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(2699)新着情報 11月

マニフェスト大賞 優秀成果賞に奄美市 AI技術で給付金支給迅速化 朝山市長が報告(2021.11.30)

 

奄美市の朝山毅市長は29日、地方自治体や市民団体などの取り組みを表彰する日本最大規模の政策コンテスト「第16回マニフェスト大賞」(実行委員会、早稲田大マニフェスト研究所など主催)で、同市の「デジタル活用で特別定額給付金を最短4日で給付」の取り組みが、優秀成果賞を受賞したことを報告した。朝山市長は「他自治体に先んじて、デジタルを活用した取り組みを推進し、市民サービスの向上につなげたことが評価された。今後も、より一層、デジタル化による市民生活の向上に努めたい」と、受賞を喜んだ。

スズメバチの巣相次ぎ確認 被害抑制へ調査・駆除へ 喜界町(2021.11.30)

 

喜界島でこれまで生息していないとされていたスズメバチが、今年8月に同町の花良治集落で確認されて以降、島内でスズメバチやその巣が相次ぎ見つかっている。町は、島にスズメバチがすでに一定数繁殖しているとみて、人的被害の抑制に向けた調査・駆除費を盛り込んだ2021年度一般会計補正予算を、来月2日開会の町議会12月定例会に提案する。

交流型宿泊・飲食施設がオープン 奄美市名瀬入舟町(2021.11.29)

 

「多様な人が出会い、支え合い、より豊かになる」。そうした願いから生まれた交流型宿泊・飲食施設「en‐Hostel&Cafe bar」が奄美市名瀬の入舟町に11月、オープンした。

黒糖焼酎ハイボール開発 12月16日先行販売 南三島の蔵元3社(2021.11.29)

 

三島の黒糖焼酎の蔵元、奄美酒類(徳之島)と沖永良部酒造(沖永良部島)、有村酒造(与論島)の3社はこのほど、各社の代表銘柄を使った黒糖焼酎ハイボールを開発した。来月16日から、それぞれの商品を地元のみで先行販売する。350㍉㍑で価格は現在検討中。

大規模化時代に「小農」のススメ 瀬戸内町節子で萬田さん講演(2021.11.28)

 

鹿児島大学名誉教授でアイガモ農法の研究者・萬田正治さんの講演会が27日、瀬戸内町節子のロビンソンファームであった。テーマは「今、なぜ小農なのか?」。萬田さんは農業の大規模化や法人化が進む中、「このままでは共同社会である農村が消えてしまう」として、あえて小規模で取り組む「小農」のススメを説いた。

シャリンバイ確保困難 大島紬製造現場に暗雲 採取者の減少が影響(2021.11.28)

 

 本場奄美大島紬の泥染めに欠かせない染料「テーチ木(シャリンバイ)」の採取業者が不足し、関係者は頭を悩ませている。高齢化のほか、チップ工場の閉鎖なども影響しているという。染色職人たちは、「国の伝統的工芸品である大島紬の存続にも関わる大きな問題だ」と警鐘を鳴らす。

「沖永良部ゼリー」販売開始 沖永良部高校(2021.11.27)

 

県立沖永良部高校商業科の生徒8人がこのほど、和泊町内の物産事業者と協力し、沖永良部島の食材を使った特産品「沖永良部ゼリー」を開発した。島内のイベントなどで販売し、地元特産品のPRに一役買っている。

オープン5カ月で1000冊販売 シェア本屋「AMAMI・MUJIN」(2021.11.27)

 

奄美市名瀬末広町の中央通りアーケードにあるシェア本屋「AMAMI・MUJIN(アマミ・ムジン)」が、5月末のオープンから約5カ月で、売上げ1000冊を突破した。当初約30人でスタートしたブックオーナーも約55人に増え、本を通した交流の場として、多くの人たちに愛される存在となっている。代表を務める木村麻里さん(32)は、「こんなに多くの本が売れるとは想像していなかった。本を通じた新たな出会いもあり、本の楽しさも感じてもらえている」と喜ぶ。

理科に関する研究記録展で特別賞 国頭小5年・玉利琥珀くん (2021.11.26)

 

第69回理科に関する研究記録展(県小中高等学校理科教育研究協議会主催)の結果がこのほど発表され、和泊町立国頭小学校5年の玉利琥珀くん(11)が、小学校高学年の部で特別賞となる南日本新聞社賞に輝いた。22日、同町役場教育長室で表彰伝達式があった。

