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(2713)新着情報2022年2月

アッタドコネの花見ごろ 奄美市名瀬有良(2022.2.27)

 

奄美市名瀬有良集落で、伝統野菜アッタドコネ(有良ダイコン)の花が見ごろを迎えている。NPO法人「奄美ティダの環」(平田暉子理事長)がパークゴルフ場の一角を借りて種から育てた。白と薄紫色のかれんな花が集落を彩り、春の風情を漂わせている。

天城まるごとマルシェ 官民協力して初の開催(2022.2.27)

 

天城町内の商店7店舗が軽トラックなどに商品を積み、町内を巡って販売する「天城まるごとマルシェ」(天城町商工会主催)が26日、同町三京地区を皮切りに始まった。同町では初の試み。町や農協も協力し、同日は8集落で生鮮食品や菓子、総菜などを販売。地域住民は近所に出現した〝市場〟での買い物を楽しんだ。

 

空き家活用へ官民連携 与論町で調査報告会(2022.2.26)

 

空き家のない与論島をつくるぞ!プロジェクト実行委員会(本園秀幸実行委員長)の空き家調査最終報告会が24日、与論町役場多目的ホールであった。事務局の町総務企画課によると、町内には空き家とみられる建物が87軒確認された。調査で判明した町内の空き家の実態を踏まえ、3月に発足予定の「住まいるプロジェクト実行委員会」を中心に、空き家の活用促進に向けて官民連携で取り組むことを確認した。

子育て支援施設にカフェ開設 和泊町のNPO法人スマッピー(2022.2.26)

 

和泊町で子育て支援事業などを展開するNPO法人SMAPPY(スマッピー)はこのほど、同町手々知名の同法人の施設内にカフェ「おむすび屋 スマッピー」を開設した。キッズスペースなどもあり、利用者からは「気軽に子どもと遊びに来ることができる」「食事も楽しめて便利」と好評だ。

 

中村さん(奄美高)に感謝状 奄美海上保安部 海難防止 イラスト制作(2022.2.25)

 

奄美海上保安部(矢野秀樹部長)は海難防止啓発用のオリジナルイラストを制作したとして24日、奄美市名瀬の県立奄美高校商業科3年、中村遥南さん(18)に感謝状を贈った。奄美海保はすでに中村さんのイラスト入りの啓発ポスター、チラシを作成しており、中村さんは「自分のイラストが人の命を守ることにつながるのはうれしい」と語った。

あまみ地域づくり褒賞 「ラ・メール」など5団体(2022.2.25)

 

県大島支庁は24日、地域振興に貢献した個人団体を表彰する「あまみ地域づくり褒賞」の表彰式を行った。今年度は、社会福祉、芸能音楽、伝統文化、スポーツ、環境保護などの分野で地域づくりに取り組んだ5団体を選出、印南百合子支庁長が表彰状を手渡し、功績をたたえた。

酢商品ラベルのデザイン製作 奄美高校生×あいかなコラボ 龍郷町(2022.2.24)

 

「高校生の感性で酢商品ラベルのデザイン手掛ける。コラボレーション商品完成」―。龍郷町龍郷で手作り加工品の製造・販売を手掛ける女性起業グループ「㈱あいかな」(中村孝代代表)は、昨年11月にドラゴンフルーツとパイナップルを使用した2種類の「酢商品」を開発した。この「酢商品」ラベルのデザイン製作に奄美市名瀬にある奄美高校の生徒が協力し、今年1月から販売開始した。

大島紬の柄、見本帳に 大正・昭和期280点収録 多様な紬「次世代へ」(2022.2.24)

 

奄美市名瀬の西正代さん(69)は、大正・昭和期に織られた大島紬の貴重な柄や図案を次世代に残そうと本場奄美大島紬柄見本帳『紬おかげ』を上梓した。父で織元の故・田畑正喜さんの技術やアイデアが込められた反物や柄見本千点から約280点を収めた。西さんは「みんなが希望と活気にあふれ、夢中になった時代の作品。多種多様な紬を記憶として残したかった」と思いを込める。

道路工事、本格的に着工 自然保護団体が抗議 嘉徳海岸侵食対策事業(2022.2.23)

 

県が瀬戸内町の嘉徳海岸の侵食対策事業として、同海岸で計画している護岸工事に向けた取り付け道路の整備が22日から本格的に始まった。護岸工事の見直しを求める自然保護団体の関係者が抗議する中、県側は同日午後から嘉徳集落入り口近くの工事現場に資材を搬入して工事用フェンスと歩行者用通路を整備。関係者が県職員に詰め寄る場面もあり、瀬戸内警察署員が駆け付け騒然とした。

