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(2722)新着情報 2022年4月

盗採盗掘防止で合同パト 徳之島地区自然保護協議会(2022.4.30)

 

徳之島の希少野生動植物の盗採、盗掘防止に向けた関係機関、団体の合同パトロールが28日、島内一円であった。徳之島地区自然保護協議会、県、徳之島3町、環境省、徳之島警察署などの関係機関から29人が参加。6班に分かれて自然保護地区などを中心に、不審車両や昆虫わななどがないか確認した。

全国復帰っ子オンライン交流会(2022.4.30)

 

米国の施政権下に置かれていた沖縄県の日本復帰50周年(5月15日)を前に29日、同じく日本復帰を経験した地域をインターネットでつなぐ「全国〝復帰っ子〟オンライン交流会」が開かれた。沖縄と奄美群島、トカラ列島、小笠原諸島(東京都)から復帰の歴史伝承に取り組む各島の島民や出身者、旧島民二世らが参加。それぞれの地域が歩んだ歴史や日本復帰後の経済、生活状況について情報交換し、互いに理解を深めた。

徳之島、伊仙両町で海開き 連休前に安全祈願(2022.4.29)

 

大型連休と海水浴シーズンを前に28日、徳之島町畦プリンスビーチ(同町畦)と伊仙町瀬田海海浜公園(同町阿三)の両海水浴場の「海開き」(各町主催)があった。関係機関・団体代表者らのみが神事に臨み、安全利用を祈願した。天城町与名間海浜公園も29日、関連イベント抜きで行う。

エコツアー GW予約ほぼ満杯 世界遺産登録後初、移動規制なし(2022.4.29)

 

きょう29日から大型連休に入り、群島内では海・山を楽しむ観光客でにぎわいそうだ。昨年7月に奄美大島や徳之島が世界自然遺産に登録されて初めてのゴールデンウイーク。県内の新型コロナウイルスの感染が拡大する一方、行政は連休中の移動規制などを設けていない。島内のエコツアーの予約も活気づき、観光客の受け入れ態勢を整えている。

海水浴シーズン到来! 喜界町で海開き(2022.4.28)

 

喜界町の海開きが24日、同町中里のスギラビーチであった。1年間の安全を祈願する神事、安全講話に続きマリンレジャー体験などがあり、来場した親子連れら約600人は本格的な海水浴シーズンの到来を喜んだ。

喜界島のアサギマダラ徳島県で発見 昆虫愛好家、福島さんマーキング(2022.4.28)

 

喜界島から北上し、徳島県阿南市に渡ったアサギマダラが23日に見つかった。鹿児島昆虫同好会の福島誠さん(79)=喜界町中里=が3月20日、同町の林道滝川線でマーキングして放したうちの1匹。福島さんがマーキングしたアサギマダラが、本土で渡りが確認されたのは高知県室戸市で発見された2019年以来3年ぶり。

「ゼロカーボンアイランド」へ 環境省「脱炭素先行地域」第1弾 県内で知名、和泊両町のみ選出 =沖永良部島(2022.4.27)

 

環境省が26日に発表した「脱炭素地域先行地域」の第1弾に、ゼロカーボンシティ(脱炭素社会)実現に取り組む知名町と和泊町が選出された。第1弾の自治体に選ばれたのは県内では両町のみ。両町は「ゼロカーボンアイランドおきのえらぶ」をテーマに、2026年度まで同省から50億円規模の支援を受け、再生可能エネルギーを活用した脱炭素化に取り組む。

和泊町初の1億円超 21年度ふるさと納税(2022.4.27)

 

和泊町の2021年度のふるさと納税の寄付総額(速報値)は1億3378万8千円となり、初めて1億円を超えた。千円単位の少額寄付も大事にしており、寄付件数は5万3201件と奄美の市町村では最多。少額寄付が多いと平均寄付額は減少し役務費など町側の負担も増えるが、町企画観光課は「ふるさと納税をきっかけに和泊町や沖永良部島を知ってもらい、返礼品を通じて島に興味を持ってもらうことで、関係人口の増加にもつなげたい」と、知名度向上や観光振興など副次的な効果に期待している。

