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(2716)新着情報 2022年3月

ネット機器所持・利用8割超 県教委21年度調査(2022.3.31)

 

県教育委員会はこのほど、2021年度「インターネット利用等に関する調査」結果を発表した。児童生徒の8割以上が、携帯電話やゲーム機、パソコンなどインターネットに接続できる機器を所持または使用していることが分かり、県教委は「ネットで利用する内容を家庭内で十分話し合うことが必要」としている。

 

恩師との別れ惜しむ 「キバレよー!」名瀬新港、見送り風景(2022.3.31)

 

「先生ありがとー」「キバレよー!」、スカイデッキから多くの掛け声が飛びかった―。進学や転勤など異動シーズン真っ最中の29日夜、奄美市の名瀬新港では例年とは少し違う見送り風景が見られた。新型コロナウイルス感染防止対策として県は大幅自粛を要請。岸壁への立ち入りが禁止となったため、ターミナルビル内には別れを惜しむたくさんの人々があふれ、転出者の激励と新しい門出を祝った。

地域振興推進事業22年度決定 「世界遺産のシマ」啓発も 19事業、県費1億円(2022.3.29)

 

県大島支庁は28日、2022年度地域振興推進事業に決定した19事業・概要、予算額などを発表した。ソフト13、ハード6の総事業費は1億4982万7千円で、うち県費が1億円。新規事業では、昨年7月に世界自然遺産登録された奄美大島の自然環境の保全と持続可能な利用の両立へ「世界遺産のシマ」としての啓発を図る取り組みがある。

宮古崎トンネルが開通 延長2・3㌔、県内7位 関係者ら式典や祝賀会(2022.3.28)

 

県が整備を進めていた奄美市名瀬根瀬部と大和村国直間を結ぶ県道名瀬瀬戸内線「宮古崎トンネル」(約2・9㌔区間)が27日、開通した。塩田康一知事をはじめ、地元国会議員や奄美大島5市町村首長、県市町村議員など関係者43人が出席し安全祈願祭や式典、祝賀会で開通を祝った。着工から4年8カ月、災害に強いトンネルの完成を歓び、観光振興や地域の活性化に期待を寄せた。

養護老人ホーム「絆の郷」完成 全室個室でゆったり 知名町(2022.3.28)

 

社会福祉法人ともお会(本部卓志理事長)が建設を進めていた知名町の養護老人ホーム「絆の郷」の新築・落成記念式典が27日、現地であった。関係者ら50人ほどが参加し、待望の新施設の完成を祝った。

「島口ことわざかるた」ふるさと納税返礼品に 徳之島町立図書館が製作(2022.3.27)

 

徳之島町は、同町立図書館(里光和恵館長)の指定管理者・徳之島図書館友の会(会長同)がこのほど製作した「徳之島島口ことわざかるた」を、同町ふるさと納税返礼品に採用し、同納税総合サイトに掲載。出身者たちへの島口(方言)伝承機運はもちろん、全国の納税者たちにも「楽しみながら島口文化に親しんで」とアピールしている。

キビ搬入2万4642㌧ 与論島製糖 (2022.3.27)

 

与論町の与論島製糖与論事業所は25日、2021―22年期(21年産)の原料サトウキビ搬入を終了した。搬入量は前期を1279㌧下回る2万4642㌧。平均甘しゃ糖度は17・09度(前期比2・13度増)だった。

 

4年生の門出祝う 天城町 与名間分校で「巣立ち式」(2022.3.26)

 

天城町の岡前小学校与名間分校(田子山ゆかり校長、児童9人)で25日、新年度から約4㌔離れた岡前小学校に通うことになる4年生を対象にした「巣立ち式」が行われた。保護者や在校生、教諭ら約30人が集い、通い慣れた校舎を離れる4年生3人の門出を祝った。

特定地域づくり事業説明会 担い手不足、人口減解消へ 奄美市(2022.3.26)

 

