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(2694)新着情報 2021年10月

徳之島コンシェルジュ」育成ワークショップ おもてなし、商品開発資質アップへ(2021.10.31)

 

観光庁の実証事業を導入した「徳之島コンシェルジュ・観光商品造成ワークショップ」(一般社団法人徳之島観光連盟主催)の第1回講座が29日、徳之島町であった。島内の観光関連から高校生まで約30人が参加。近畿日本ツーリスト九州や日本航空(JAL)、三重交通㈱など観光業のプロたちを講師に、おもてなしや商品造成の基礎知識などへの学びをスタートした。

県立大島病院救命救急センター DNAR促進へ連携の形探る(2021.10.31)

 

「蘇生しないで病院へ運んでください」―。県立大島病院救命救急センター主催の2021年度「第4回講演会」が29日、奄美市名瀬の同センターであった。テーマは「救急医療と在宅医療・奄美での新しい連携のカタチ」。救急医療や消防関係者らが参加者し、講演や事例報告を通して、奄美での「DNAR」促進に向けた連携の在り方を探った。

 

コーヒー苗植えに挑戦 徳之島高生ら(2021.10.30)

 

徳之島コーヒー生産者会(吉玉誠一会長)と徳之島高校総合学科の生徒らによるコーヒーの苗植えが29日、同会の第3実証農場=伊仙町阿三=であった。2、3年生の生徒14人が参加。生産農家の手ほどきを受けながら約40㌃の農場に800本の苗を植え付けた。

奄美全市町村で漂着確認 県が軽石問題で対策調整会議(2021.10.30)

 

小笠原諸島の海底火山が噴火した影響で奄美群島に大量の軽石が漂着している問題を受け、県は29日、鹿児島市の県庁で対策調整会議を開いた。県のまとめによると、奄美12市町村全てで軽石の漂着を確認。28日時点の漂着地は、群島内83カ所(うち11カ所は原状回復済み)に上り、漁船被害は12件となっている。会議は奄美各自治体ともリモートでつないで被害状況や関係機関の対応などを情報共有。国の補助金活用も視野に、軽石の除去作業を進めていくことを申し合わせた。

アボカド栽培技術研究会が現地研修 瀬戸内町(2021.10.29)

 

瀬戸内町のアボカド栽培技術研究会(町アボカド生産部会など主催)が28日、同町嘉鉄の町営農支援センターであった。生産者と行政関係者ら33人が参加。専門職員による研究発表のほか、ハウスと露地のほ場で現地研修があり、病害虫や台風、日焼け対策について情報を共有した。

奄美産品を世界へ 奄美市とグリーンストアが立地協定 工場新設で販路拡大(2021.10.29)

奄美市は28日、同市名瀬金久町に食品工場を新設するグリーンストア(同市名瀬入舟町、里綾子社長)と立地協定を結んだ。新工場は来年3月に操業開始を予定。地元の食材を使った郷土菓子や食肉加工品などの「Amami island」ブランドを立ち上げ、海外への販路拡大を目指す。里社長(44)は「奄美の宝である地場の魚、野菜、果物を世界に広めたい」と抱負を語った。

「30年後あるべき奄美の姿」提案 奄振交付金課題分析も(2021.10.28)

 

「奄美群島SDGs委員会」(叶芳和会長)は、「30年後あるべき奄美の姿を描き、いま何をなすべきか」の提案をする会見を、このほど都内で開いた。「奄美振興交付金」の課題などを分析、「故郷発展のための参考にしてほしい」としている。

和泊町の園児に絵本贈る JACと山田海陸航空 「興味持つきっかけに」(2021.10.28)

 

日本エアコミューター(JAC)と和泊町の山田海陸航空(株)の職員らが25日、同町の和泊幼稚園を訪れ、離島の魅力を伝えるためにJACが制作した絵本「ホップ・ステップ・JAC!」2冊を園児に贈呈した。

勇壮な棒踊りを奉納 荒木集落で2年ぶり披露 喜界町(2021.10.26)

 