GWの予約堅調 感染高止まりも回復期待 奄美群島宿泊施設(2022.4.26)

 

奄美群島の宿泊施設では、大型連休となるゴールデンウイーク(4月29日~5月5日)中の予約が好調に推移している。新型コロナウイルス感染拡大前の水準には届かないものの、最大級の警戒が呼び掛けられた昨年と比べて、多くのホテルが予約率は上昇。感染者数は高止まりで予断を許さないものの、観光地には一定のにぎわいが戻りそうだ。

大島、逆転負け 初戦で散る 九州高校野球第2日(2022.4.26)

 

第150回九州地区高校野球大会第2日は25日、宮崎市のサンマリン、アイビー、両スタジアムで1回戦7試合があった。 前回準優勝の大島が小林西(宮崎2位)と対戦。先制し優位に試合を進めていたが、七回に集中打を浴びて逆転され3―8で敗れ、初戦で姿を消した。

児童が紬原図コンに入選 碇山さん(龍瀬小4年)に表彰伝達(2022.4.25)

 

2021年度本場奄美大島紬原図コンテスト(奄美群島地域産業振興基金協会主催)で小学生として唯一入選した龍郷町の龍瀬小学校4年、碇山月子さん(9)に21日、主催者側から表彰状が贈られた。図案は反物18反(着物18着分)に製品化される予定。

世界遺産センター7月下旬開館へ 官民連携で運営 メインは「森の中を疑似体験」(2022.4.25)

 

奄美市住用町「道の駅」敷地内に建設中の「世界遺産センター」が、7月下旬の開館を目指し準備を進めている。3月に外装工事を終了し、内装及び展示物設置なども6月末に完成予定。世界自然遺産に登録された「世界の宝」の内外への発信と、次世代に継承するための拠点として期待される。

正規品証明にIT活用へ 近く実証実験行う考え 本場奄美大島紬(2022.4.23)

 

本場奄美大島紬の模倣品対策にIT(情報技術)を活用しようと、IT企業シーエルエムラボ(本社・東京都、橋口雅裕代表)が22日、奄美市名瀬の市産業支援センターで説明会を開いた。大島紬の生産や流通、販売などに関わる官民関係者が参加し、橋口代表らが利用予定のシステムを紹介。スマートフォンなどで正規品か否かを確認でき、流通や在庫の管理を簡略化することも可能だという。本場奄美大島紬協同組合などは、近く実証実験を行う方向で検討している。

葉タバコ収穫始まる 知名町、生産者半分以下に(2022.4.23)

 

2022年産の葉タバコの収穫作業が知名町で始まっている。22日、生産農家が管理機械に乗り、根元の葉を手際よく摘み取る姿が見られた。作業は6月下旬まで続く。

新川康枝大島支庁長インタビュー 島、地域それぞれに個性 魅力生かし持続的発展を(2022.4.22)

 

2020年4月からは本庁で危機管理課長を務め、21年の総合政策部参事(兼地域政策課長)を経て大島支庁へ赴任。奄美群島での配属は初めてだが、担ってきた領域は離島振興や観光推進、交通政策や防災・危機管理、社会福祉施策など奄美群島にとっても重要な分野ばかり。島を訪れ共に携わってきた政策も多く、「奄美は島ごと、地域それぞれに個性や魅力がある」と語る新川康枝・新大島支庁長に、取り組みに向けた意気込みを聞いた。

 

全校児童18人分のこいのぼり 知名町立上城小(2022.4.22)

 

知名町立上城小学校(松山淳校長)で、全校児童18人分のこいのぼりが元気に空を泳いでいる。子どもの日を前に、保護者らが毎年掲げている。こいのぼりは、地域住民が寄贈したものを大事に使っている。

海をみんなで守ろう! ごみ拾い箱を設置 喜界町のほっと館(2022.4.21)

 

NPO法人喜界福祉ネットごま畑が運営する小規模作業所「ほっと館」(得本拓代表)は14日、赤連の海岸「イチドゥマイ」にごみ拾い箱を設置した。

アサギマダラも旅立ちへ 春の個体、奄美大島生まれ GWあたりまで見頃(2022.4.21)

