国土交通省は19日、2019年1月1日を基準日とした地価公示価格を発表した。県内35市町291地点の平均変動率は前年比マイナス1・0%で27年連続の下落となったが、下落幅は8年連続で縮小した。市町村別の平均価格は龍郷町の住宅地が2・8%、奄美市の住宅地が0・7%前年を上回った。住宅地の平均価格が前年を上回ったのは奄美の2市町と鹿児島市(0・1%上昇)だけで、龍郷町の上昇率が最も高かった。奄美群島の市町村の平均地価が前年を上回ったのは、06年の市町村合併で新たな自治体の枠組みとなってから初めて。
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