喜界町荒木集落(益田清区長、217世帯)で24日、九月十九日祭りがあった。2年ぶりに伝統の棒踊りや八月踊りが奉納され、住民たちが集落の豊作と安全を祈願した。

あっぱれ朝日中、堂々の銀賞 全日本吹奏楽コン(2021.10.26)

 

第69回全日本吹奏楽コンクール(全日本吹奏楽連盟、朝日新聞社主催)中学校の部が23日、愛知県の名古屋国際会議場であり、奄美市名瀬の朝日中学校吹奏楽部(橋口通顧問、部員14人)が初出場を果たした。奄美群島勢の出場は44年ぶり。奏者50人以内の同部門に今大会最少13人で臨み、銀賞を受けた。足りない音色を結束した協奏で補う〝朝日中サウンド〟が聴衆を魅了した。

「奄美の宝」継承誓う 奄美大島 世界自然遺産登録で記念式典(2021.10.24)

 

「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」の世界自然遺産登録記念式典(県主催)が23日、奄美市名瀬の市民交流センターであった。官民の関係者約70人が出席。環境省から塩田康一知事と奄美大島5市町村長に世界遺産認定証のレプリカが手渡され、多様な動植物を育む豊かな自然の価値を再認識し、「奄美の宝」を未来へ継承する誓いを新たにした。

「祝!遺産」 特別3機勢ぞろい JALグループが祝意の計らい 奄美空港(2021.10.24)

 

奄美・沖縄の世界自然遺産登録記念式典(県主催)が奄美市名瀬で開催された23日、同市笠利町の奄美空港では、日本航空(JAL)グループの特別塗装3機がそろい踏みした。一部臨時便で機材繰りや運航スケジュールを調整し、歴史的行事への祝意を示した。

本場大島紬のマスクと黒糖焼酎の消毒液特別販売(2021.10.23)

 

鹿児島県立鶴丸高校(鹿児島市薬師2-1-1)の同窓生へ、本場奄美大島紬の生地で出来たマスクと、黒糖焼酎から作られた消毒用アルコール(付属品)が特別販売されている。オンラインショップに登場した「奄美セット」だ。東京在住の卒業生は、それでコロナ禍を乗り越え、友との再会を願っている。

漂着軽石 海運業界に影響 エンジン詰まり航行困難(2021.10.23)

 

小笠原諸島の海底火山から噴き出したとみられる大量の軽石が奄美群島各地に流れ着いている問題で、一部地域ではフェリーの運航や漁業に影響が出ている。

 

伝統の「大蛇踊り」を奉納 保存会が殿智神社で 知名町上平川(2021.10.22)

 

県指定無形民俗文化財の上平川大蛇踊りが20日、知名町上平川の殿智(とぅぬち)神社で奉納された。約10㍍の3本のさおに大蛇をかたどった操り人形をつり下げて操作する大仕掛けの野外劇。地域住民らが見守る中、大蛇が空中を乱舞した。

全国で販売開始 AkikoTogoさん最新作「SUN」 喜界島出身(2021.10.21)

 

喜界島出身のピアニストでシンガー・ソングライターのAkiko Togoさん(本名・東郷晶子)の最新アルバム「SUN」が9月22日から全国で販売されている。

慰霊に感謝し外灯寄贈 摩川内市の企業が知名町へ(2021.10.21)

 

知名町の知名中学校(梅田俊治校長)で20日、太陽光発電式の外灯の授受式があった。外灯は、ソーラーLED灯の開発・販売などを手掛ける岡野エレクトロニクス(田中博代表取締役社長、本社・薩摩川内市)が知名町へ2基寄贈。式では、今井力夫町長から、田中社長へ感謝状が贈られた。

「お気に入り」探す一助に 焼酎飲み比べサービス開始 瀬戸内酒販(2021.10.19)

 

奄美黒糖焼酎の新規ファン獲得につなげようと、瀬戸内町古仁屋の瀬戸内酒販は20日、焼酎の飲み比べサービスを開始する。奄美群島全蔵の酒を取りそろえ、国内外の観光客や、焼酎になじみのない世代へ魅力をアピールする。義永卓也代表(58)は「好みの銘柄を見つけ、長期的に愛飲するきっかけになれば。地元の人にもぜひ試してもらいたい」と話した。