シマ桑アンバサダーを委嘱 出身歌手の大山百合香さんに 知名町(2022.2.23)

 

沖永良部島出身の歌手、大山百合香さん(37)が21日、島の特産品シマ桑を宣伝する「シマ桑アンバサダー」に就任した。知名町役場で同日、委嘱式があった。今井力夫町長から、委嘱状とたすきを受け取った大山さんは「大好きな沖永良部島のものを身体に取り入れたいと思い、シマ桑青汁を毎朝飲んでいたので、アンバサダー就任はとてもうれしい。シマ桑と沖永良部島をこれからも発信していきたい」と抱負を語った。

端境期出荷、カボチャが好調 喜界町 単価安定で生産農家も増加(2022.2.22) 

 

喜界町のカボチャが好調だ。昨年、同町カボチャの生産高は初の1億円を突破し、今年も過去最高となる見込み。15年ほど前から栽培に取り組んできたJA喜界町園芸振興会会長を務める農家の作井猛さん(69)は「端境期に出荷できる強みもある。島の新たな活路として、しっかり育てていきたい」と気合を入れている。

高校で「沖洲会」ガイダンス 歌手の大山百合香さん特別出演 「離れていても島を大事に」(2022.2.22)

 

「沖洲会」を知ってもらうためのガイダンスが21日、沖永良部高校であった。3年生69人が参加。サプライズで登場した沖永良部出身の歌手、大山百合香さん(37)は「帰る場所があるのは幸せなこと。離れていても島を大事にしてほしい」と呼び掛けた。

奄美高校生が大賞受賞 かごしま政策アイデアコン(2022.2.20)

 

県内外の高校生や大学生が地域経済などに関するデータ利活用のアイデアを競う県の2021年度「かごしまを元気にする学生政策アイデアコンテスト」の最終審査がこのほどあった。県立奄美高校商業科2年生の女子生徒4人グループ「奄美高校商業クラブ」が龍郷町の観光振興策をテーマに発表。本場奄美大島紬を活用した観光プランを提案し大賞に輝いた。

元病院をリノベーション 和泊町のNPOがカフェオープン 子育て環境充実へママ友の声を実現(2022.2.20)

 

子育て環境の充実を目指して活動している和泊町のNPO法人「SMAPPY(スマッピー)」が11日、同町手々知名にカフェ「おむすび屋 スマッピー」をオープンした。元病院だった施設をセルフリノベーションして再利用。法人代表の新納佳恵さん(34)は「将来は子育て支援の拠点にしたい」と話した。

 

大島高野球部 塗木哲哉監督インタビュー「目標ベスト8へまず1勝」(2022.2.19)

 

奄美市名瀬の県立大島高校野球部が、2014年以来2度目となる選抜高校野球大会(3月18日開幕)の舞台に立つ。野球部を率いる塗木哲哉監督にチームの特徴や大会への意気込み、14年に同部を甲子園へ導いた渡邉恵尋(よしちか)前監督に8年前の経験を踏まえた現チームへのエールをそれぞれ聞いた。

上岡さん「7種目1級」達成 頑張れば感動!全商協検定、樟南二高(2022.2.19)

 

全国商業高等学校協会(全商協)主催の各種資格検定で、樟南第二高校(牧園弘光校長)の商業科3年生の上岡小夏さん(18)=北中出身=が計7種目で1級を達成。同校初となった昨年の“7冠”制覇の先輩に続く快挙となったほか、計6種~3種目各1級にも4人が健闘した。

喜界高が団体優秀賞 県交通安全コン バイク通学生対象に(2022.2.18)

 

県内のドライバーがチームを組んで定められた期間内の無事故・無違反達成を目指す「セーフティ・チャレンジ交通安全コンテスト」(同コンテスト実行委主催)で、喜界高校(福元幸一郎校長、生徒138人)がバイク通学生を対象にした団体優秀賞を受賞し、同校で14日、表彰伝達式が行われた。生徒代表で賞状を受け取った商業科2年の中島天さん(17)は「これからも安全運転を心掛けたい」と交通安全への決意を新たにした。

「環境文化」を推進力に 価値の維持、資源活用で活性化学ぶ(2022.2.18)

 