地域企業の担い手不足解消、地域人口の増加に期待が集まる支援制度「特定地域づくり事業協同組合」の説明会が24日、奄美市役所であった。同市商工政策課主催で、市内の事業者を中心に約30人が参加。事業者の人材不足解消の他、市町村の定住増加、移住者・Uターン者の安定した就職先の確保を担う同組合の仕組みとその設立、活用方法が説明された。

鹿国大主催コンでW受賞 摘果タンカン活用案と英語俳句 大島北高校(2022.3.25)

 

奄美市笠利町の県立大島北高校(下髙原涼子校長)は22日、鹿児島国際大学主催「第6回高校生よかアイデアコンテスト2021」で最優秀賞の「学長賞」の受賞に当たり、オンラインで表彰式に参加した。同校からは、応募した学生グループ他、下髙原校長、担当教諭らが出席。廃棄される「摘果タンカン」の研究、活用アイデアがたたえられた。

 

奄美産食品を世界へ 市内初HACCP対応 新工場完成でセレモニー(2022.3.25)

 

㈱グリーンストアが整備を進める市内初の国際的な衛生管理基準HACCP(ハサップ)認証の惣菜・食品加工新拠点「トマト食品工場」が26日、操業を始める。これに先立ち24日、奄美市名瀬金久町の同工場で完成を祝うセレモニーを実施。海外展開も視野に入れる同社代表取締役副社長の里葉子さんは「奄美の食材・郷土料理を多くの人に知ってほしい。この文化を残しながら日本、世界へ届けていきたい」と意気込みを話した。

大島、甲子園初勝利ならず 球児、夢舞台で奮闘 スタンドから大声援(2022.3.24)

 

第94回選抜高校野球大会第5日は23日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で1回戦3試合があり、8年ぶり2度目の出場を果たした大島が第2試合に登場。関東王者の明秀日立(茨城)に挑んだが、甲子園初勝利はかなわなかった。アルプス席を中心に学校関係者、選手保護者、同校OB、出身者らが詰め掛け、夢の舞台で奮闘するナインを大声援で後押しした。

「国直ウミガメ公園」完成 大和村 新たな観光地に期待(2022.3.23)

 

大和村は2020年度から国直地区の整備工事を実施。18日に「国直ウミガメ公園」が完成。3連休には、親子連れなどが訪れた。安全柵などを設け、幼児から小学校高学年まで幅広い年代に楽しめる遊具を設置。村は子育て環境の充実や、隣接する国直海岸に観光地として期待を寄せる。

川越くん(朝日中2年)が知事賞 県図画作品展 「大熊漁港の夕景」画題に(2022.3.23)

 

2021年度県図画作品展(県教育委員会など主催)で、奄美市名瀬の朝日中学校美術部2年・川越陽詩くんが中学生部門で最高賞に当たる県知事賞に輝いた。校内審査で選ばれた各校代表によるコンクールで、県内約800校が応募。栄えある賞を勝ち取った川越くんは「家族や先生、友達が大騒ぎで今でも信じられない。びっくりしたけどうれしい」と喜んでいた。

雇用創出、経済向上へ 組合員7事業者が創立総会 ヨロンまちづくり協組(2022.3.22)

与論町で安定した雇用創出や経済の向上を目指すヨロンまちづくり協同組合(組合員7事業者)の創立総会が20日、同町役場であった。同町の小売業や宿泊業、農業などの組合員事業者のほか、山元宗町長や髙田豊繁議会議長らが出席。4月の正式な設立に向け、労働者派遣事業などを盛り込んだ2022、23年度の事業計画などを承認した。医療法人龍美会理事の川畑力氏(42)を代表理事に選出した。

就航60年を祝う 利用拡大も期待 徳之島-鹿児島線 JAL(2022.3.22)

 

徳之島│鹿児島線就航60周年記念セレモニーが21日、天城町の徳之島空港で開かれた。就航する日本航空(JAL)グループや島内の関係者ら約30人が参加。これまでの歩みを振り返りながら今後の利用拡大への期待も込めて節目を祝った。