「後輩たちの助けになれば」 選抜出場OBが寄付目録贈呈 大島高校野球部(2021.10.19)

 

2014年春の選抜大会に21世紀枠で出場した県立大島高校の野球部OB(同校66、67回卒)は17日、母校の野球部へ寄付金の目録を贈った。当時の主将だった重原龍成さん(25)が奄美市名瀬運動公園市民球場で練習する後輩たちのもとを訪れ、武田涼雅主将に手渡した。

「えらぶゆり」植え付け 住民ら180人が、球根4万球 和泊町(2021.10.18)

 

和泊町花と緑のまちづくり推進協議会(大福勇会長)は17日、同町喜美留の笠石海浜公園など3カ所でユリなどの植え付けを行った。えらぶゆりサポーター団体などに所属する小学生から一般まで約180人が参加。テッポウユリとフリージア、グラジオラスの計約4万球を植え付けた。

マコモ収穫シーズン 24日午前8時から直売会 生産農家の水田前で(2021.10.18)

 

龍郷町秋名・幾里地区ではマコモの収穫シーズンを迎えている。幾里在住の重山榮仙さん(71)のマコモ水田では、今月10日から収穫を始めた。17日に取材に行くと、「5農家が収穫を始めている」と教えてくれた。「秋名幾里マコモ生産組合」主催の「マコモ直売会」を24日午前8時から生産農家の水田前などで計画している。

「奄美まちゼミ」始まる 奄美市通り会連合会(2021.10.17)

 

奄美市通り会連合会(森幸一郎会長)が主催する少人数制のミニ講座「第3回奄美まちゼミ」が同市名瀬市街地の商店街で始まった。第1回目の講座は16日、「紬のとくやま」であった。店長の徳山貴広さん(39)が講師を務め、参加者に大島紬の洗い方を教えた

「読書通帳」システム開始 天城町立図書館 読書普及に期待(2021.10.17)

 

天城町立図書館(豊蔵錦子館長)が2021年度地方創生臨時交付金の「広がる世界夢ある図書館パワーアップ事業」で進めた「読書通帳システム」の運用開始式が16日あった。森田弘光町長や児童や一般代表が利用を始め、読書活動の一層の普及に期待を寄せ合った。

ミニ運動会で子育て支援 知名町「そら・SORA」(2021.10.16)

 

知名町の子育て支援拠点施設「そら・SORA」主催のミニ運動会が14日、同町の町民体育館であった。沖永良部島内の5歳以下の乳幼児16人とその保護者ら19人が参加し、交流を深めた。

観光スポットが真っ黒に 大金久海岸にも軽石漂着 与論町(2021.10.16)

 

与論町の観光スポット「大金久海岸」に14日から15日にかけて、大量の軽石が流れ着いている。白い砂浜が軽石で覆われ、真っ黒になっている。軽石は、8月に噴火した小笠原諸島の海底火山から漂着したものと考えられる。小石程度から10センチを超す大きさの軽石が漂着している。

永続的な地域振興、お手伝い 交流人口拡大、ドローン活用を展開  JAL(2021.10.15)

 

日本航空(JAL)は14日、奄美大島と徳之島の世界自然遺産登録を契機として、自然環境の利用と保全の両立を図りながら奄美の地域振興に貢献する「奄美群島サステナブルプロジェクト」を展開すると発表した。地域住民とともに交流人口の拡大に取り組む「ビレッジプロジェクト」と、ドローンの活用で地域課題の解消を図る「ドローンプロジェクト」の2本柱で、地域の永続的な発展への継続的な貢献を強調している。

鹿児島大の後藤教授 天城町でセミナー 「放牧・徳之島ブランド牛」も提言(2021.10.15)

 

鹿児島大学産学・地域共創センター主催の「徳之島でのコーラル採取跡地を活用した放牧牛飼養について」のセミナーが14日、天城町役場であった。同大農学部農業生産科学科畜産科学教授の後藤貴文氏が「国土の活用、先端科学とDXによる牧草和牛で畜産業を革新する」で講演。環境保全にも貢献する放牧肥育牛による楽しい徳之島ブランドづくりを提言した。