埼玉県鴻巣水曜RC会長ら来社 理事の井上さん東京奄美会会長就任を報告(2021.11.26)

 

埼玉県鴻巣市を拠点に活動する鴻巣水曜ロータリークラブ(RC)の宮内たけし会長(80)ら会員4人が25日、奄美新聞社を訪れ、来年5月に創立30周年を迎えるのを機に、奄美市の奄美RCと友好クラブとして交流を推進することなどを報告した。

泉ひかりさん、観光親善大使に 知名町2世のパルクールアスリート 沖永良部島(2021.11.25)

 

おきのえらぶ島観光協会(東山輝昭会長)は21日、沖永良部島2世でパルクールアスリートの泉ひかりさん(26)をおきのえらぶ島観光親善大使に任命した。同日に知名町であった産業フェア(同町など主催)で委嘱状交付式があり、東山会長が泉さんに委嘱状を手渡した。

奄美の冬の始まり告げる リュウキュウアサギマダラ 羽寄せ合い集団越冬(2021.11.25)

 

九州・沖縄も上空に寒気が流れ込んだ影響で冬型の気圧配置となっているが、24日の奄美地方は、最低気温が今季最低を観測するところもあった。急激な気温低下で奄美大島北部の森では、リュウキュウアサギマダラが集団で羽を寄せ合い寒さをしのぐ様子が観察されており、奄美の冬の始まりを告げている。

奄美群島の魅力をPR 県人会が鹿児島物産展 米カリフォルニア州(2021.11.24)

 

米カリフォルニア州北部在住の鹿児島県出身者らが集う北加鹿児島県人会は12日から、同州サンフランシスコ市の日本町にあるショッピングモールで鹿児島物産展を開催している。期間は12月5日まで(現地時間)。県内各地の物産品の紹介の他、世界自然遺産に登録された奄美群島のPRも行っている。

東京奄美会総会・式典 塩田県知事ら記念講演 次期会長には井上脩士さん(2021.11.24)

 

東京奄美会(大江修造会長、勝光重幹事長)は23日、品川区の総合区民会館・きゅりあん大ホールで「総会・世界自然遺産登録記念式典」を開催、約400人が集った。式典では、環境省自然環境局の奥田直久局長、塩田康一鹿児島県知事らが講演した。

スマート農業推進へ 瀬戸内町 無人車で自動散布実演(2021.11.23)

 

瀬戸内町と同町担い手育成総合支援協議会は22日、同町阿木名の果樹園でスマート農業推進研修会を開いた。町内の農家や町職員ら28人が参加。農薬を自動散布する農業用無人車の実演があり、作業の省力化などの効果を確認し、先端技術を活用した農業振興に期待を寄せた。

空き家改修、地域づくりを評価 瀬戸内町阿木名の施設が会長賞に 国交省(2021.11.23)

 

国土交通省の「2021年度地域づくり表彰」の表彰式が22日、瀬戸内町役場であった。同町阿木名の空き古民家を活用した創業支援や地域活動の拠点施設「HUB a nice d!(ハブアナイスディ!)」が全国地域づくり推進協議会会長賞(小さな拠点部門)を受賞。山本美帆代表=鹿児島市=は「これからもたくさんの人のチャレンジを応援する場であり続けたい」と語り、地域住民らと喜びを分かち合った。

 

観光客の滞在日数延長が目標 あまみ大島観光物産連盟(2021.11.21)

 

アシスト付電動自転車(e-bike)を移動手段とする長期滞在型観光のモニターツアーが15~19日、奄美大島であった。全国の旅行関連の会社員ら8人が参加し、「人と自然のふれあい、そして守る」をテーマにした環境文化型ツアーを体験した。

貨物船「みさきⅡ」就航 佐大熊港で記念式典 共同組海運社長らに花束贈呈(2021.11.21)

 

鹿児島市と奄美群島(奄美大島、喜界島、徳之島、沖永良部島)を結ぶ航路に就航した共同組海運(鹿児島市、牛田篤志社長)の新造船「みさきⅡ」(2565㌧、全長110㍍)の就航記念式典が20日、奄美市名瀬の佐大熊港で行われ、離島の貨物輸送を担う同船の就航を祝った。