 

日本列島を長距離移動するチョウ・アサギマダラは春の渡りの時期を迎えている。吸蜜植物の群生地がある奄美市住用町では奄美大島で生まれた新鮮な個体が花に集まっており、気温の上昇に伴い本土へと旅立っていく。

 

滑走路、4時間閉鎖 徳之島空港 離陸前の機体にオイル漏れ(2022.4.20)

 

19日午前10時21分、徳之島空港(天城町浅間)で離陸のために滑走路に向かっていたジェイエアの旅客機からオイル漏れが見つかった。同機はそのまま欠航。けが人はなかったが約4時間、滑走路が閉鎖され、同空港発着便など計10便の乗客計373人に影響が出た。

世界最大の花の祭典に出品 テッポウユリ4品種 沖永良部花き専門農協(2022.4.20)

 

沖永良部花き専門農協(三島生康組合長)はこのほど、オランダで10年に1度開催される世界最大の花の祭典「フロリアード」(国際園芸博覧会)にテッポウユリを出品した。花き専門農協からの出品は今回で3回目。

奄美市で「アースデイ」 地球環境考え、自然に感謝(2022.4.19)

 

地球環境のことを考え行動する「第10回アースデイ奄美2022」(同実行委員会主催)が17日、奄美市名瀬の奄美文化センターであった。休日を楽しむ家族連れなどが訪れ、フリーマーケットやワークショップ、ステージなどのイベントを通して、未来へとつなぐべき地域の自然へ思いを巡らせた。

農高跡地に伊仙町サテライトオフィス開所(2022.4.19)

 

伊仙町が旧徳之島農業高校跡地(同町伊仙)の校舎を活用して整備した一般企業貸出し用の「同町サテライトオフィス」の開所式が18日あった。すでに国内情報・通信大手のNTTデータによる自動運転実証・実験関係関連の利用も内定。関係者のテープカットで利用を開始し、都市部の企業と地域資源を結びつけての地域活性化に期待を寄せた。

クジラの親子打ち上がる 龍郷町安木屋場海岸(2022.4.17)

 

龍郷町の安木屋場海岸で16日朝、体長3・5㍍の小型クジラが打ち上げられているのが見つかった。地元住民らによる救出中に、クジラは海中で出産したとみられ、子クジラも発見されたが息をしていなかった。母クジラも懸命の救助が続けられたが次第に衰弱し、約4時間後に死亡が確認された。住民と救助に当たった奄美クジラ・イルカ協会の興克樹会長は「せめてお母さんだけでも助かればと思ったが残念。台風によるしけで漂着したのでは」と話した。

ルリカケスが子育て中 物置に営巣、ひな3羽 龍郷町の事業所(2022.4.17)

国指定天然記念物のルリカケスが、龍郷町大勝の生活介護事業所カラフル(松原勇太所長)の玄関脇にある物置で子育てをしている。ひな鳥3羽に親鳥が寄り添っており、職員らはそっと見守りながら巣立ちの時を待っている。

みそ汁に、野菜炊きに… 旬の「ダーナ」、食卓彩る(2022.4.16)

 

旬を迎えた奄美のタケノコ「ダーナ」が奄美市名瀬の青果店店頭に並んでいる。ダーナはコサンダケと呼ばれるタケノコの方言名。本土で取れるモウソウチクと比べて細身であくがなく、柔らかいのが特徴だ。

奄美3島のコースも紹介 サイクルツーリズム特集 県観光サイトに開設(2022.4.16)

 

県は15日までに、県観光サイト「かごしまの旅」内に、サイクルツーリズムの特集ページを開設した。奄美群島を含む県内の7ルートを紹介。新型コロナウイルス禍でアウトドアや健康志向が高まる中、県は自転車で各地域を巡る旅の魅力を広く発信することで、新たな層の観光客誘致につなげたい考えだ。

大島、初戦は小林西(宮崎) 九州大会組み合わせ決定(2022.4.15)

 

第150回九州地区高校野球大会の組み合わせ抽選会が14日にあった。2季連続4回目の出場となる大島は大会第2日(予定は24日)に小林西(宮崎2位)との対戦が決まった。