サイクル列車リニューアル記念出発式 あやまる岬観光公園(2022.3.20)

 

奄美市笠利町須野のあやまる岬観光公園で19日、約4か月ぶりに再開された人気遊具「サイクル列車」のリニューアル記念出発式が開催された。式には、安田壮平市長他、工事関係者らが出席するとともに、招待された同市宇宿保育所の児童15人が参加。奄美を代表する景勝地の同岬の海を前に、児童たちは新しくなった同列車に乗車し、完成を祝った。

9本柱高倉ふき替え 和泊町、2年前の台風で被害(2022.3.20)

 

和泊町歴史民俗資料館に保存されている「9本柱高倉」のふき替え作業が19日から始まった。2年前の台風で被害を受けた茅ぶき屋根の一部を修復する。21日に完成予定。

奄美大島作品が準大賞 与論で国際観光映像祭 (2022.3.19)

 

国内外の観光地の魅力を発信する第4回日本国際観光映像祭(同実行委員会主催)が16、17の両日、与論町を主会場にオンラインで開催された。過去最多の日本部門201本、国際部門1542本の作品が出品され、奄美大島自然保護協議会の「いのち、むきだし。奄美大島」が日本部門の準グランプリに輝いた。

ANAグループ新社長・芝田さん(奄美出身)に聞く(2022.3.18)

 

奄美大島出身の芝田浩二さんが、ANAグループの代表取締役社長に4月1日に就任する。豊かな自然の元で育った芝田さんが、同社をどう羽ばたかせるかが注目される。「世界を見てきた」立場から子どもたちへの思いなどを聞いた。

沖高みらい探求プロジェクト 2年生91人が成果報告 「えらぶ仕事図鑑」完成(2022.3.18)

 

沖永良部高校2年生91人がこのほど、島の職業人を紹介する「えらぶ仕事図鑑」を制作した。17日、同校で成果報告会を開催。生徒らは、図鑑に掲載した24の仕事の魅力や島で働くことの意義を発表した。

県「農業士」に認定 島内から5人 地域のリーダーに 沖永良部島(2022.3.18)

 

2021年度鹿児島県指導農業士、女性農業経営士、青年農業士の認定証授与式が14日、和泊町の大島支庁沖永良部事務所であり、指導農業士に西登美勝さん(60・知名町)と島富栄さん(56・和泊町)、女性農業経営士に久富ひとみさん(54・和泊町)と前田麗子さん(49・知名町)、青年農業士に山本成孝さん(33・和泊町)の5人を認定した。

第4回日本国際観光映像祭 与論町でオンライン開催(2022.3.17)

 

国内外の観光映像を紹介する「日本国際観光映像祭」(同実行委員会主催)が16日、与論町をメイン会場にオンライン形式で開幕した。ノミネート作品の上映や地元住民参加のトークセッションのほか、映像チームが制作した与論島の観光映像コンペティションなどが行われた。17日まで。

大島学区は712人合格 HPのみ発表 2次入試、学区内8校15学科(2022.3.17)

 

県内公立高校入試の合格発表が16日、各学校で行われ、大島学区では全日制・定時制に計712人が合格した。昨年度に引き続き、新型コロナウイルス感染症対策として校内掲示をひかえ、学区内8校はホームページ(HP)のみで発表。なおこの日、県教育委員会は2次入学者選抜の実施校と募集定員を発表。大島学区では奄美(情報処理)と徳之島(総合)を除く、すべての高校・学科で実施する。

「咲八姫」で卒業生祝う テッポウユリの新品種 和泊町(2022.3.16)

 

和泊町内の中学校の卒業式があった15日、会場にはテッポウユリの新品種「咲八姫(さくやひめ)」が飾られた。3年ほど前から島内で試験栽培を開始。今年度に入り、市場への出荷に向けて島内の花き農家6人(和泊町は3人)が、約4000球を植え付け栽培している。

メッシュ機墜落「胸が痛い」 沖永良部・与論の医療関係者(2022.3.16)

 