 

鍾乳洞の保全、魅力発信へ 日本鍾乳洞サミット(2021.10.14)

 

鍾乳洞の保全と魅力発信などを目的とした第33回日本鍾乳洞サミット(日本観光鍾乳洞協会主催)が13日、オンラインで開催された。知名町を含め観光鍾乳洞がある9市町村の行政や管理団体の関係者ら約30人が参加。新型コロナウイルスの収束後を見据えた観光振興などについて意見交換し、観光鍾乳洞の発展に向けて連携を強化し、観光客のニーズに対応した観光地づくりや情報発信などに取り組んでいくとする共同宣言を採択した。

「島の歴史を塗り替えた」 九州地区高校野球予選、大高優勝(2021.10.14)

 

鹿児島県立大島高校(黒木哲二校長・生徒数710人)は13日、同校が第149回九州地区高校野球大会鹿児島県予選決勝に進んだことから、急きょ全校応援を決定。1・2年生が体育館、観戦を希望する3年生が多目的ホール、野球部員らは会議室で、パブリックビューイング方式で決勝戦を観戦。優勝が決まると野球部員らはハト(指笛)を吹き、手踊り。安勝山に響くような拍手と大歓声があがった。引退した3年生の安田秀太郎前主将(18)は「島の歴史を塗り替えた」と興奮しながら後輩たちを絶賛した。

 

軽石が大量漂着 海底火山噴火が影響か 1200キロを漂流 喜界島(2021.10.12)

 

喜界島の東海岸に大量の軽石が漂着していることが10日までに分かった。住民が確認した。軽石は大きなものでこぶし大。志戸桶の海岸では一面に広がっている。鹿児島地方気象台は小笠原諸島の海底火山・福徳岡ノ場(ふくとくおかのば)が8月に噴火した影響で軽石が漂着したとみている。喜界島と海底火山とは直線距離にして約1200キロ。喜界町役場は「これほど大量の軽石が漂着したのは初めてではないか」と話している。

葉タバコ農家、来期半分以下に 知名町群島唯一の産地 10年ぶり廃作を募集(2021.10.12)

 

知名町の葉タバコ生産農家が、来期は半分以下になることが分かった。同町役場農林課によると、今期の耕作人員22人に対し、来期は5~6人になるという。

「奄美群島島めぐり講演会」 6次産業化事例を紹介 天然物化学研究の説明も(2021.10.11)

 

鹿児島大学が各島を回りながらこれまでの研究成果を島民に紹介する「奄美群島島めぐり講演会」の第15回が9日あった。今回は農学部坂井教郎准教授と理工学研究科濱田季之准教授が登壇。約40人が参加し、島嶼地域での6次産業化事例などを学んだ。

沖永良部SC優勝 全日本U‐12サッカー大島地区予選 FC朝日と県大会へ(2021.10.11)

 

JFA第45回全日本U‐12サッカー選手権大会鹿児島県大会大島地区予選(日本サッカー協会など主催)は10日、奄美市名瀬の古見方多目的広場で続開した。決勝トーナメントが行われ、沖永良部SCがFC朝日を下し優勝した。

「すごくきれい、軽い」 大島紬の着付けに感激 赤徳小中学校(2021.10.10)

 

龍郷町立赤徳小中学校(土岐邦寿校長)で9日、本場奄美大島紬の着付け体験授業があった。総合的な学習の一環で、中学1~3年生40人が参加。生徒たちは本物の大島紬に触れ、「すごくきれい」「意外と軽い」などと驚きながら繊細な柄や滑らかな手触りを体感していた。

稲わらの編み方教わる 伝統のしめなわ作り初体験 大和村の名音小(2021.10.10)

 

大和村の名音小学校(桑鶴直幸校長、児童17人)で9日、子どもたちに集落の伝統を伝える取り組みの一環として、しめ縄作り教室があった。児童らは保護者の指導を受けながら稲わらを編む作業を体験した。