奄美市新設の「世界自然遺産課」 遺産政策係と自然保護係の10人体制(2022.4.15)

 

奄美市は新年度の組織改正で、新たに「世界自然遺産課」を設置した。昨年年7月に「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」が世界自然遺産に登録されたことを受け、希少動植物の保護や外来種種駆除などの環境保全の取り組みや、民間団体および島内自治体との連携などの業務体制を強化。世界自然遺産に関連した情報発信や環境対策などを一元的に推進することで、世界自然遺産登録の波及効果などによる地域振興も図っていく。

県内最年少の協力隊着任 神奈川県出身の市川さん 喜界町(2022.4.14)

 

喜界町に今年度から、今春に高校を卒業した市川萌笑(もえ)さん(18)=神奈川県相模原市出身=が地域おこし協力隊として着任した。市川さんは島根県海士町の高校で3年間を過ごした島留学の経験を生かし、喜界町が官学連携で取り組む喜界島版の離島留学「サンゴ留学」の周知や制度設計を担う。県地域政策課によると、県内自治体ではこれまで高校卒業後すぐに地域おこし協力隊として着任した事例はなく、市川さんは県内最年少の協力隊として活動する。

日本とウクライナの絆を深めたい ナディーヤさん、龍瀬小の義援金に感謝(2022.4.14)

 

ウクライナ人道支援義援金に対するお礼のためウクライナ人のツビリューク・ナディーヤさん(33)が13日、龍郷町立龍瀬小学校(堀内俊勝校長、児童81人)を訪れ、支援金への感謝を伝えた。サトウキビ栽培に携わる5・6年生27人が参加。連日、戦争の惨劇が報道されるウクライナ情勢。当事者のナディーヤさんの言葉一つひとつに耳を傾け、平和の尊さや自由、感謝の心を学んだ。

農業支える担い手へ 奄美出身は10人 県立農業大学校入学式(2022.4.13)

 

日置市の県立農業大学校(村山浩一校長)で12日、第45回入学式があった。2022年度の入学生は奄美出身の10人を含む65人。保護者らが見守る中、将来、地域農業を支える担い手となるための知識や技術習得に向けて決意を新たにした。

クルーズ船、2年ぶり名瀬港に 「にっぽん丸」 観光産業の回復に期待(2022.4.13)

 

商船三井客船の「にっぽん丸」(2万2472㌧、船客定員449人)は12日、奄美市の名瀬港観光バースに寄港した。新型コロナウイルスの影響から、クルーズ客船の同港への寄港は2020年2月以来、2年2カ月ぶり。県によると、同港への来年3月末までの客船寄港は同船を含め、11回の予定。観光産業の回復に期待がかかる。

クロウサギ 徳之島南部「犬田布岳」にも ネコ適正飼養も必要(2022.4.12)

 

環境省・奄美群島国立公園管理事務所は11日、徳之島南部の「犬田布岳」(標高約417㍍)で今年1~2月、アマミノクロウサギ(国指定特別天然記念物・国内希少野生動植物種)の生息画像を確認。モニタリング調査での確認は約7年ぶり2回目。同岳の伊仙町エリアを含め「定着の可能性が高まった」として情報提供および、飼い猫の適正飼養もアピールしている

過去最多 ザトウクジラ出現頭数 ホエールウォッチング利用者も最多(2022.4.12)

 

奄美クジラ・イルカ協会(興克樹会長)は10日、2022年シーズンの奄美大島周辺海域におけるザトウクジラ出現状況をまとめた。今シーズンの出現頭数(3月31日現在)は、1080群1750頭(昨シーズン比160%増)、赤ちゃんクジラを連れた親子も158群(同147・7%増)の出現を確認。ともに本格的に船上調査を始めた14年以降最多となった。

龍郷町で西郷隆文氏が記念講演 「大変な時代生き抜いた祖父尊敬」 菊次郎翁の足跡、功績紹介(2022.4.11)

 