沖縄県伊江村の伊江島空港で12日、入院患者や救急患者の島外搬送などを通じて離島の医療支援に取り組むNPO法人メッシュ・サポート(塚本裕樹理事長)の小型飛行機が墜落し、操縦士2人が亡くなった。同法人の飛行機がたびたび飛来していた沖永良部島、与論島では事故への悲しみが広がっている。同法人は当面の間、医療用航空機の運航自粛を発表しており、今後の患者移送について、心配の声も聞かれる。

徳之島「天城岳松原登山道」開通 身近な「世界の宝」再認識(2022.3.13)

 

環境省と天城町が連携整備した「天城岳松原登山道」(同町松原側)の開通式と登山道ウォークイベントが12日あった。徳之島第2の高峰「天城岳」(543㍍)は、「奄美大島・徳之島・沖縄島北部および西表島」世界自然遺産のコア(核心)地域と、奄美群島国立公園特別保護地区とが重なった最重要エリア。安全性も向上した「身近な世界の宝」の魅力を再確認しあった。

第26回ジャパンクラシックパワーリフティング選手権 知名町でスタート(2022.3.13)

 

第26回ジャパンクラシックパワーリフティング選手権大会が12、13日の両日、知名町あしびの郷・ちなで開かれている。国内のトップ選手78人がエントリー。初日は女子47~76㌔級の6階級に19選手、男子59~74㌔級の3階級に17選手が出場した。

松田さん(喜界中2年)事務次官賞 国交省主催土砂災害防止コン、作文の部で表彰伝達(2022.3.12)

 

2021年度土砂災害防止に関する絵画・作文コンクール(国土交通省主催)の作文・中学生の部で、喜界町の喜界中学校2年・松田くららさんが優秀賞に当たる事務次官賞に輝いた。最優秀賞の国土交通大臣賞に次ぐ高い評価で、全国で選ばれたのはわずか15人。松田さんは「うれしい。(作文に取り組むことで)豪雨災害を詳しく知るいい機会になった」と笑顔で話した。

担い手育成へ畜産の仕事紹介 和泊町、中学校で特別授業(2022.3.12)

 

畜産の仕事を紹介する特別授業が11日、和泊町立城ケ丘中学校であった。全校生徒30人が参加。同校の卒業生で畜産農家の山本優一さん(33)が講師を務め、畜産に関わる仕事とその魅力を伝えた。

花購入で生産者を応援 大島支庁職員 花々手に、心癒す(2022.3.11)

 

新型コロナウイルス感染症の影響で需要が低迷する花きを購入し、地域の生産者を応援しようと、県大島支庁の職員が地元産フリージアなどで作ったフラワーアレンジメントを購入した。花々が飾られた鉢を手にした職員らは「色鮮やか」「和らぐ」などと心を癒していた。

災害時の情報入手スマホへ 避難場所認知や非常食意識向上(2022.3.11)

 

気象情報会社の㈱ウェザーニューズは、東日本大震災から11年を迎える中、「減災調査2022」を実施し、調査結果を発表した。災害の情報入手はスマートフォン(スマホ)を使う人の割合が年々増加、今年の調査では全体の6割を超えた。若い世代ほどスマホの割合が多く、テレビやラジオの割合が少なかった。

児童考案の紬図案、製品に 織元・夢おりの郷が実現 義岡くん(赤徳小)ご対面(2022.3.10)

 

児童が考案した大島紬柄の図案が、オリジナルの紬製品として完成した。図案をデザインしたのは龍郷町の赤徳小学校5年生の義岡誠也くんで、同町の本場奄美大島紬織元・(株)夢おりの郷(南晋吾代表取締役)が反物や着物に仕立てた。8日、同社で製品化された大島紬と対面した義岡くんは「かっこいい着物に生まれ変わってうれしい」と喜んだ。

決戦の舞台「聖地甲子園」へ 大高野球部感謝の気持ちでプレー(2022.3.10)

 