(一社)あまみ大島観光物産連盟(有村修一会長)は17日、「世界自然遺産登録をきっかけとした奄美が目指す方向性~世界に誇る『環境文化』をポストコロナにおける推進力に~」と題したオンライン報告会を開催。観光、行政の関係者など約20人が参加した。報告者に日本政策投資銀行(DBJ)南九州支店次長兼企画調査課長の田中幹也さん、日本経済研究所主任研究員の西野郁夫さんを迎え、奄美大島の価値の維持、資源活用による活性化を学んだ。

災害時の要介護者避難意識調査 半数が「一人で避難できない」(2022.2.17)

 

奄美大島介護事業所協議会(盛谷一郎会長)と県介護支援専門員協議会奄美大島・喜界島支部(中里浩然支部長)は16日、災害時の要介護者などの避難に関する調査結果を公表した。調査によると、要介護者の約半数(43%)が「他者の手助けがなければ避難できない」ことが確認された。うち、76%が「避難方法などの想像(イメージ)ができない」と回答。同協議会の勝村克彦事務局長は「あらためて個別避難計画の作成の必要性がある」とした。

徳之島キビ収穫、中盤へ 買入れ価格「過去最高」推移(2022.2.17)

 

徳之島では12月14日に開始した2021/22年期産サトウキビの収穫・製糖処理が中盤入りした。中盤の処理実績からみたキビ生産見込み量の更正では、当初見込み比1000㌧増の17万3077㌧に上方修正。買い入れ平均糖度は前年同期比0・8度高い9・6度で推移、キビ買入れ平均価格は2万3460円(㌧)と「過去最高」で推移している。

雪だるま作りで歓声 えらぶ冬まつりにぎわう 兵庫県から20㌧運ぶ 知名町(2022.2.16)

 

雪に触れる機会がない沖永良部島の子どもたちに本物の雪で遊んでもらおうと、「えらぶに雪がやってくる!えらぶ冬まつり」が13日、知名町のメントマリ公園で開かれた。約20㌧の雪が用意され、住民が詰め掛けた。雪だるま作り体験や地元団体の芸能発表、軽食販売など多彩な催しでにぎわった。

公立高校入学者選抜出願 大島学区倍率は0・62倍 奄高情報処理と徳高総合は1倍以上(2022.2.16)

 

県教育委員会は15日、2022年度公立高校入学者選抜の出願者数(出願変更前)を発表した。大島学区は学力検査定員1026人に対して638人が出願、倍率は前年度から0・04ポイント増の0・62倍だった。学区内では奄美の情報処理科が1・13倍、徳之島の総合学科が1・00倍と定員を満たし、その他は全校全学科で定員割れとなった。古仁屋の普通科が0・25倍で、学区内では最も倍率が低かった。

「ホライゾン」HP大賞受賞 英語表記、画像の美しさなど評価(2022.2.14)

 

奄美の自然、歴史、文化などを取り上げ、全国に発信していた情報誌「ホライゾン」編集人・浜田百合子さん=(株)エアポートT Vネットワークジャパン専務取締役=らが14日、奄美新聞社を訪れ、ホライゾンのホームページ(HP)が「第2回鹿児島ICTel大賞2021」の大賞を受賞したことを報告した。同誌は、電子書籍として全40号が復刊しているが、今回の受賞は、それに続く新たな情報発信の場の門出となった。

知名町の若手農家らが花贈る フラワーバレンタイン普及へ(2022.2.14)

 

若手農家らで構成する知名町農業青年クラブ(4Hクラブ、武元竹夫会長)はバレンタインデーの14日、性別を問わず家族や恋人など大切な人に花束を贈る「フラワーバレンタイン」を広めようと、同町のAコープ知名店で買い物客へ沖永良部島産の花束をプレゼントした。

「子ども食堂」地域に浸透 瀬戸内町古仁屋 ボランティアで運営(2022.2.14)

 

瀬戸内町古仁屋のこどもたぬきしょくどう(長井聡子代表)は13日、アイショップ古仁屋店駐車場で「子ども食堂」を開いた。未就学児や小学生など50人以上の親子が訪れ、一個100円の「こども弁当」を購入。地域から提供されたお菓子などを手にして喜んだ。

県内初設立の「特定地域づくり事業協同組合」設立 夏は観光、冬は農業(2022.2.14)

県内初となる特定地域づくり事業協同組合が、沖永良部島に設立されて約1年になる。昨年9月から本格稼働し、I・Uターンした職員を島内の各事業所に派遣している。年間を通じて複数の事業所で働く「マルチワーク」を活用し、島の課題だった人材不足の解消と移住定住の促進に取り組んでいる。