今月9日から龍郷町りゅうがく館で「西郷菊次郎を偲ぶ 西郷隆文里帰り展」(陶芸作品・書を展示)が開かれている。開催を記念して陶芸家の西郷隆文氏(74)が講師を務めた「記念講演会」(西郷企画営業部㈱主催、龍郷町教育委員会共催)が10日、町体育文化センターりゅうゆう館文化ホールで開かれ、約100人が聴講した。「祖父 菊次郎を語る」の演題で講演した隆文氏は、菊次郎翁の足跡や功績等を紹介しながら「西南戦争に従軍して右足の膝下を切断。その後、台湾赴任時代、京都市長時代、さつま町の永野(山ヶ野)金山鉱業館長時代など大変な時代に生まれ、生き抜いた祖父。大変だとは思わずに難局を乗り切ってきた祖父を尊敬している」との内容を語った。

 

「えらぶっくカー」お披露目 移動図書館車 知名町が初導入(2022.4.11)

 

知名町立図書館の移動図書館車「えらぶっくカー」のお披露目会が10日、図書館駐車場であった。同町では初の導入で、最大500冊の本を積むことができる。19日から運行を始め、町内7小中学校を月2回ずつ巡る。

かごしま地域塾」に認証 伝統芸能や集落の歴史学ぶ 和泊町の出花字こども地域塾(2022.4.09)

 

青少年健全育成の取り組みを実践しているとして、和泊町の出花字子ども地域塾がこのほど、県の2021年度「かごしま地域塾」に認証された。先月25日、同町出花字公民館で認証書の伝達式が行われた。

 

港に珍客クジラの親子 喜界町湾 ひと時のショー、見物客沸く(2022.4.09)

 

喜界町の湾港で7日、港内を優雅に泳ぐ巨大な珍客が現れた。豪快なブローなどひと時のショーに、釣り人や近くの住民らは騒然。子育て中のザトウクジラの親子が、休息のため迷い込んだとみられる。

鎮魂・恒久平和祈る 伊仙町犬田布岬 第55回戦艦大和慰霊祭(2022.4.08)

第55回「戦艦大和を旗艦とする特攻艦隊戦没将士慰霊祭」(同実行委員会主催)が7日、今年も伊仙町犬田布岬の同慰霊塔前であった。関係者約150人が参列。77年前、沖縄戦線への海上特攻で犠牲となった3737柱への鎮魂と平和希求の誓いを新たにした。自衛隊は今年も音楽隊派遣やF-15戦闘機の慰霊飛行で協力し「遺志を継ぐ国防」への強い決意もにじませた。

「奄美の魅力世界に発信」 南カリフォルニア奄美会 西元会長が奄美市表敬(2022.4.08)

 

米国の南カリフォルニア奄美会の西元和彦会長(71)が5日、奄美市を表敬、今年9月にカリフォルニア州トーランスで開催を計画している「世界自然登録記念並びに奄美物産品展示会」への連携協力を呼び掛けた。黒糖焼酎や大島紬などの展示販売のほか、シマ唄や大島紬のファッションショーなども企画しており、西元会長は「世界自然遺産となったふるさと奄美の素晴らしさを世界に発信する機会にしたい」と抱負を語った。

2年ぶりクルーズ船寄港へ 名瀬港(2022.4.07)

 

県は6日までに、クルーズ船「にっぽん丸」(商船三井客船・総トン数2万2472㌧)が12日、「ぱしふぃっくびいなす」(日本クルーズ客船・同2万6594㌧)が15日にそれぞれ奄美市の名瀬港へ寄港すると発表した。新型コロナウイルスの影響を受け、名瀬港へのクルーズ船の寄港は2020年2月以降途絶えており、今回は約2年ぶりの寄港。一方、島内では一定の感染者確認が続いていることなどから、地元での歓迎セレモニーは見送られる見通しだ。

群島内で小中学校入学式 3年ぶりの新入生 大和村大棚小(2022.4.07)

 

奄美群島各地の小、中学校で6日、2022年度の入学式があった。大島教育事務所によると、群島内の今年度入学者は小学校1007人、中学校953人(3月25日現在)。大和村の大棚小学校(山田哲也校長、児童8人)は3年ぶりに新入生4人を迎えた。

