は回復傾向にある。空港搭乗口では「また来てねー」と手を振る人の姿などで混雑していた。

 

徳之島名物GW闘牛大会 全島一「牛若赤丸」4度目防衛(2022.5.5)

 

徳之島名物の大型連休(GW)闘牛大会は2日~4日の3連日、徳之島なくさみ館(伊仙町)で計3大会があった。千秋楽3日の「全島一&ミニ軽量級優勝旗争奪戦天城町大会」は、闘牛ファンや観光客など約3千人(主催者発表)で埋まった。1㌧前後の巨体が砂塵を蹴立てて激突するド迫力を堪能した。

400匹のこいのぼり上空舞う 8日「新川こどもまつり」に向けて(2022.5.5)

 

5日の「こどもの日」を前に、奄美市名瀬の市街地を流れる「新川」上空に、約400匹のこいのぼりが掲揚されている。風薫る5月の空を舞うコイたちを前に、川沿いからのぞき込む児童の姿も見られ、道行く人たちの目を楽しませている。8日、3年ぶりに催される「第4回新川こどもまつり」に向け飾り付けられたもので、15日まで掲揚される。

親子ラジオと島唄の記録展開催 和泊町(2022.5.4)

 

和泊町歴史民俗資料館(同町根折)で4月29日から、ミニ企画展「親子ラジオと島唄の記録展」が開催されている。1954年から71年まで知名有線放送所(親子ラジオ)を運営した大村隆二さん(故人)の島唄の採集記録と親子ラジオに関する資料を展示。主催する同館の伊地知裕仁専門員(42)は「島唄は昭和30、40年代に録音した貴重な資料。親子ラジオが島の文化向上に果たした役割も知ってほしい」と話し、来場を呼び掛けている。9月30日まで。

GW中盤迎えた奄美 観光客や家族連れにぎわう マングローブパーク3年ぶり営業(2022.5.4)

 

最大10連休となる今年のゴールデンウイーク(GW)も中盤を迎えた3日、3連休の初日ということもあり奄美大島各地の行楽地や観光地では、晴天にも恵まれ大勢の家族連れや観光客でにぎわった。新型コロナウイルスの影響などもあり3年ぶりにGW中の営業となった奄美市住用町の「黒潮の森マングローブパーク」では、カヌー体験を楽しむ観光客らで終日にぎわい、同市名瀬の大浜海浜公園でも海岸で海遊びを楽しむ家族連れの姿もみられた。

「ケンムンの館」が新企画 「見えないモノを感じる観光」始動 宇検村(2022.5.3)

 

宇検村観光交流施設「ケンムンの館」を管理運営する一般社団法人「巡めぐる恵めぐる」(新元一文代表理事)は1日、観光地域デザインのコンセプトに「見えないモノを感じる観光」を掲げると発表した。奄美に伝わる妖怪「ケンムン」を通し、魅力ある観光地域づくりをはじめ、地域の文化醸成などに力を注ぐ。同日、コンセプトに基づいた企画第一弾として、体験型ゲーム「ケンムン謎とき」を始動。村内外から約30人が参加した。

3年ぶりに黒砂糖祭 徳之島町(2022.5.3)

 

徳之島町のゴールデンウイークの恒例行事「黒砂糖祭」が1日、同町の畦プリンスビーチであった。新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催。約800人が来場し、昔ながらのサタグンマ(砂糖車)を使ったサトウキビ搾りや、ダンス、吹奏楽などのステージを楽しんだ。

(PR)まるごと奄美 南海日日新聞からのお知らせ(2022.4.30)

 

6月3~5日、渋谷エクセルホテル東急で『まるごと奄美』というイベントが開催されます。

文字通り、奄美をまるごと持って行こうと言うイベント。

「奄美の食事」「焼酎飲み放題」「島唄」「八月踊り」「紬の着付け」「ファッションショー「紬レザーかすりが行う小物作りのワークショップ」など、奄美に行かなくても東京で奄美を体験、体感出来る内容となっています。

各公演60名限定。

チケットはこちらから

https://simauta.net/ticket-shop/

奄美7市町、21年度1億円超 ふるさと納税、トップ徳之島(2022.4.30)

古里などの応援自治体に寄付を行うことで税金の還付・控除が受けられる「ふるさと納税」。南海日日新聞が奄美12市町村に取材した結果、2021年度の寄付総額(速報値)は前年度比5・9%増の15億9047万6千円、寄付件数は同20・4%増の14万5273件だった。市町村別の寄付額トップは徳之島町の4億2934万8千円(前年度比18・4%減)。奄美市や和泊町、与論町など7市町で1億円を上回った。