ワーケーション環境整備へ 和泊町などがモニターツアー 仕事と余暇を楽しむ体験始動 (2021.11.19)

 

観光地などで、仕事をしながら余暇を楽しむ「ワーケーション」のモニターツアーが17日、沖永良部島で始まった。東京都と鹿児島本土の旅行関連の会社員ら計6人が来島し、「自己変容」をテーマとした研修プログラムを体験しながら、インターネットなどテレワークに適した環境が整っているかなどを確認している。

マリックス新船、あす就航 奄美航路、大型化でより快適に(2021.11.19)

 

マリックスライン(鹿児島市)が運航する奄美・沖縄航路の「クイーンコーラル8」(4945トン)に代わる新造船「クイーンコーラルクロス」の船内が18日、報道陣に公開された。引退するクイーンコーラル8に比べ1・6倍に大型化して貨物の積載量が増加した一方、2等室の定員を減らして個室を増やすなど、顧客のプライバシーに配慮した。20日の鹿児島港発下り便から定期就航する

密航、密漁、密輸許すな! 知名町屋子母海岸に沿岸警備協力会が看板設置(2021.11.18)

 

「密航・密漁・密輸」を防ぐため、沖永良部地区沿岸警備協力会(東善一郎会長)はこのほど、知名町屋子母海岸に啓発用看板を設置した。16日、同協力会と沖永良部署、自衛隊などの関係者ら15人が出席し、除幕式を行い、島の安心安全の強化を誓った。

ハブによる犬猫の咬傷被害が多発 「飼い主は命懸けで動物守って」(2021.11.18)

 

ハブの活動時期は7、8月の真夏より、春から梅雨の時期(4~6月)と、暑さの和らぐ秋(9~10月)の時期が活発。同病院へも咬傷を負った動物が多数受診に訪れている。現在までに春、秋とも10件ほどの被害があった。伊藤獣医師は、まだ増加するとみている。今年は手術事案こそないが、治療をしたものの、その後死亡した犬が1件あった。

 

ロードキル防止に一役 店舗内に自動車学校 特別免許証をプレゼント(2021.11.17)

 

奄美ゆいレンタカー(園田自動車・本社喜界)と東京で広告代理店業を運営するワンダーマントンプソン(東京都渋谷区)は11~13日までの3日間、奄美ゆいレンタカーの店舗でアマミノクロウサギ保護を目的とした啓もう活動「アマミノクロウサギ自動車学校」を実施。観光客やレンタカー利用者などにロードキル防止などの協力を呼びかけた。

県開促協提案活動 軽石漂着被害の支援も 新たな経済対策への要望書提出(2021.11.17)

 

鹿児島県は、県開発促進協議会(会長・田之上耕三県議会議長)及び知事による「2022年度政府等の予算編成等に関する提案活動」を16日に中央関係省庁で行った。一行は総務省、国土交通省、厚生労働省などを訪問し要望書を提出。地方税財源の充実・確保や軽石漂着被害への支援などに理解を求めた。

発電用重油タンカーが与論に 軽石影響、2カ月ぶり給油(2021.11.16)

 

小笠原諸島の海底火山噴火による大量の軽石が漂着している与論島に15日、発電用の重油を積んだタンカーが接岸し、約2カ月ぶりに重油を補給した。与論港は軽石の影響で先月下旬からタンカーが接岸できない状態が続いていたが、国土交通省や海運事業者などが軽石の流入を防ぐ海中フェンスを設置し接岸が可能となった。

華やかに「七五三」詣で 高千穂神社、家族連れにぎわう(2021.11.16)

 

「七五三」の15日、奄美市名瀬の高千穂神社(黒木正和宮司)では、子どもの手を引く家族連れでにぎわった。華やかに晴れ着や袴着をまとった子どもたちは両親や祖父母と神社を詣でて、健やかな成長を願った。

田皆岬に遊歩道と展望台完成 記念イベント スタンプラリーで自然堪能(2021.11.15)

 

奄美群島国立公園に指定されている知名町田皆岬の園地再整備事業の完成記念イベント(同町、田皆字主催)が13日、同町田皆岬園地であった。関係者6人がテープカットした後、スタンプラリーを開催。参加者は、完成したばかりの遊歩道を歩きながら田皆岬の自然を堪能した。

コーヒーの実に感激 観光ツアーで農園見学 沖永良部島(2021.11.15)

 