マングローブ再生で児童らメヒルギ植樹 宇検村・伊藤忠商事の再生事業(2021.10.09)

 

8月に開始が発表された宇検村と伊藤忠商事(本社・東京)による共同のマングローブ林再生事業の一環として、田検小学校(平山晋校長、児童49人)の3・4年生の児童らは7日、同村が管理する調整池にメヒルギの苗を植樹した。

今年も回復事業実施 瀬戸内町諸鈍のデイゴ並木(2021.10.09)

 

害虫被害などで樹勢が衰えている加計呂麻島の諸鈍デイゴ並木について、瀬戸内町は今年も回復事業を進めている。受託した東京都の「木風」によると、デイゴの衰退原因は菌の感染によるものとみられ、「キクイムシ」という虫が媒介しているという。同社樹木医の後藤瑞穂代表取締役は「感染した枝の切除や土壌改良の効果が出てきている。地域の歴史を伝える存在として大切にしてほしい」と話した。

PTAが文科大臣表彰 学校と地域一体が評価 奄美市笠利町の屋仁小(2021.10.08)

 

奄美市笠利町の屋仁小学校(神田哲郎校長、児童19人)のPTAがこのほど、優良PTA文部科学大臣表彰を受け、市PTA連絡協議会理事会で6日、表彰式があった。

珍しい「宇宙いも」味わって 名瀬中央青果に入荷 大和村福元盆地で栽培(2021.10.08)

 

奄美市の地元市場・名瀬中央青果㈱に7日、珍しい食材が入荷した。まるで隕石のような形をしたヤマイモ科の植物(東南アジア原産)で「宇宙いも」(エアーポテト)と呼ばれる。さっそく地元の小売業者がセリ落としたが、生産者は「あまり知られていない『宇宙いも』を味わって」とPRしている。

観光PRドラマが完成 町民限定で先行上映 見知った面々が熱演、怪演 天城町(2021.10.07)

 

天城町がSNS(会員制交流サイト)で影響力のある発信者「インフルエンサー」とタッグを組んだ観光PRドラマ「ねお、町長になる~徳之島の天城町をバズらせろ!~」が完成し、町民限定の先行上映会が6日、町防災センターであった。

奄美大島、与論島が入選 日本から12地域トップ100入り(2021.10.07)

 

持続可能な観光の国際的認証団体「グリーン・デスティネーションズ」が実施する表彰制度「TOP100」が5日発表され、奄美大島と与論島が入選した。一般社団法人あまみ大島観光物産連盟の境田清一郎事務局長は「環境に配慮した観光に取り組む地域として国際的な認証を受けた。新型コロナウイルス収束後に向け、自然や文化に理解のある旅行者へのアピールになる」と喜んだ。

群島で自転車観光構築へ 奄美大島協議会を設立 3島にモデルコース計画(2021.10.06)

 

奄美群島サイクルツーリズム構築事業の一環で4日、奄美大島協議会が設立され、奄美市名瀬の奄美会館で初会合があった。行政や観光、商工関係者ら約30人が出席し、島内でのサイクリングモデルコースについて検討。5日は徳之島で協議会が立ち上がったほか、6日は沖永良部島でも協議会を予定しており、年度内に3島でモデルコースを設定する計画だ。

クロウサギ観察小屋に海外から評価 天城町 クールジャパンアワード授賞(2021.10.06)

 

外国人の目から見て優れた日本の文化、観光資源などに贈られる「クールジャパンアワード2019」に天城町当部の「アマミノクロウサギ観察小屋」が選ばれた。新型コロナウイルスの影響で2年越しとなった授与式が4日、同町役場であり、森田弘光町長は「受賞を契機にアフターコロナでの観光復興を目指したい」と笑顔を見せた。

ゼロエネルギーハウス知ろう 省エネと創エネ組み合わせ 和泊町(2021.10.05)

 

再生可能エネルギーなどを活用して年間エネルギーの消費量を正味ゼロにすることを目指した「ゼロエネルギー住宅」(以下、ZEH)の講演会が3日、和泊町の長浜館であった。地域住民ら30人ほどが参加。琉球大学の眞榮平孝裕教授が講演し、ZEHについて理解を深めた。