海王丸が大島海峡に停泊 ファン、「海の貴婦人と再会」(2022.2.13)

 

白い帆を立て、凛として優雅なたたずまいから“海の貴婦人”“白い貴婦人”と称される帆船「海王丸」が8日、瀬戸内町の大島海峡に停泊した。同海峡に不定期でやってくる海王丸のファンも多く、この日も突然現れた貴婦人が多くの町民の目を楽しませた。

あまみんが優秀賞 農水省主催ノウフク・アワード 奄美初、工賃稼ぐ流れづくり評価(2022.2.13)

障がい者らが農業を通して働く「農福連携」の優れた取り組みを表彰する2021年度「ノウフク・アワード」(農林水産省主催)の優秀賞に、龍郷町の就労継続支援B型事業所「あまみん」(㈱リーフエッヂ・田中基次代表)が選ばれた。奄美群島では初めて。労働対価で受け取った農作物や、自家栽培した果物を加工・販売することで、利用者が工賃を稼ぐ流れにつなげたことなどが高く評価された。

サトウキビ収穫手作業 天城町西阿木名中 「結いの精神」も学ぶ(2022.2.11)

 

天城町立西阿木名小中学校(田川俊一校長)の中学生13人のサトウキビ収穫作業体験が9日、伊仙町内であった。徳之島の経済を支えた同基幹作物の収穫作業もすっかり省力機械化(ハーベスタ収穫)されたなか、慣れないカマを手に昔ながらの「うぎかさぎ」労働を体験し、先人らが培った「結(ゆ)いの精神」にも思いをはせた。

「世之主の墓」、石積みの一部が崩落 和泊町、史跡内の立ち入り禁止(2022.2.11)

 

和泊町の県指定文化財「世之主の墓」の石積みの一部が崩れた。和泊町は8日から、安全面を考慮し史跡内への立ち入りを禁止している。史跡前方と道路からの見学は可能。

最優秀賞に有馬さんのキク 和泊町切り花品評会(2022.2.10)

 

2021年度和泊町切り花品評会(同実行委員会主催)が9日、町防災拠点施設やすらぎ館であった。町内の花卉(かき)農家が出品した5部門108点を審査し、各部門の金賞から選出される最優秀賞には同町玉城の有馬尚吾さんのキク(品種・舞風車)が輝いた。

産地一丸で大島紬PR 京都で初の合同展示会 3日間で400人来場(2022.2.10)

 

本場奄美大島紬協同組合など大島紬の生産業者らでつくる県内3団体は1月20~22日、京都市で初の合同展示会「紬コレクションin京都」を開いた。会場には各織元の自信作3500反ほどが並び、関西の問屋や小売業者、愛好家ら3日間で約400人が来場。奄美・沖縄の世界自然遺産登録も追い風に、産地一丸で世界に誇る大島紬の魅力をPRした。

東城小中学校の通学路に横断歩道 国道58号、見里集落に初設置(2022.2.08)

 

奄美市立東城小中学校(永井孝典校長、児童18人、生徒12人)の通学路となっている奄美市住用町見里の国道58号にこのほど、横断歩道が設置された。7日早朝には、地域住民らが見守る中、児童らが横断歩道を利用して登校。見里集落の村山則文区長は「子どもたちが安全に登校できる環境ができてよかった」と話し、元気に登校する子どもたちの姿に目を細めた。

ザトウクジラの死骸漂着 奄美大島で初確認(2022.2.08)

 

奄美市笠利町の海岸で6日、ザトウクジラの死骸が浜辺に打ち上げられているのが見つかった。死骸を調べた奄美海洋生物研究会の興克樹会長は「今シーズン生まれたばかりの赤ちゃんだと思う。母親とはぐれたのではないか」と述べた。興会長によると、奄美大島でザトウクジラの死骸が漂着した記録はなく、確認されたのは初めて。

長引くコロナ禍・現場から 人手が不足、疲弊する職場(2022.2.07)

 

新型コロナウイルスの感染者や濃厚接触者が増える中、奄美大島では職員が欠勤し、人手不足に陥る事業所が増えている。特に感染リスクが高いとされる高齢者の介護を担う介護事業所などは、入念な感染症対策への労力と人手不足の二重苦で、職員にかかる負担は増している。

和泊、知名両町で バレイショ出発式・出荷協 高値取引で推移(2022.2.07)

 

2022年産バレイショ「春のささやき」出荷協議会が6日、知名町あしびの郷・ちなであった。農家や関係者ら約50人が参加。今期の目標に掲げた和泊町出荷量4800トン(前期実績3566トン)、知名町出荷量3250トン(同2693トン)の達成を誓った。