大島高校野球部の部員37人、監督・コーチ3人計40人が9日、第94回選抜高校野球大会への出場のため、空路で奄美大島を出発した。機内搭乗に先駆け、空港で働く各航空会社、空港運営にかかわる職員による出発セレモニーがあり、保護者や居合わせた多くの人たちが同校の野球部員を激励。武田涼雅主将は「自分たちがここまでこれたのは島の方々のおかげ。甲子園の舞台で感謝の気持ちを忘れず思い切って『エンジョイングベースボール』で楽しんできます」と力強く応え、“聖地甲子園”へ飛び立った。

 

廃校跡にオートキャンプ場 瀬戸内町西古見 再生エネ活用、集落民が運営(2022.3.08)

 

瀬戸内町は2022年度、西古見小中学校跡地に再生可能エネルギーを活用したオートキャンプ場の整備を計画している。同年度予算案に工事費として8000万円を計上。9月にも建設に着手し、年度内に整備する。西古見集落の住民が運営する予定で、過疎化が進む西方地区の活性化にもつなげていきたい考えだ。

国際女性デーで花展示 男女共同参画を啓発 和泊町(2022.3.08)

 

国連が提唱する8日の「国際女性デー」に合わせ、和泊町役場玄関で沖永良部島産の花が展示されている。企画した町職員有志は「男女共同参画に対する町民の関心が高まるきっかけになってほしい」と期待を寄せている。

吉祥寺で「奄美群島特産品フェア」 シマ唄(牧岡奈美さん)ライブで華添える(2022.3.07)

 

武蔵野市吉祥寺で「奄美群島特産品フェア」(主催=一社・奄美群島観光物産協会)がにぎやか行われている。5日には、喜界島出身の唄者がシマ唄を店頭で披露するミニライブが行われ、訪れる人たちに奄美の魅力を伝えていた。開催は27日まで。

「若沖洲会」、リモートで交流 島を旅立つ高校生へエール(2022.3.07)

 

沖永良部出身の若者でつくる「若沖洲会(わかちゅうしゅうかい)」は5日、リモートによる交流イベントを開催した。知名町役場をメイン会場に、沖永良部高校を卒業したばかりの13人と、島内外で生活する19~24歳の37人がオンラインで参加。先輩たちは「全国に若沖洲会のメンバーがいる。ぜひ頼ってほしい」と、島を旅立つ後輩へエールを送った。

マングース4年間捕獲ゼロ 「根絶宣言」23年度目指す(2022.3.06)

 

2021年度奄美大島マングース防除事業検討会が4日、オンラインで開かれた。今年度の防除実施の状況と、新年度の事業計画を協議。環境省(奄美群島国立公園管理事務所)は、4年間マングースの生息は確認されていないとし、23年度までに根絶宣言を目指す方針。また、根絶に至る「防除事業の記録集」を25年度までに完成・公表するとした。

青壮年期3割が「朝食抜き」 脳卒中発生リスク高く(2022.3.06)

 

県大島支庁(名瀬保健所)はこのほど、管内の健康かごしま21地域推進協議会が主体となって独自に実施した2020年度「生活習慣に係わる実態調査」の結果を公表した。管内では、20~30代の青年期、40代~65歳未満の壮年期の世代で朝食(週3回以上)を抜くことの多い人の割合が3割を上回るなど突出している。20歳未満でも高校生・専門学校生は高い傾向にあり、同庁保健福祉環境部健康企画課では、働き盛りである世代の健全な食習慣の形成のためにも青壮年期が「食・健康への意識を高める必要がある」と改善を促している。

奄美の魅力、東京で発信 アンテナショップで群島フェア ANAグループ(2022.3.05)

 

ANAグループが東京の世田谷区に開設したアンテナショップ「TOCHI―DOCHI(トチドチ)」で、奄美群島フェアが開催されている。店内には群島内の100を超える品々を陳列。今が旬のタンカンは同グループのピーチ便を活用して空輸し、鮮度の良さが好評を得ている。同フェアは3月末まで。