ノアコーヒー沖永良部島コーヒー農園(和泊町和)で12日、旅行客を対象にした農園見学があった。島外から5人が参加し、エチオピア原産アラビカ種が植樹された約1㌶の農園を興味深そうに観察。コーヒーの木や赤く色付いた実に触れ、その感触を確かめていた。

「笠利さばくり隊」が始動 地域の困り事は地域で解決(2021.11.14)

 

奄美市笠利国保診療所と訪問看護ステーション・ふれ愛の郷職員らでつくる「笠利さばくり隊」が発足し、13日、ボランティアでの活動を始めた。この日は奄美市笠利町3カ所で、高齢者へ奉仕。診療所や福祉施設で培ったネットワークを最大限に生かし、地域の高齢者などを対象に〝困り事〟を解決していく。

民謡民舞奄美連合大会 福山幸司さん総合優勝(2021.11.14)

 

2021年度「民謡民舞奄美連合大会」(公益財団法人日本民謡協会、同協会奄美連合委員会共催)が13日、奄美市笠利町の県奄美パークで開かれた。7部門に65人が出場して自慢ののどを披露し、各部門の頂点を競った。7部門の優勝者で競った協会賞争奪戦は、「まんこい」を唄い、壮年の部で優勝した福山幸司さん(北大島会)が制した。

内閣総理大臣賞に喜禎さん(喜界中3年) 花輪さん(沖高2年)が熊本国税局長賞(2021.11.12)

2021年度「中学生の『税についての作文』」(国税庁、全国納税貯蓄組合連合会共催)と「税に関する高校生の作文」(国税庁主催)の入賞者が決まり、奄美群島から喜界中3年の喜禎あさひさんが内閣総理大臣賞、沖永良部高校2年の花輪富士翔さんが熊本国税局長賞を受賞した。

大島快進撃、初の決勝へ センバツ出場「当確」 九州高校野球(2021.11.12)

 

第149回九州地区高校野球大会は11日、鹿児島市の平和リース球場で準決勝があり、大島(鹿児島1位)が有田工業(佐賀2位)を11―7で下し、初の決勝進出を決めた。来春の選抜高校野球(通称・センバツ、阪神甲子園球場で3月開催)の出場校を決める重要な参考大会での2強入り。センバツの九州代表枠は「4」で、大島は「21世紀枠」で挑んだ2014年に続き、2回目のセンバツ出場が決定的となった。大島は12日、決勝で九州国際大付属(福岡1位)と対戦する。

先祖に感謝「ウヤンコー」 墓前で集落や家族の平安願う 喜界島(2021.11.11)

 

喜界町荒木集落で10日、先祖を祭り敬う伝統行事「ウヤンコー(高祖祭)」が行われた。地域住民や出身者が墓地に集い、感謝の果物や酒などを墓前に供え集落や家族の平安を願った。

和泊、知名両町糖業振興会役員会 12月1日操業開始 年内操業8期連続(2021.11.11)

 

2021年度和泊、知名両町糖業振興会役員会が9日、和泊町防災拠点施設やすらぎ館であった。21・22年期のサトウキビ生産量見込みは前期より9751㌧少ない8万7707㌧で、南栄糖業の操業開始日は前年と同じ12月1日に決定した。年内操業は8期連続。

大島、初の4強 センバツ出場が有力に 九州高校野球(2021.11.10)

 

第149回九州地区高校野球大会は9日、鹿児島市の平和リース球場などで準々決勝があり、大島(鹿児島1位)が興南(沖縄1位)を3―0で下し初の4強入りを決めた。来年の選抜大会(春の甲子園)九州代表枠は「4」。今大会の成績が出場校選出の重要参考資料となるため、大島は来年春のセンバツ大会出場に大きく前進した。

毒グモ発見相次ぐ 市街地の公園3施設 奄美市名瀬 環境省「素手で触らないで」(2021.11.09)

 

奄美市名瀬の公園3施設で8日までに、毒グモのハイイロゴケグモが相次いで見つかったことが分かった。人がかまれると腫れやかぶれなどの症状が出て、重症化する恐れもある。環境省奄美野生生物保護センターは「見つけても素手で触らず駆除して」と注意を呼び掛けている。

知名町生涯学習フェスティバル 内閣府エイジレス・ライフ実践事例に新納美壽さん(2021.11.09)

 