風力発電機など導入し実証実験 知名町(2022.2.06)

 

2050年までに二酸化炭素の排出量実質ゼロを目指している知名町はこのほど、環境に配慮した観光振興へ向けた実証実験を開始した。小型風力発電機と電気自動車などを導入し、低炭素化を推進しながら交通手段の新しいシステムづくりに取り組んでいる。

21年奄美空港乗降客数 微増も2年連続50万人台 4・8%増の58・4万人(2022.2.06)

 

県港湾空港課はこのほど、奄美市笠利町の奄美空港に就航する定期便の2021年(1~12月)の「乗降客数」(速報値)をまとめた。総乗降客数は前年比4・8%増の58万4658人で、やや回復はしたものの19年の89万1990人には及ばず、2年続けて50万人台で推移。20年に引き続き、新型コロナウイルスの感染拡大やこれに伴う減便措置、移動制限などが響いたと見られる。

ソテツ使った料理に挑戦 「ヤラブケー」をどうぞ! 和泊町国頭小 昔の島の生活を学ぶ(2022.2.05)

和泊町立国頭小学校(中村健三郎校長)で4日、3年生12人がソテツを使った料理に挑戦した。同町国頭字の佐々木鐵雄さん(74)と田畑孝子さん(74)の2人が講師を務め、ヤラブケー(ソテツのおかゆ)とタチガン(ソテツ菓子)の2品を調理した。

大島紬ストラップ贈呈 「島を思い出して」 基金協会 巣立つ高校生へ(2022.2.05)

 

公益財団法人奄美群島地域産業振興基金協会(牧雅彦理事長)は今年も奄美群島高校生の全卒業生を対象に「本場奄美大島紬のストラップ」を贈った。3日は、奄美市名瀬の奄美高校で贈呈式を開催。宇都尚美校長が代表生徒に、記念のストラップを手渡した。

きょう「立春」 「幻の桜」ひっそりと 龍郷町(2022.2.04)

 

4日は二十四節気の「立春」。暦の上では春の始まりとされる。龍郷町の山奥では、「幻の桜」ともいわれるヒカンザクラの古木が満開になり、ひっそりと春の気配を漂わせている=写真。

農水大臣賞に田尻さん(知名町) 県フラワーコン(2022.2.04)

 

県花き振興会主催の2021年度県フラワーコンテストが3日、鹿児島市のかごしま県民交流センターであり、最高賞の農林水産大臣賞に田尻博樹さん(知名町)のグラジオラスが輝いた。奄美関係ではこのほか、九州農政局長賞に牧野宏秋さん(同)のテッポウユリ、日本花き卸売市場協会会長賞に西村美穂子さん(同)のソリダゴが選ばれた。

〝5本足大根〟にビックリ! 知名瀬集落「読者にプレゼントしたい」(2022.2.03)

 

奄美市名瀬知名瀬の西盛満さん(52)の畑で31日、5本足の巨大大根が収穫され話題になっている。長さ約50㌢、胴回り30㌢、重さ7㌔で5股の珍大根。西さんは「縁起物なので新聞読者にプレゼントしたい」と話した。

与論町のボランティアグループ「海謝美」 海岸愛護で知事表彰 毎朝清掃(2022.2.03)

 

2021年度海岸愛護知事表彰伝達式が2日、与論町の大島支庁与論庁舎であり、同町の海岸清掃ボランティアグループ「海謝美(うんじゃみ)」に賞状が贈られた。

防災グッズ売れ行き好調 津波警報、購買行動に反映 奄美大島の量販店(2022.2.01)

奄美群島では1月16日未明に津波警報が発令され、多くの島民が高台などへ避難を余儀なくされたことで、防災関連商品への関心が高まっている。缶詰などの保存食や、携帯トイレなどに加え、車中避難をより快適にするためのカー用品の売れ行きが好調だ。津波警報を機とした防災意識の高まりが、島民の購買行動にも表れている。

節田マンカイ今年も中止 2年連続 コロナ禍、対策難しく(2022.2.01)

 

奄美市笠利町の節田集落(長谷川雅啓区長、約225世帯・480人)は、きょう1日に開催を予定していた旧正月の伝統行事「節田マンカイ」を今年も中止する。新型コロナウイルス感染拡大防止のためで、中止は2年連続。踊りは男女が向かい合って歌い、互いに手をふれ合うなど、接触や密集が避けられないことから感染対策が難しいと判断した。