22年度公立高校募集定員 大島学区28学級1120人(2021.10.05)

 

県教委は4日、2022年度の公立高校(市立7校含む)生徒募集定員を発表した。県内7学区のうち3学区で中学校卒業予定者数が減少したが、県全体としては増加。募集定員は全校で増減なしとなった。8高校(全日制8、定時制1)ある大島学区では、学区内の中学校卒業予定者1001人(前年度比80人増)に対し、募集定員は28学級1120人(同増減なし)だった。

県の感染防止対策宿泊施設認証 「安心の宿」奄美は11施設(2021.10.04)

 

コロナ禍において感染予防と経済活動の両立を図るため、県は利用者の安心と信頼を確保し利用促進につなげる制度として、宿泊施設、飲食店の認証制度を推進している。宿泊施設の認証は8月から12月までの3回に分けて申請を受け付けているが、9月下旬までに51宿泊施設が認証され、この中には奄美の宿泊施設も11施設が含まれている。県は周知を図ることで「安心の宿」の利用を高めていく。

古高留学寮生5人がPR 国内留学イベントにオンライン参加(2021.10.04)

 

瀬戸内町の古仁屋高校の地域みらい留学寮生5人は、(一財)地域教育魅力化プラットホームが主催する「越えて行こう  地域みらい留学」高校進学オンライン合同学校説明会に3日、参加した。

移住・定住案内書を作成 仕事や住宅事情など盛り込む 大和村(2021.10.03)

 

大和村企画観光課はこのほど、移住・定住ガイドブック「亜熱帯の海と山に囲まれて暮らしたい方へ」を作成した。村内での仕事や住宅事情、文化活動、移住者の声などを紹介。同ガイドブックは村役場を訪れた移住希望者らに配布しているほか、村ホームページ内でも電子版で閲覧できる。

環境に配慮した町へ 10月1日は「浄化槽の日」 知名町(2021.10.03)

 

0月1日の「浄化槽の日」にちなみ、知名町役場職員がポロシャツを制作した。環境に配慮した町を目指し、合併浄化槽等への接続率アップを図るのが狙い。

村営バス本格運行開始 観光面での効果に期待も 大和村(2021.10.02)

 

大和村が実証実験運行していた同村│奄美市名瀬間の村営バスが1日から、本格運行に移行した。区間や便数、停留所などの変更はないが、1カ月定期券は新料金となる。村企画観光課は「実証実験運行を経て安定的な公共交通体系が確保でき、村民生活の利便性向上が図れたことは大きい。観光面でも今後、効果が期待できる」としている。

海外進出へ新ブランド 50年古酒「ましゅ」発売 西平酒造(2021.10.02)

 

奄美市名瀬の西平酒造は1日、同市名瀬の直営店で記者会見を開き、西平せれな新社長(33)の就任と海外向け新ブランド「奄美秘伝シリーズ」の発足などを発表した。第一弾として、50年熟成の古酒「ましゅ」をオンライン限定で発売する。西平社長は「黒糖焼酎を通じて奄美の歴史と文化の継承、雇用促進につなげたい」と意欲をみせた。

農家ら工事の安全祈願 畑かん整備で起工式 知名町(2021.10.01)

 

県の畑地帯総合整備事業(担い手育成型)知名南西部地区の起工式が30日、知名町住吉の整備予定地であった。住吉、徳時両地区の農家や施工事業者、行政関係者など約30人が出席し、工事の安全を祈った。

通常営業きょうから再開 期待と不安、複雑な心境 奄美の飲食業関係者(2021.10.01)

 

 県が新型コロナウイルス対策をめぐり、県内全市町村の飲食店に要請していた時間短縮営業が9月30日で終了し、1日から通常営業が可能になった。8月20日からの時短要請期間は1カ月以上。奄美では臨時休業する店舗も多かったため、関係者にとっては待望の再開となる。ただ、すぐに客足が戻るかは不透明で、感染再拡大の懸念も付きまとう。もろ手を挙げて喜べない現状に経営者らは不安も抱えている。