歴代初女性校長に米澤氏 「生徒一人ひとりの個性生かす」 古仁屋高校に就任(2022.4.05)

 

新年度で創立92周年を迎える瀬戸内町の古仁屋高校(生徒85人)に、創設以来初めての女性校長が誕生した。4日、赴任した米澤瑞代校長(55)は新年度のスローガン作りに着手。「生徒それぞれの個性を伸ばし、国際的に活躍する人材に育ってほしい。そんなスローガンにしたい」と意気込む。

知名町の温暖化専門職就任 乾さん、ゼロカーボンシティ推進へ(2022.4.05)

 

国の「地方創生人材支援制度」にもとづき、サステナブル経営推進機構(suMPO:サンポ)からグリーン専門人材として派遣された乾大樹さん(37)が、知名町の地球温暖化対策専門職に就任した。4日、今井力夫町長から辞令を受け取った乾さんは「町民が経済的な恩恵を受けられるような仕組みを作り、最終的に脱炭素を目指したい」と意気込みを語った。任期は最長2年間。

「あぶし会」が黒米田植え 奄美市芦花部(2022.4.04)

 

黒米の田植え作業が3日、奄美市名瀬の芦花部集落であった。黒米作りサークル「あぶし会」(城村典文会長)主催。雨が降りしきるあいにくの天候にもかかわらず、大人と子ども合わせて17人が参加し、泥とたわむれながら元気に作業した。

健やかな成長願う 群島各地でサンガツサンチ(2022.4.04)

 

旧暦3月3日の「サンガツサンチ」に当たる3日、奄美群島各地で海開きや浜下れの行事があった。海水浴シーズンに向けて、官民の関係者らが海の安全を祈願したほか、初節句を迎えた子どもの成長を願う家族連れの姿が見られた。

ANAHD社長就任を祝福 芝田氏出身の住用中同級生ら 横断幕設置「同級生の誇り」(2022.4.03)

 

1日付でANAホールディングス㈱代表取締役社長に就任した芝田浩二氏(64)の小中学校の同級生らが2日、芝田氏の社長就任を祝福する横断幕(幅80㌢、長さ4㍍)を母校の奄美市立住用中学校に掲げた。同級生の松原昇司さん(64)が発案、島内外の同級生らにも声をかけ製作した。松原さんは「同級生の誇り。コロナ禍など航空業界を取り巻く経営環境など大変だろうが、奄美から応援の声を届けられたらうれしい」と就任を喜んだ。

春休み、行楽地に人出  奄美市笠利町 シーズンへ期待 観光関係者ら「回復の兆し」(2022.4.03)

 

春休みも中日を迎えた2日、奄美地方は時折小雨の降るあいにくの曇り空だったが、各地の行楽地では多くの人出がみられた。奄美市笠利町の観光地や公園では、家族連れや観光客の姿も目立ち、観光関係者らは行楽シーズンの本格化へ期待を高めていた。

絶滅危惧種「アオバナハイノキ」 徳之島北限塗り替え豪華に競い咲き(2022.4.02)

 

絶滅危惧種の「アオバナハイノキ」(ハイノキ科)が、徳之島町白井地区などの国有林(保安林)で淡紫色の清楚な花びらを競って広げている。今春は花つきが良く新緑の合間にひときわ映え輝いている。

大島高の大野、日本代表候補に 野球U18W杯「驚き、うれしい」(2022.4.02)

 

日本高校野球連盟は31日、今年9月に米国で開催予定のU18ワールドカップ(W杯)に参加する高校日本代表の1次候補29人を発表し、県立大島高校(奄美市名瀬)の大野稼頭央(新3年)が投手10人のうちの1人に選ばれた。

神田の居酒屋がライブ配信と飲食業を本格再開 久永さとみさん感激の出演(2022.4.01)

 

まん延防止等重点措置が解除され、飲食店に灯りが戻るなか奄美料理が自慢の居酒屋で、シマ唄ライブ配信が本格再開した。3月27日には久永さとみさんが出演。待望のイベントに出身者らが店を訪れ、料理と唄に酔いしれていた。シマ唄のライブ配信を本格再開させたのは、神田駅南口すぐの「居酒屋『奄美』」。