知名町第31回生涯学習フェスティバル(同町、同町教育委員会主催)が7日、同町あしびの郷・ちなであった。式典では、福祉と社会教育の2部門で功績のあった8個人・3団体を表彰したほか、短歌コンクールと福祉作文の受賞者に賞状が贈られた。公民館講座舞台発表には8団体102人が出演した。

朝日中吹奏楽部報告演奏会 少人数で迫力ある演奏に感激(2021.11.08)

 

奄美市立朝日中学校吹奏楽部(橋口通顧問・指揮)は、10月23日に名古屋国際会議場センチュリーホールで行われた全日本吹奏楽コンクールで、奄美勢として44年ぶりに参加。13人という大会史上最少人数で見事、銀賞を受賞したことから、支援してもらった人たちへの報告と感謝を込めて6日、同コンクルール出場報告演奏会を奄美文化センターで開催。奄美エフエムディ!ウェイヴの渡陽子さんが司会を務め、会場を埋めた多くの市民が、その迫力ある演奏に耳を傾けていた。

 

朝日中吹奏楽部報告演奏会(動画)

 

 

大島、大分舞鶴との再試合に競り勝つ 初の九州8強入り(2021.11.08)

 

第149回九州地区高校野球大会第2日は7日、鹿児島市の平和リース、鴨池市民、両球場で1回戦5試合があった。大島は大分舞鶴(大分2位)との再試合に3―2で競り勝ち、初の九州8強入りを決めた。鹿児島2位の鹿児島城西は九州国際大付(福岡1位)に4―6で惜敗だった。

 

 

「世界の宝を守りたい!」 オリジナル看板作成 天城町の子ども会(2021.11.07)

「世界の宝を守りたい」―。天城町教育文化の町推進会議・北部地区推進協議会(昇健児会長)と同地区子ども会は6日、アマミノクロウサギのロードキル(交通事故死)防止のオリジナル看板を共同で手作り。ロードキル多発ポイントの県道・松原轟木線沿いには、クロウサギなど希少野生動物の飛び出し事故を抑えるアニマルネットの設置作業も体験した。

大和村で温泉湧出確認 40.1度 大浴場、プール整備へ(2021.11.07)

 

大和村で新たな観光施設整備を進めている総合美術会社・グレイ美術(本社・東京、浜崎哲義社長)は6日、同村大棚の整備予定地で泉温40・1度の温泉が湧き出たことを公表した。また観光客だけでなく、地元住民にも親しんでもらえる施設として、温泉大浴場や温水プールを、2023年夏にオープンさせる計画を発表。奄美の観光・レジャーの新たな目玉となり得る施設が大和村に誕生する。

奄美関連4品入賞 かごしま新特産品コンクール 前川水産やえらぶ色クレヨンなど(2021.11.06)

 

2021かごしまの新特産品コンクール(同実行委員会主催)の審査会が5日、鹿児島市のホテルであった。全113品の中から奄美関係は4品が入賞。県特産品協会理事長賞に前川水産(奄美市)の「CONFIT d,AMAMI」=食品部門=と、えらぶ色クレヨンプロジェクト(知名町)の「えらぶ色のジャガイモねんど(7色入り缶)」=工芸・生活用品部門=が選ばれた。県観光連盟会長賞にはティダ・ワールド(喜界町)の「島のかおり辛味ギフト」=食品部門=が輝いた。

徳之島町・GCFでクロウサギ保護 大胆な看板設置「本気で交通事故ゼロへ!」(2021.11.06)

 

徳之島町は8日から、ふるさと納税型のガバメント・クラウドファンディング(GCF)「本気で交通事故ゼロへ!アマミノクロウサギを守る」事業を始める。同支援の受付け開始を前に5日、ロードキル(交通事故死)多発ルートに、シンプルかつインパクトたっぷりに注意喚起する「ウサギさんがいるよ!看板」の第1号を同町花徳の町道沿いに先行設置した。

「厄介者」を資源に 漂流軽石、土壌改良に活用 伊仙町の宮出珈琲園(2021.11.05)

 

小笠原諸島の海底火山から噴き出したとみられる大量の軽石が奄美群島各地に流れ着いている問題で、徳之島伊仙町のコーヒー農園で軽石を土壌改良に利用しようという試みが始まっている。仕掛け人は宮出珈琲園の宮出博史さん(45)。4日は同町犬田布中学校の生徒7人が軽石の塩分除去や畑の土に混ぜる作業に協力。海を越えてやってきた〝厄介者〟を資源に変えようと汗を流した。