奄美医療圏調整会議 病床数増床 喜界、沖永良部は了承(2022.3.04)

 

奄美保健医療圏の病床機能分化と連携推進について議論する「第9回地域医療構想調整会議」(議長・向井奉文大島郡医師会会長)が2日、奄美市名瀬の県大島支庁であった。喜界徳洲会病院、沖永良部徳洲会病院の増床を条件付きで了承。51床の増床を要望する徳之島徳洲会病院、休棟中病棟から37床の新設を求める県立大島病院については、結論を次回以降に持ち越した。

まん延防止、6日で解除 奄美群島「感染防止策の徹底を」(2022.3.04)

 

6日に期限を迎える新型コロナウイルスの「まん延防止等重点措置」について、鹿児島県の塩田康一知事=写真=は3日、報道陣の取材で、政府に対して解除を要請したことを明らかにした。県内全域を対象にしている飲食店への時短要請については、4日の対策本部会議で判断するとした。

CD「ヨロンジマ」発売 故佐藤持久さん偲び、長女の金子奈保美さん制作(2022.3.03)

 

与論教育の振興を目的に立ち上げた与論翔励会の初代会長、佐藤持久さん(享年86)を偲んで制作されたCD「ヨロンジマ」がこのほど発売された。長女の金子奈保美さんが作詞作曲を担当し、父親が生涯大事にしていた古里への思いを曲にした。

センバツ旗授与 大島高校壮行会「感謝の気持ち忘れずにプレー」(2022.3.03)

 

第94回選抜高校野球大会に出場する大島高校の「壮行会」が2日、奄美市名瀬の同校体育館であった。選抜旗を受け取った武田涼雅主将は「甲子園では目標としているベスト8以上を達成出来るよう全力で頑張って来ます。また、島の方々への感謝の気持ちを忘れず楽しんでもらえるプレーをします」と決意を述べた。

文字で伝える「要約筆記」利用低調 周知と知名度が課題(2022.3.02)

 

3月3日は耳の日―。耳の不自由な人の支援に取り組む「あまみ難聴者中途失聴者協会」(通称・あまなん)の活動が4年目を迎えている。手書きや筆談、パソコンで難聴者に言葉を伝える「要約筆記」の普及・啓発へ地道な活動が行われる一方で、認知度はまだまだ低く利用者数は低調だ。伊集院美代子会長は「難聴者は話題についていけず、孤独感を感じることもある。聴覚障がい者がいること、要約筆記などを知ることで、受け入れる社会が広がってほしい」と願う。

古仁屋高校卒業式 「地域みらい留学生」一期生も巣立つ(2022.3.02)

 

奄美群島内の公立高校で1日、卒業式が行われ、瀬戸内町の古仁屋高校(重吉和久校長)では第72回卒業式があった。普通科の卒業生32人(男子21人、女子11人)は一人ひとり壇上に上がり、重吉校長から卒業証書が手渡された。うち、7人が「地域みらい留学生」の一期生として巣立っていった。

シーカヤックマラソン3年ぶり開催へ 瀬戸内町 1日から申し込み開始(2022.3.01)

 

7月2・3日に開催される第30回記念2022奄美シーカヤックマラソンIN加計呂麻大会(瀬戸内町主催)の申し込みが、3月1日から始まる。20・21年は新型コロナウイルスの影響で中止となり、今回は3年ぶりの開催。募集艇数は300艇、申し込みは1日~5月9日まで。同町水産観光課は「感染症対策を徹底しての開催準備を進めている。多くの人に参加してほしい」と呼び掛けている。

「与論イノベーんちゅAward」初開催 地域課題の解決や新規ビジネス創出へ(2022.3.01)

 

地域課題の解決案や新規ビジネス創出に向けた事業プランを発表するコンテスト「与論イノベーんちゅAward2022ワイたんDAY」が27日、与論町砂美地来館であった。中学生から一般までの総勢16組が発表。審査の結果、同町在住の内野正世さんが最高賞となるイノベーんちゅ大賞に輝いた。