徳之島町史・自然編『恵みの島』刊行 世界自然遺産登録記念(2021.11.05)

 

徳之島町誌編纂室は1日、世界自然遺産登録記念「徳之島町史自然編『恵みの島』」を刊行した。多様性に富んだ地質や岩石、希少動植物にいたる写真や図・表約450点を交え分かりやすく解説。奄美群島の自治体史関係では珍しい自然編単独の刊となっている。

高校野球 九州大会チーム紹介・大島 「一戦必勝」で九州に挑む(2021.11.04)

 

第149回九州地区高校野球大会は6日に鹿児島市の平和リース、鴨池市民、両球場で開幕し、12日(※雨天順延)まで熱戦が繰り広げられる。県予選初優勝で12季ぶり3回目の九州大会に挑む大島は、大会初日市民球場第2試合で大分舞鶴(大分2位)と対戦する。来春のセンバツ甲子園の重要な参考資料となる。大島は21世紀枠で出場した14年以来となる甲子園を目指し、九州の強豪に挑む。県予選6試合中4試合サヨナラ勝ち、3試合の延長戦を勝ち抜いた勝負強さ、粘り強さが身上の大島の横顔を紹介する。

軽石の除去作業に130人 膨大な量に驚き 与論町(2021.11.04)

 

漂着した軽石を除去しようと、与論町管理職組合と同町職員組合によるボランティア作業が3日、同町茶花海岸西側であった。約130人が参加し、午前9時から1時間30分の作業で大型土のう袋50体分(約50立方㍍分)の軽石を回収した。

島の若者がウェディングイベント企画 コロナ禍でも幸せな1日を(2021.11.03)

 

新型コロナウイルスの影響で結婚式を挙げられなかったカップルの夢を叶えようと、島の若者たちがウェディングイベントを企画した。先月30日、和泊町畦布の「海のみえるペンション」でイベントを開催し、2人の門出を祝った。

新納さん(知名町)へ「エイジレス章」 内閣府(2021.11.03)

 

内閣府はこのほど、知名町の新納美壽さん(74)を、年齢にとらわれず自由で生き生きとした生活を送っている高齢者を表彰する「エイジレス・ライフ実践例」に県内で唯一、6年ぶりに選出した。表彰伝達式が2日、和泊町の県沖永良部事務所であり、同事務所の椛山良文所長が、新納さんへ「エイジレス章」表彰状と記念の盾を手渡した。

奄美から藍綬2氏 秋の褒章、県内14人(2021.11.02)

 

政府は2021年秋の褒章受章者を2日付で発表した。受章は808人、22団体。鹿児島県内からは14人(黄綬6、藍綬8)だった。奄美関係では、奄美市明るい選挙推進協議会副会長の伊集院律子氏(81)=奄美市名瀬=と、元調停委員の平井雅代氏(72)=同=が公共事務に尽力した人をたたえる藍綬褒章を受ける。発令は3日。

来春本格運行へ実験開始 宇検村、乗り合い電動カート(2021.11.02)

 

宇検村が高齢者の移動手段として導入を予定している乗り合い電動式カート「グリーンスローモビリティ」の実証実験が1日から始まった。期間は来年1月31日まで。持続可能な公共交通として来年4月の本格運行を目指す。

住用クラブの前田が8強 わんぱく相撲全国大会(2021.11.01)

 

小学生を対象にした第36回わんぱく相撲全国大会(日本相撲連盟、東京青年会議所主催)は31日、東京都の両国国技館であった。昨年は新型コロナウイルスの影響で中止したため、2年ぶりの開催。各地区予選を勝ち抜いた4~6年生207人が出場し、トーナメントで競った。奄美からは前田琉翔(住用)、重久愛斗(徳之島)、早瀬駿太(瀬戸内)の3選手が参戦。4年の部で前田が8強入りと活躍した。

 

浅草・仲見世に奄美物産コーナー 食品16種類を用意 (2021.11.01)

 

台東区の浅草・仲見世に、このほど「奄美大島の物産コーナー」が登場し、多くの観光客の足を止めていた。奄美の味わいを届けるスポットは年内いっぱい設置され、その後も継続が検討されている。